魔夏とは (マナツマナツとは) [単語記事]

概要

ストーリー

思いもよらない事態に翻弄され、迷走する男。
真実を知ったとき、稲妻と共に過去の記憶がよみがえる。
彼を待つのは、死か……それとも救いか。
始まりは、たった一つの彼女のセリフだった。

登場人物

主人公(直人)

過去に妹をいじめによる自殺で亡くした。ある日恋人の発言が引き金となり殺してしまい、そこから死体を隠したり妹の死の真相を探ったりと、選択肢により様々な行動を起こすことになる

紗絵

主人公の恋人。いじめに関するニュースを見ていた際、「弱いからいじめられて死んでしまう」という発言をしたことが引き金となり、主人公に絞殺されてしまう。「学生時代に遼子という子をいじめていた」と語っている反面、遼子の死後、遼子にあてて書かれた手紙の中には遼子と仲良く遊んだ思い出や、遼子を助けてあげられなかったことによる後悔の念が綴られていた。また、初めから主人公が遼子の兄であることを知っていて交際し、主人公に自分を殺させることで「死による償い」をするために自分の過去を打ち明けた、ということを匂わせるストーリーもある。

遼子

主人公の妹。学生時代に重い病気を患いながらも奇跡的に治療に成功。しかしその後学校でいじめに遭い、それを苦に体育館倉庫で首をつって自殺してしまった。…かのように思われていたが、実は彼女は自殺したわけではなく、いじめっ子集団の度が過ぎた行為が原因の他殺であったことが判明する。1度目は廃ホテルで人形の姿で、2度目は車の助手席で実体のない幽霊の姿で主人公の前に姿を見せ、自殺などしていないという真実を伝えた後に主人公が罪を償い、胸を張って幸せに暮らすことを願って成仏した。