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魔法の国とは、著:遠藤浅蜊、絵:マルイノのライトノベル「魔法少女育成計画」シリーズに登場する架空の組織である。シリーズ開始時は雲の上のよく分からない世界といった体であったが、登場人物の成長やキャリアアップと共にその姿が徐々に明かされてきており、現在(QUEENS[8巻目]時点)は物語の展開上極めて重要な位置にある。
異世界にある魔法使いと言われる種族が暮らしている国で、新しい血を求めて様々な世界へ住民を送りこんでいる。我々の世界も例外ではなく、呪術・魔法・超能力の類の力を授ける代わりに、その人物を自国へ取り込むという関係を長らく築いてきた。社会的・経済的な影響力も強く、陰謀論や都市伝説の類は魔法の国が一枚噛んでいるケースがままある。魔法少女モノのTVアニメを作って宣伝をしたり、魔法少女まとめサイトで知名度・定着度を上げるようなことも行っている。一般人のふりをして社会に入りこみ、魔法使い・魔法少女の手助けをする協力者も多い。誤解されがちだが、これら魔法使いや協力者には男性が普通に存在する。
最近(といっても導入されてから百年以上は経過している)は、三賢人の主導で導入された、優れた身体能力と容姿を得る代わりに使える魔法を一人一つに限定する「魔法少女」がトレンド。ただし、そのことを快く思っていない派閥も年長の魔法使いを中心に根強い。
後述のように数多くの部門によって構成されていて、魔法使いや魔法少女の活動を助ける役割をしている。しかし、部門間の風通しの悪さや仲の悪さ、意思疎通の悪さは相当なもので、様々な面で綻びが見え始めている。また、臨時雇用や外部職員制があったり、上層部と現場で意思疎通がからっきしだったり、資格や講習で微かに昇給できたり、部署をタライ回しにされたりと労働環境が色々と生々しい。
早い話が、英国魔法省のような縦割り・派閥対立・硬直化して腐敗している構造の時空管理局に、魔法少女が彩りよくトッピングされているような組織である。
なお、魔法の国の各部門に所属している魔法少女は、魔法の国から魔法を高く評価されて登用された者に限られている。その他多くの魔法少女は担当地域内で人間としての生活を送りながら無償の人助けを行っていたり、フリーランスとして活動していたりしている。言うなれば公務員と民間人の関係に近い。
※死亡・除籍・部門の統廃合の情報はあえて伏せて記述しています。最新の状況は原作をお読みください。
また、読み進めないと所属が明らかにならない人物も記述しています。ご注意ください。
また、原作やファンブックでは「~部門」と「~部」で表記が揺れていますが、本記事では「~部門」で統一しています。
魔法少女の人事を司る。スカウト、選抜試験といった人材発掘だけでなく、既存の魔法少女の教育・研修・メンタルケアなども行っている。魔法少女の配置転換もこの部門が担当。その権限の大きさから闇も深く、物語を大きくかき乱す人物が少なくない。暗殺班や機密チームなど表には出せない組織も存在している。restart終了後以降の部門長はプフレ。
各部門が正しく働いているかの監視や、魔法使い・魔法少女が絡んだ事件の捜査、違反行為の調査・摘発、悪質な魔法少女の身柄拘束を行う部門。「魔法の国のおまわりさん」と言われることも。本部の建物は歴史を感じさせる木造の剛健な作り。
外部の国家や自治体、企業や組織への交渉を行う部門と思われる。広義の外交、つまり武力行使も業務内容に含まれている。それ故に威圧的で強硬派な所があり、街一つを結界で覆う、その街を丸ごと吹っ飛ばそうとする、というような過激な行動も。腕っぷしの強い魔法少女が多く所属しており、特にエースである魔王パムの実力や、彼女が主催する魔王塾(後述)の影響力から、部門の中では発言力が大きかった。
華やかな建物にある魔法少女の広報を行っている部門。本作では、魔法少女モノの創作作品は魔法少女に対する印象アップのための宣伝物であり、登場する魔法少女は本物、物語は実話だったり脚色ついてたりフィクションだったり、ということになっている。日曜朝の定番番組や、魔法少女育成計画と同じ時期に放送されているゆるい魔法少女アニメも、実は実在の少女が演じている……という設定。ただし、端的に言ってしまえば彼女たちは芸能人魔法少女。素顔が作品通りとは限らないし、作品が人気になってもその人生が順風満帆とは限らない。
新しいビジネスビルのような建物に存在する新しい部門。様々なデータ収集や研究を行っていると思われるが、始めて描かれたのがACESということもあり、実態はまだ謎に包まれている。
電子情報部分を扱う新設部門で部門長はキーク。短編にしか描写がなく、彼女が失脚してからの部門の状況は不明。
悪事を行った魔法少女を収監する施設。魔法少女が悪事を行うと、軽度なら再訓練、重度なら資格喪失となるが、人間に戻しても手に負えない、何者かにより復活されてはたまらないような凶悪犯の場合は収監・封印の措置が取られる。作中ではフィルルゥが看守として勤めるアメリカの刑務所、ピティ・フレデリカやプキンが収監されていたイギリスの第七宿舎といった施設が確認できる。なお、日本国内に刑務所は存在しない。
他にも、魔法の国の要請に応じて依頼を請け負い、報酬を貰う魔法少女の存在が確認できる(@娘々など)。
ここまで魔法の国魔法少女部門。以下の2部署は魔法の国本国管轄のため、魔法の国出身者でないと手が届かない。
魔法少女の個人情報を管理する部門。部門長は現身の手法に反対したことで魔法の国から左遷された老魔法使いで、それ故に大の魔法少女嫌い。restartでの一件によりそれはさらに加速している。ちなみにかなり強固なオスク派。
人間世界を含めた世界中の情報を管理する。組織図的には前述した全部門の上位に位置する。
以下の組織は厳密には魔法の国の組織ではないものの、密接な関係を持つため本項で記載する
現行の魔法の国の体制に不満を持ち、革命を起こして変革をもたらすことを企てている勢力。ただ、革命軍上層部は魔法の国と癒着しており、本気で革命を起こす気があるかどうかは怪しいという。
最初の魔法使いの一番弟子である3人の魔法使い。魔法の国を作りだしたと言われている。現在、名前が明らかになっているのは2名。また、現身と呼ばれる自身の分身のようなものを普段は使っており[4]、真の姿を見せたことはない。また、それぞれに派閥ができており、少なくともオスク派とプク派は激しく対立している。
残るカスパ派は弱小勢力を自称。事実、資金や戦闘力などでも他の2派閥には遠く及ばないのが現状となっている。
魔王パムが設立した、戦う魔法少女のためのサークル。魔法(物理)な性質故に孤立しがちな戦う魔法少女に対し、ともに切磋琢磨して高みを目指す環境を作ろうという目的で設立されたのだが、輩出した魔法少女の戦闘力の高さや外交部門の全力バックアップもあり、現在は魔法の国の一大派閥へと変貌してしまっている。その影響力の強さは、塾生でなければ外交部門で出世はできないとされるほどであり、逆に、研修を終え魔王に認められるor一撃を入れて塾の卒業生となれば、経験なし・実績なしの魔法少女でも人事部門試験官のポストに難なく就くことが可能であるほど。
塾では二つ名が魔王から(強制的に)与えられる。また、漢字にルビが振られた技名を考えるということが必修らしい。ただ、卒業後にそれらを守っているかは人それぞれ。
魔法の国が特定の魔法少女に授けるサポートキャラ。マスコットを持つことは魔法少女にとっては一種のステータスである。歴史をさかのぼれば梟や猫といった使い魔が該当し、現在は様々な形態が存在している模様。作中では電脳妖精型・小動物型・妖精型がこれまで登場している。
掲示板
78 ななしのよっしん
2023/06/25(日) 08:09:38 ID: hucL0tiacp
異世界が1つとは言ってない気がするから、1つの世界で失敗してもそことの関わりを切ってしまえばいいから部門でいくら失敗してもどうでもいいのかな?
79 ななしのよっしん
2024/02/27(火) 14:28:55 ID: 8R724eigW2
>>72
とりあえず「赤」エンディングで一応三賢人システムの実態が露わになって、それと連動して世界維持エネルギー問題も何とかなりそうにはなって来てるけど、それだけで変わるかはまだ未知数かなーという感じ(一般人には三賢人?それ自分と縁ないし?だし、次代の神輿候補も思わぬ場所から覚醒しちゃったし)。ラズリーヌ一派の残党はまだまだ変革のために策動を続ける気でもあるので。
80 ななしのよっしん
2024/02/28(水) 13:28:52 ID: 8R724eigW2
>>77
なおカスパ派の実態は「魔法でエネルギー問題の解決法を知ったが、それを実行しように反対派が多そうと考え過ぎて逆に身動き取れなくなったトップ」を、それに取り入った人誑しのプロがいいように神輿や道具にしていた模様…(当然最後には決別して死闘に)。トップ自体は賢人現身中唯一の良心だったし、利用された先で人の温かさに触れる事でより変化していたが…。
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最終更新:2024/04/19(金) 21:00
最終更新:2024/04/19(金) 21:00
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