魔神柱追悼動画 単語

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マジンチュウツイトウドウガ

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魔神柱追悼動画とは「Fate/Grand Order」の最終決戦時の魔神柱があまりに可哀想で付けられたタグである。
他にも「200万回殺された魔神(バルバトス)」「600万回殺された魔神アンドロマリウス)」というタグもある。

概要

スマホアプリFate/Grand Order』は、2016年12月22日20時30分より、7章クリア者限定&期間限定で繰り広げられる最終決戦「終局特異点 冠位時間殿 ソロモン」を配信した。
イベント終了後も未クリアプレイヤーは最終戦のみの仕様プレイが可クリア後の再挑戦はできない)
このイベントでは「魔神柱」と呼ばれるボスたちと戦う事になるのだが、イベント限定の仕様として各拠点のボスを全FGOプレイヤーで何度も倒す特殊ルール『制圧戦』が設定されている。表向きはFGOプレイヤーを合わせて強ボス達を打破するお祭り騒ぎを楽しもう!というイベントである。

しかし、問題はこの制圧戦の三つの仕様にあった。

1番は7章クリアまで頑ったプレイヤー達へのご褒美として、
2番は「ボスを倒すと他のボスへの支援が発生しなくなる」という戦略性を高める要素として、
3番は上記のおいしい報酬を沢山受け取って欲しいという運営の計らい、もしくは強プレイヤーが回数制限に引っかかり制圧が遅くなるのを防ぐため(直前まで過剰なまでに7章クリア応援するキャンペーンを行っていたことからもそれが伺える)だったのだろうが、

これら3つの要素が全て重なってしまった結果、

「自分以外のプレイヤー達によりボス復活上限まで倒されてしまった場合、
交戦権がくなる=美味しいドロップ品が一切もらえなくなってしまう」

という図式が成立してしまった。

ちなみに、FGOキャラクターの霊基再臨(進化)とスキルレベル上昇のために専用アイテムをそれぞれ決められた個数ずつ消費する必要があるのだが、その入手手段が非常に限られている割に必要個数が多いため、一部では「素材収集ゲー」とまで揶揄されるくらい高レアドロップアイテムの重要度が高い。
つまり、今回のイベントはまさに年末バーゲンセールのようなものだった。
その結果、他のプレイヤーは「強大な敵に共に立ち向かう仲間」ではなく、「限られた素材必死で奪い合う競争相手」となってしまったのである。

イベントが始まり、ドロップ情報が広まるや否や、FGOプレイヤー崩を打って魔神狩りに専心していく。
重なドロップ品を他のプレイヤーに取られてなるものかと、を問わず寝食を忘れ、現実時間がクリスマスに突入しようが何をしようがぶっ通しで狩り続けた。
時期がちょうど冬休みの開始時期、かつ3連休と重なったのも競争に拍をかけ、年末進行で本を入れられない一部の社会人達の悲鳴を余所に、魔神柱はまるでワカメの如く生える端から刈り取られていった…

運営側はこれを見て大いに肝を冷やした。
制圧戦開始前の第七章クリア済みのプレイヤー全体の約1/4ほどであるため「撃破回数は各敵に200万回程あれば期間一杯まで十分保つだろう」とタカをくくっていたものの、凄まじい勢いでカウントされていく撃破数を見て自分達の見通しが甘過ぎたことを痛感。大慌てで魔神柱を強化したり、回数制限を増加させたりしたが時すでに遅し

そして、3日と保たずに全ての魔神柱(合計1800万柱)が素材に飢えたマスター達によって狩り尽くされた。
さながら全てを食い尽くす黙示録のイナゴの如し、である。

る人は「殺したかっただけで死んでほしくはなかった」よくわからない事を嘆き、柱をへし折った。
る人は黒幕が人理焼却したくなった気持ちが解る」ヒト欲望に打ちのめされ、柱をブチ折った。
る人は「おいしいをなくした」「追悼の意を表すべき」と慰霊碑となる動画を作った。そして、柱を折る作業を再開した。

犠牲柱一覧

管制塔 バルバトス

「管制、点。全てを知るが故、全てを嘆くのだ。焼却式 バルバトス

第4章で若き日のマキリ・ゾォルケンが変身した魔神柱。序列8位。クラスアサシン
パイモン、ブエル、グシオンシトリー、ベレトレラジェ、エリゴス、カイムの8柱を従えの座を守護していた。

よりも先に逝ったため、狩り尽くされた魔神柱の中でも特にネタになりやすい。

という最もおいしい条件であったのが運の尽き。
最序盤こそエリア数字順で並んでいたためかフラウロスの座)にリードを許したものの、情報が知れ渡るにつれマスター達の矛先はバルバトスの座)へと集中。
23日午前6時時点で140万ほど折られ運営からのてこ入れ魔力供給exitの結果50万本追加されたのだが、イナゴと化したマスター達にとっては「追いバルバトスまたは「狩れる素材が増えた」だけの話。

3時間後の23日9時10分頃 管制、瓦解。
速44体という圧倒的な速度で狩られた末、約12時間で1柱撃破の一報は、その後の採集決戦最終決戦の流れを決める切っ掛けになっただろう。

情報室 フラウロス

情報室、開廷。過去を暴き、未来を墜とす。焼却式 フラウロス

第2章でレフ・ライノール・フラウロス変身したストーリー上記念すべき初登場の魔神柱。序列64位、クラスランサー
リアス、ウァプラ、ザガン、ウァラク、アンドラス、アンドレアルフス、キマリス、アムドシアの8柱を従えの座を守護していた。

バルバトス陥落後に討たれた第2の犠牲柱。こちらもドロップ素材採集難度の高いもので構成されており、それらの需要とバルバトス陥落時の撃破数が他の魔神柱より頭一つ飛び抜けていたためか、めでたく次のターゲットになった。あと所長の

23日16時15分頃 情報室、終了。
帰宅前にプレイできなかった社会人マスター達は血の涙を流したという。24時間持たなかったよ…。

観測所 フォルネウス

「観測所、起動。清浄であれ。其の跡を消す。焼却式 フォルネウス

第3章でメディアリリィの手でイアソンが変身させられた魔神柱。序列30位、クラスキャスター
グラシャ=ラボラス、ブネ、ロノウェ、ベリトアスタロス、フォラスアスモダイガープの8柱を従えの座を守護していた。

フラウロス陥落後、ドロップ品が「数を必要とするタイプ」や「まだ実装間もない新規素材」だった為か、次のターゲットになった。
だが後述のサブナックも狙い素材だったため、正確には2柱めてターゲットになったと言うべきかも知れない。

23日20時31分頃 観測所、閉館。
何とかギリギリ1日持ったが何の慰めにもならなかった。

生命院 サブナック

「生命院、明。生きとし生けるもの、皆等に燃えるべし。焼却式 サブナック

誰だお前ストーリーには登場していない魔神柱。序列43位、クラスアーチャー
シャックス、ヴィネ、ビフロンズ、ウヴァル、ハーゲンティ、クロケル、フルカスバラの8柱を従えの座を守護していた。

フラウロス陥落後、上記のフォルネウスと共にターゲットにされ始めた。全ては新規素材「呪胆石」をドロップしたのが悪い。

23日22時12分頃 生命院、臨終。
こちらも1日保ったがほぼ誤差である。
以上4柱が倒れたことにより棄孔 アンドロマリウスが出現した。

兵装舎 ハルファス

「兵装舎、補充。共に愛しながら憎み合うのか。奪い給え。焼却式 ハルファス」

第5章でクーフーリンオルタ変身した魔神柱。序列38位、クラスバーサーカー
フルフルマルコシアス、ストラス、フェニクス、マルファス、ラウム、フォロカル、ウェパルの8柱を従えⅤの座を守護していた。
クラス相性を考慮してか魔神柱の中でHPが85万あった。

4柱陥落後、アモン素材がまずかった&アンドロマリウスが600万体撃破を要された為、ターゲットにされ始めた。

24日10時12分頃 兵装舎、停止。
これで残るのはアモンアンドロマリウスの2柱となった。

覗覚星 アモン

「覗覚開眼。数多の残像、全ての跡を私は捉える。焼却式 アモン

第6章でオジマンディアスが勝手に変身した魔神柱。序列7位、クラスライダー
バアル、アガレス、ウァサゴガミジン、マルバス、マレファルアロケル、オロバスの8柱を従えの座を守護していた。

初期の6柱の中では後発のアンドロマリウスに撃破数が追い付かれるレベル素材がまずかった為に一番最後まで生き残っていたのだが、ついにターゲットにされ始めた。

24日14時46分頃 覗覚、消
これを以って初期6柱、総計1200万体が48時間保たずに殲滅されることになった。

廃棄孔 アンドロマリウス

棄孔、崩落。不要なもの、全てを捨てよう。焼却式 アンドロマリウス」

バルバトス、フラウロスフォルネウスサブナックの4柱が撃破された後に現れた魔神柱。序列72位、クラスセイバー
ムルムル、グレモリー、オセ、アミー、ベリアルデカラビア、セーレ、ダンダリオの8柱を従えⅩの座を守護していた。
この柱だけ撃破数は600万に設定されている。いっぱい殴れるよ!やったねマスター

4柱陥落後に突如出現。ここまでの特異点でのを使い果たしたマスター達をストーリー上では絶望させ、現実では新たな素材として歓迎された。
「数が必要なタイプ」と「まだ実装間もない新素材」を引っさげ、その美味しさからハルファスとアモンの延命に成功。
彼ら2柱と共に事に24日のクリスマスイブを迎えたが、翌日を迎える前に2柱が殲滅され、たった1柱でクリスマスを迎えるハメに。

最後の方は多少飽きられながらも25日10時37分頃 棄孔、閉鎖
これにより魔神柱登場から62時間7分、アンドロマリウスの登場から36時間25分で魔神柱は全て殲滅されることになった。
後はソロモンくのみである。

溶鉱炉 ナベリウス

溶鉱炉解放。一時の辛抱なり。焼却式 ナベリウス」

あぁ、そういえばいたねこいつ。序列24位、クラスセイバー

ゼパル、ボディス、バティン、サレオス、プルソン、モラクス、イポス、アイムの8柱を従えⅠの座を守護していた。

上記の魔神柱殲滅戦の前に一度のみ戦うことになる魔神柱。0番の犠牲柱。
最初に倒されるのを不幸とみるか、200万回も倒されなかったことを幸福とみるかはあなた次第である。

柱の6時間

12月24日午後9時から翌25日の午前3時までの6時間は
1年間で最も魔神狩りをする人の多い「柱の6時間」です。

方の知り合いや友人ももれなく魔神狩りをしています。
普段はあどけない顔して世間話してるあの魔神を狩っています。
方が片想いしているあの綺麗な女性魔神を狩っています。
方にもし年頃のさんやがいて、いまFGOをやっているのでしたら間違いなく魔神狩りしてます。
方と別れたあの方がそのとやってきた魔神狩りを別のプレイヤーとやっています。
方の将来の人や結婚する相手は、いま魔神を狩るためにヒィヒィ言っています。
男が憧れているあのお兄さんやオジサマ方も今宵はベッドあおおーっ!!魔神狩り一夜をすごすことでしょう。

ともに戦いましょう。そして、すべての魔神柱を狩りましょう。

性の6時間コピペ

 

各所からの言葉

でもマーリン英雄作成はLv7止まり。
なぜって……バルバトスさんが……オレが眠っているうちにバルバトスさんが……
おのれ人類、なんとしても滅ぼす……!

などと、人類の消費文明・競争社会の恐ろしさをマジマジと見せつけられる最高の制圧戦でした。
うそう、人類悪ってこういう事よ。

竹箒日記 2016/12/26exit

奈須きのこFate/Grand Order 原作者)

僕と一緒に柱の6時間を過ごそう! #FateGOexit

回す方のノッブ島崎信長Fate/Grand Order 主人公CV

FGOプレイヤーたちの戦略について

開戦当初、全拠点を均一に抑えながら情報室を重点的に攻め陽動作戦展開
敵の情報室に引き付けられた後、踵を返して管制一気に制圧する
返す情報室に取って返しこれを殲滅
揮系統が大混乱に陥った隙を逃さず、観測所を粉砕してを奪う
次いで生命院に打撃を与え復元機を遮断
烏合の衆となった兵装舎をし、 単独での実働戦の低い頭である覗堂を滅多打ち
中枢神経系が全壊滅した後、全員ケツを死姦ガン掘り

なんだこの死神軍団

当記事掲示板>>16より

最後に

この戦いで死んだ魔神1800万体に敬意と哀悼の意を込めて
殺したかっただけで死んでほしくはなかった

次なる採集決戦

2018年4月29日から開催されたFate/ApocryphaとのコラボイベントApocrypha/Inheritance of Glory」で実装された「撃退戦」は魔神狩りとほぼ同様の仕様Fate/Apocryphaで登場したサーヴァント達を何度も撃退することになり、ドロップする素材によっては魔神柱を上回るペースサーヴァント達が狩られていくのではと予想された。

前回の採集決戦からユーザー数が増えたことと、時間も経過していること、更に参加条件が前回とべて緩いことから何倍もの撃退ノルマが用意されており、採集決戦でバルバトス記録したペースを軽々と更新されていった。特に需要の多い素材ドロップするサーヴァントは終盤になるとバトル1ターンが経過するたびに1万体近く倒される怒涛の撃退ペース記録している。最速撃退は4月30日正午から登場したアタランテ(鳳凰羽根・隕蹄ドロップ)であり、600万回撃退する必要があったが、開始から5時間36分で撃退298体というバルバトスの約7倍速度で撃退された。この回は他のサーヴァントと合わせて1800万回(採集決戦の全魔神柱と同数)撃退するノルマが課されたが、開始から10時間57分で全滅している。
このイベント素材だけでなく、1回の撃退戦で手に入るQPも宝物庫周回とほぼ同等であり、それも相まって1~2ターンで周回するパターンを組むプレイヤーが続出。採集決戦とべて高速周回できる材料っていたことからこの異常ペースでの撃退が続いた。

普段から育成の素材とQPに飢えているプレイヤー達の飽くなき欲望を表現するにはこの上ないイベントであろう。こんなことやるんだったら普段から素材とQPの収拾効率上げろというもわからないではない。

このイベントは約2年後、2020年3月復刻プレイヤー達が初回で特攻礼装をえていたこと、強サポーターであるスカサハ=スカディの実装等もあって、初回以上のペースで刈り取られるジャック・ザ・リッパーセミミスの姿が見られた。

バルバトス、再び

2019年4月から開催された『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』とのコラボイベントレディライネスの事件簿」にて、イベント後半の開始となる5月3日魔神柱との採集決戦が再現された。

このイベントはこれまでにクリアしてきた特異点やイベントの一部を記憶から再現して追体験するというストーリーだったのだが、第1部終章も再現されてしまったのである。しかも、舞台ロンドンであるためかよりにもよって再現されたのは「の座」。すなわち、バルバトスとの戦いである。その数推定2000万。かつての終局特異点の決戦で現れた全魔神柱の総数を更に上回る群れがプレイヤーの前に立ちはだかったのだ。今回も大量のドロップアイテムを持って

もはやある意味伝説となっていたバルバトス、その復活プレイヤーたちを素材的な意味で、歓喜の渦に叩き込んだ。イベント前半の流れから採集決戦が行われるであろうことはプレイヤーの多くが予想しており、18時の後半開始と同時に出現したバルバトスはまさにかつてのごとく狩られ始めた。

どこにこんなに隠れていたのかと首をかしげる程のアクティブユーザーが一斉に殺到したことで、採集決戦が開始して1時間も経たないうちに鯖落ちが発生。だが、そんな事にもめげない人類悪たちプレイヤーたちは復帰と共にすぐさま狩りを再開。同日24時までに約1200万柱を叩き折った。これは500柱以上ペースである。途中鯖落ちがあった事も含めればさらにペースは増す。

また、ストーリーにおいても主人公(Fate/Grand Order)が「世界で最も魔神柱を殺した人類」と認定され、サーヴァントなら魔神特攻が付与されるレベルとまで公式に言及されてしまった。

追いバルバトス、再び

開始6時間で1200万柱が吹き飛び残りゲージは既に1/3程、「やはりバルバトス朝日を拝めないのか」「また参加出来ないのか」とプレイヤーたちがくもあきらめかけていた深夜0時のこと。

ゲームデータ更新され、3分の1にまで減っていた残りゲージが「悲しみに燃える敵拠点の魔力の増大によりexit」、およそ8割程度にまで回復した。それはまさにかつての採集決戦の再現であった。倍以上に増加した敵戦はその数5000万柱、単体のレイドボスとしてはFGO歴代ぶっちぎりの最多である。とりあえずこれでバルバトス一夜狩りつくされる事態は回避され、復活して々今だ」と全周回していたユーザーも落ち着いた。

やったね、マスター。収穫が増えるよ!3日ともたなかったけど。

そして管制室、再瓦解

かつての終局特異点におけるバルバトスの25倍、魔神柱全体の総数とべてなお3倍近い圧倒的な物量は一晩が過ぎ、もう一晩が過ぎても尽きることはかった。表面的には緩やかなゲージ減少にある者は飽き、またある者は推しパで趣向を凝らす等、一時期は一見してほのぼのしたが広がる。

しかしマスターの物欲も尽きてはいなかったかった。実装された祭り状態からはペースを落としつつも、毎時100万本近い猛スピードで着々と収穫され続けるバルバトス

十時間で消滅した前回よりもはるかに健闘し何と二日もの時を稼いだものの、5月5日22時50分頃、ついに撃沈。約2日で5000万柱がすべて討伐されたのであった。このとき均討伐速度は毎時約94万柱、毎にして263柱。そして時間単位の最高速度、619柱過去レイドイベントの最高記録を塗り替える数値は、断末魔が長い」だの「話見たいからもう死んでいいぞだの邪悪極まる罵倒を受けつつも彼がどれほどされていたかを示している。

長いようで、やっぱり短い祭りであった。
レイド戦後の決着戦が始まるまでの空白の時間は彼らへの追悼に充てよう。死んでいったバルバトスたちに合念仏お祈りは三蔵ちゃんとマルタさんが散々唱えてくれたから、もういいよな。

ありがとうバルバトス、さようならバルバトス。おいしいやつを亡くした。

なお、バルバトスの最後の置き土産として、管制瓦解直後に鯖落ちが発生したことを付け加えておく。もう少しを落としておけば、もう少しだけは長生きできたのに、それをしないあたりに人類悪の片鱗が読み取れる。

バルバトス、三度

2022年1月に「レディライネスの事件簿」は2年8かぶりに復刻された。当然バルバトス伐採も復刻されたのだが、今回は2021年末から邪馬台国レイドクリスマスボックス開封→コヤンスカヤレイドと続いていたため、わりとマスターの間では疲れも見えていた。特にコヤンスカヤレイド素材もQPもポイントも美味しかったため、そちらにを入れたマスターも相当数いたと思われる。

そのような若干の不安要素、バルバトスにとっては少しでも長く生きられるかもしれないという希望を持たせて、イベント開始。そして、2022年1月18日18時バルバトスは出現し、レイドが開始された。

が、ふたを開けてみればやっぱり皆はこぞってバルバトスを狩るのに全を尽くすのであった。前回の際にはいなかった光のコヤンスカヤオベロンなどの強サポート実装スキル使用時の演出高速化の実装により伐採スピードは加速。さらに前回不評だった長すぎる断末魔カットというユーザーに応える運営の計らいにより、マスターという名の人類悪はバルバトスと大量のQPとポイントへと変えていくのであった。

バルバトス、バグる

レイド戦が始まって約3時間後、20:50にFGO運営から「現在確認している不具合について」のページお知らせがなされた。その内容は以下の通り

特定クエストバトルにおいて、バトルメニューの「エネミー消滅短縮」の設定がONになっている場合、エネミーの消滅演出の高速再生時にボイス再生されない不具合を確認しております。(1/18 20:50追記)
※対クエストは以下となります。
ロード・エルメロイⅡ世の事件簿×Fate/Grand Orderコラボレーションイベント復刻版:レディライネスの事件簿 -Plus Episode-」 第十節 レイドバトル

現在確認している不具合について - FAQ | Fate/Grand Order 公式サイトexit

バルバトス断末魔カットはまさかのバグだったのであるバルバトスの最後のの機会は意図せぬ偶然によって奪われていた。運営のまさかのミスプレイヤーは賛辞を送り、押し寄せる人類悪の前にバルバトスはただ黙して死ぬだけであった。

そして管制室、三度目の瓦解

前回と同じく、追いバルバトスも行われたものの、焼け石にだった。

2022年1月19日21時前、バルバトス伐採了。

終戦ではバグが発生しなかったのか、あるいは修正されたのか、沈黙を続けていたバルバトスは最後の最後にマスターたちへの断末魔という名のメッセージを残すことができた。

追いバルバトスも含めて、計3500万柱、約1日と3時間弱で狩りつくされた。おおざっぱに27時間として3500万柱/27時間=130万柱/時。やはり前回より伐採速度は上がっていた。

ありがとうバルバトス、さようならバルバトス。最後は断末魔を上げられてよかったね。

その他レイド戦のあったイベント

敵殲滅速度記録

他ゲームでの類似事例

マギアレコード

2019年3月22日13:00よりイベントLast Magia」が開催。こちらも全プレイヤーワルプルギスの夜を何度も倒す特殊ルール『制圧戦』が設定され、期間限定ショップで各種素材と交換可アイテムが落とされること、さらに一部素材制限で交換可であった。FGOとの違いは、FGOは攻撃対を選択可なのに対し、マギレコは一つのエリアクリアしなければ次のエリア解放されず、ゲージ回復おかわりが来なかったことである。

そして・・・
決戦を迎えたその日、展開されたのは単に素材が欲しい者から原作アニメに思い入れのある者までワルプルギスを袋叩きにするであった。その勢いたるや、深夜に現れたエリアに至っては「起きたらもう最終戦だった」という事態に。
結果、エリア合計で4150万体あった最強最悪の魔女翌日20時15分まで膚なきまでに叩きのめされたのだった。均討伐速度369体(8.4バトス)、間最高風速速620体(14バトス)。難易度も相当低かったとはいえ、恐るべし・・・

プリンセスコネクト!Re:Dive

2019年12月22日15:00よりイベント「王都終末決戦」が開催。こちらも覇瞳皇帝が召喚した4体のサーヴァントを全プレイヤーで何度も倒す特殊ルール『制圧戦』設定。前述のイベント劇への対処として、編成可パーティメンバーを制限した上、各ボスへの挑戦回数が最大でも10回、さらに挑戦回数の回復には2時間で1つという遅さにしたことが功を奏し、開始翌日23日0時の段階で全体400の内22%しか削られていないという、この手のイベントとしては異例の立ち上がりの遅さとなった。
ところがボス弱体化・挑戦回数のストックを20回に倍増、回復速度を1時間に1つと短縮、さらに参加プレイヤー全員に20回の挑戦回数を配布したことで事態は一変し、討伐速度急上昇。23日23時に「サーヴァント・ロクス」がくも倒されたのを皮切りに、翌24日18時に「サーヴァント・ブレド」、翌25日0時2分に「サーヴァントマギ」が撃破され、最後に残った「サーヴァント・ウォル」も同日9時までに討伐。終わってみれば採集決戦同然の結末になってしまった。

ブルーアーカイブ

2023年1月25日11:00よりイベント「F.SCT攻略戦」が開催。こちらもキヴォトス各地に突如として出現した6本の「虚妄のサンクトゥムタワー」のボスを全プレイヤーで何度も倒す特殊ルール『制圧戦』設定。FGOとの違いは全ボスが1度倒されると全部復活し第二フェーズへ移行するという点、一日の挑戦回数に制限を設けた点である。

そして・・・
イベントが開始されると、展開されたのは数多の先生ボスを袋叩きにする「ブルアカ版採集決戦」だった。特に「ヒエロニムス(色彩)」については、同時に実装された聖園ミカが常に確定会心の対ボス特化貫通アタッカーであったこと、色彩効果により重装甲属性にされていたこと、ギミックも少なく倒しやすかったこと、ドロップ品の中にトリニティノートBDといった美味しい物が含まれていたことが災いし、く間にバルバトスポジションに。第一フェーズは開始からわずか2日後の27日7:30に撃沈、第二フェーズに至っては復活した30日0:25からさらに速い1日後の31日11:45に撃沈されてしまった。
その他のボス「ビナー(色彩)」「シロ&クロ(色彩)」「ケセド(色彩)」「ホド(色彩)」も第一フェーズでは30日0:25までに全て倒され、第二フェーズでは「ペロロジラ(色彩)」が加わったものの、「ケセド(色彩)」「ホド(色彩)」以外のボス2月3日10:46に討伐され、面倒な要素が多いことから最後に残った2体も多少飽きられながらも5日12:11に撃沈されてしまった。

関連動画

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関連項目

関連リンク

脚注

  1. *1ターンで一度に出現するエネミーは最大3体なので、強な全体宝具を連射しても最速で3ターンかかる
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