この記事は、放送中の作品のネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
鴻上聖(こうがみきよし)とは、アニメ『遊☆戯☆王ヴレインズ』の登場キャラクターである。CV:菅生隆之。
作中ではおおよそ鴻上博士と呼称される。
元SOLテクノロジー社所属の研究員。
10年前に独断でハノイ・プロジェクト(ロスト事件)を計画し、3人の助手と共に実行。
7年前に死亡している。
公式には死んだ事になっていたが、実際は
・ロスト事件解決後にSOLテクノロジー社によって監禁、3人の助手と共に6体のイグニスを完成させる
・7年前、シミュレーションによる未来予測の結果を見てイグニスの廃棄を決定する
・イグニスを独占したいSOLテクノロジー社の重役たちによって電脳ウィルスを仕込まれ、自宅に送還、意識不明になる
・息子の鴻上了見が3人の助手の助力を得て、意識データだけをネット上に再現
という過程を経てネット上に復活。
「ハノイの騎士」を結成し、サイバース世界を襲撃。襲撃自体は失敗したが、その後も逃げたイグニス(Ai)を追跡していた。
ハノイの騎士のリーダーは表向きリボルバー(鴻上了見)となっているが、実質的な首謀者は鴻上聖。
ハノイの騎士はイグニスを抹殺する最終手段として「ハノイの塔」計画を実行。
これはLINKVRAINS内の電子データを分解して吸い上げる装置を建設し、
ハノイの塔が完成すれば集束した高密度データコアが外のネットワークに放出され、
現実世界のあらゆる電子機器を破壊するという世界的規模のテロ計画であった。
しかし塔完成直前に現実世界の肉体が限界を迎え、息子に人類の未来を託して死亡。
意識データも同時に消滅してしまう。
Playmaker対リボルバー戦後に現実の遺体は消えており、どうなったか不明(おそらく了見が持ち去ったと思われる)。
『父は元々世界に混乱を起こすためにイグニスを作り出そうとしたわけではない。
父の目的は来たるべき未来、人類の危機に対し、新たに人類の後継種を作ることだった。
人はどれだけ進化しようと、いつ起こるかわからない自然現象の前では常に絶滅の危機に晒されている。
いいやそれらが起こらずとも、人という種自体がすでに寿命を迎えようとしている。
そんなことを父はよく口にしていた。
だが、人の意思が地球環境に適する肉体に縛られている限り、その危機は回避できない。
そこで父は、肉体に縛られぬAIにその夢を託そうとした。
意思を持つAI、それこそが人類の正当な後継種だと考えたのだ。』(TURN43/鴻上了見)
鴻上博士は意思を持つAI「イグニス」が「人間を手助けし種としての寿命を延ばしてくれる」と信じていた。しかし、シミュレーションの結果、イグニスの成長速度は鴻上博士の予想を大きく超え、やがてAIは人間を管理し始め、人間はAIを敵視し、人類の滅亡へ繋がるという予測を出してしまう。
「人類の敵」を作り出してしまった鴻上博士は、自らの手でイグニスを抹殺する事を決意する……。
…と、大筋ではまともそうな話をしているが、そもそもそのイグニスを作り出す過程でロスト事件を起こし、「6人の子供を誘拐・監禁し、連日デュエルを強要する」というだいぶ頭のネジが飛んだ方向へ行ったため、鴻上博士は歴代でもかなりヤバイ部類の悪役とされている。
そのうえイグニスを抹殺する為なら世界中の電子機器を破壊する計画まで立てるのだからもう滅茶苦茶である。
理念を追求するあまり善悪の概念をすっ飛ばすタイプの研究者なのだろう。本人は悪いと思っていないのでなおさらタチが悪い。
鴻上博士が起こしたロスト事件は、監禁された子供達の人生に大きな影響を与えた。
藤木遊作が他人との関わりを避けるのも、
草薙仁が心を閉ざしたまま入院している事も、
穂村尊の両親が誘拐された息子を探し回って事故死したのも、
全部鴻上博士の無茶な計画が発端ということになる。
影響が少ないのは、元々天涯孤独で事件後にはハノイの騎士に加わったスペクターくらいだろう。
父親の理念と罪を背負うことになった鴻上了見も、事件に影響されている。
ハノイの騎士がサイバース世界を襲撃した事で、結果的にイグニスと人類の対決が早まった可能性が高く、
新勢力は理由不明だが事件被害者を狙っている。
遊戯王VRAINSにおけるストーリー上の事件はほぼロスト事件と連鎖して起こる為、今後も鴻上博士が原因となる案件はますます増えると思われる。視聴者の間では「だいたい鴻上博士のせいにしておけば間違いない」と言われるほどである。
詳細不明の事件被害者はあと2人いるし、今後も鴻上博士の株は下がり続ける事だろう…。
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最終更新:2024/04/20(土) 11:00
最終更新:2024/04/20(土) 11:00
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