鵼の碑とは、京極夏彦による小説である。百鬼夜行シリーズの九作目にあたる。
一時期ファンの間では幻に終わると思われていた小説作品。前々から邪魅の雫の次に当たる作品として予告されていたが、全く音沙汰がなく、このまま公の元に出ないのではないかと心配されていた。しかし、2023年7月末から発売に関する情報が出され、2023年9月14日に無事に講談社から発売された。
この事はファンを大きく驚かせ、ツイッターを中心に多くの読者で話題になった。結果として前作から17年ぶりの発売になった。
なお、ここまで発売が遅れた理由は各ニュースサイトのインタビュー等によると単純に忙しくて中々完成させる時間が取れなかったとのこと
。事実、作者は他にも作品を書いていたし、日本推理作家協会の代表理事の仕事など様々な活動を行っていたので別に仕事そのものをさぼっていたわけではないことを作者の名誉のため述べておく。
殺人の記憶を持つ娘に惑わされる作家。
消えた三つの他殺体を追う刑事。
妖光に翻弄される学僧。
失踪者を追い求める探偵。
死者の声を聞くために訪れた女。
そして見え隠れする公安の影。
発掘された古文書の鑑定に駆り出された古書肆は、
縺れ合いキメラの如き様相を示す「化け物の幽霊」を祓えるか
講談社BOOK倶楽部から引用
掲示板
1 ななしのよっしん
2023/12/11(月) 17:57:00 ID: XXXLjcv9qg
多数の動物のモノノケが現れて繋がる事で鵼になる話
モノノケ毎に複数視点のザッピングで進むけど、一番楽しいのはやはり蛇退治かな
2 ななしのよっしん
2024/04/11(木) 00:21:56 ID: MLiqgoDxI6
蛇パートで急に一人称になる(地の文に「私」が出てくる)ところが2箇所くらいあったのはミスなのかな。
3 ななしのよっしん
2024/08/11(日) 18:01:47 ID: Fa14+0GJ3n
ちょっとネタバレだけど、先行した凶骨・陰摩羅鬼に続いて『後巷説百物語』の後日談(にして『了巷説百物語』の予告編)でもあるのは面白かった…けど…あの後結婚してたのは良かったけど、「孫世代」は今回の事件でショックを受けつつもなんとかやっていくようだけど、なんで「子世代」の時代にあんな事が…。
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最終更新:2025/12/09(火) 15:00
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