麦茶(むぎちゃ)とは、オオムギの種を焙煎し、煎じて水やお湯で溶かした飲み物である。
麦茶は体温を下げる効能や胃壁を守る効果があり、夏場などによく飲まれる飲料である。
学校の部活動の部員やスポーツ選手にも水分を補給するために麦茶を飲む愛好家が多い。
「茶」と銘打たれている飲料ではあるが、「茶葉を使う」事が今日の日本の茶の定義であるため今日では厳密には茶ではない。しかし昔の日本人は「お茶=植物を煎じたものをお湯で溶かしたもの」という意味でも使っているためこちらの意味で「お茶」になる。(日本人は茶葉でないものもタンポポ茶や松葉茶のように茶と呼んでいた。)
歴史は古く、平安時代から飲まれている飲み物で江戸時代では「麦湯」として販売されていたが、一般家庭で煎じるようになったのは明治時代からである。正式に「麦茶」として販売されるようになったのは冷蔵庫の普及がきっかけ。
なお、毎年6月1日は麦茶の日として定められている。これは原料となる大麦の収穫時期がこの頃であるため。獲れたての新麦から作った麦茶は美味であり、夏場の飲み物として定着した。
一般的に冷やしたものが飲まれることが多い。
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最終更新:2025/01/22(水) 02:00
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