黒パン 単語

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クロパン

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黒パンとは、

1.色がパン(ライ麦パン黒砂糖を使ったパン)の事
2.ズボンパンツ)、あるいはパンツ下着、下履き)の略

のことである。

黒パン(食べ物)の概要

一般的に「黒パン」と言った場合、ライ麦パンのことをす(黒砂糖を使ったパンは「パン」と呼ばれる)。

ライ麦は元々、小麦に生えるイネ科の雑草だったが、小麦に似ている個体が運よく除草を逃れるということが続いた結果、穀類として進化していったと言われる。元が雑草だけに繁殖が強く、小麦が育たない瘦せた寒冷地でも育つことから、じゃがいもが輸入される前のドイツをはじめ中欧東欧では重な穀物だった。

ライ麦を使ってパンを作る時は、小麦パンとは異なり「サワー種」といわれるパン種を使う。ライ麦粉とを混ぜ合わせて適切な条件下で放置しておくと天然酵母乳酸菌が繁殖するので、これをパン種としてライ麦粉を発酵させ焼き上げる。

こうしてできた黒パンは、

が特徴で、ぶっちゃけマズい人を選ぶ味わいである。中世ヨーロッパの庶民にとっては重なパンであったが、あまりに固すぎるので、野菜と豆のスープに浸してふやかしてから食べていた。

一方王侯貴族はと言うと、「そんなモン食えるか」とばかりに小麦で作った白パンを食べていた。じゃあ貴族食卓に黒パンは上らなかったのかというと、ちゃんと上ってはいた。ただし「食べ物」ではなく「皿」として。 暗黒時代突入に伴いローマ時代の文化が吹き飛んだこともあってか、中世貴族食事ワイルドだった。晩御飯にはハーブスパイスをふんだんに使った大きななんかを、おのおの大きなナイフで切り分け、手づかみで食べていた。この時の受け皿、取り皿として、スライスした黒パンが使われた。食後、皿代わりの黒パンは使用人の晩御飯もしくは飼い犬のエサとして下げ渡された。

貧乏人が黒パンを食べ、持ちが白パンを食べるという構図は欧州で長らく残り続けた。「アルプスの少女ハイジ」で、ハイジ白パンを食べて感し、アルムの山にいるおばあさんに持って帰ってあげようとしたのも理はない。

最近は栄養が豊富で独特の味を持つ黒パンの魅が再認識され、小麦粉とライ麦粉をブレンドして焼いたパンが「ライ麦パン」として日本でもしまれている(詳しい作り方などは関連動画参照)。

 

黒パン(衣装)の概要

タグとして用いられる場合、特に下着類が見えたりする作品類に付く。

尚、色合い的にセクシーさが意図のあるなしに、推されたように見える作品に付く事が多い。男女問わず。

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最終更新:2024/04/25(木) 17:00

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