黒住教とは、黒住宗忠が江戸時代の1814年11月11日に立教した神道系の宗教である。
天理教や金光教とともに幕末に広まったため、それら他の2つと合わせて「幕末三大新宗教」と呼ばれることもある。ただし前述のように創始されたのは幕末より前である[1]。「新宗教」と言っても既にそれなりの長さの歴史があり、「新」と言うのは他の古い神社神道と比べれば新しいといった程度の意味である。
いわゆる「教派神道」の一つで、かつては「神道十三派」(教派神道十三派)に数えられていた。本部は岡山県岡山市にあり、奇しくも教派神道仲間である金光教と同じである。令和6年度の『宗教年鑑』によれば統計調査上の信者数は29万7154名で、信者数の規模も金光教に割と近い。
教祖である黒住宗忠は天照大御神に関した神秘体験をしており、その経緯から主神は天照大御神であるが、その他の記紀の神々は天照大御神が姿を変えて現れたものだという、一般的な神道とは違う独自の解釈を行っている。
当主を務めた黒住宗晴は日本会議の代表を務めたことある他、黒住一族からは黒住忠行など政治家も輩出したことがあるなど今も一定の影響力を持っている。
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最終更新:2025/12/08(月) 04:00
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