黒鉄ナギとは (クロガネナギとは) [単語記事]

黒鉄ナギとは、「はやて×ブレード」に登場するキャラクターの一人である。

概要（後期登場キャラにつき、ネタバレ注意）

　本作品の主人公こと黒鉄はやての双子の姉であり、はやてが天地学園に入学するきっかけにもなった人物。
容姿ははやてと瓜二つで、はやての友人たちからも一見間違えられるレベルだが、はやてと違って頭頂部にアホ毛は無い。逆にクセ毛がはやてより激しく、特に後頭部はギザギザ状態である。また、性格故かはやてと比べて目付きが悪く、ジト目なことが多い。
　原作１巻時点では中等部１年。天地学園中等部に剣待生（いわゆる特待生）として入学するも、早々に怪我をして入院するハメになってしまう。天地学園のルール上、剣待生は星奪りに参加しなければ時間経過で自動的にランクダウン→剣待生除名となってしまうため、彼女の代わりに妹のはやてが天地学園に潜入し、星奪りに参加することになった。

　その後、怪我が完治した冬休み明けに天地学園剣待生として復帰しようとするが、はやてが天地学園を去るのを拒んだ為、姉妹で剣待生の席をめぐって対立することになる。もっとも、ナギ本人ははやてを嫌っているわけでは無く、むしろ天地の学生の中でも自然に語り合える数少ない存在である。

性格
　人と関わるのを極力避ける傾向があり、友人を作ることを非常に面倒くさがっている。実際、入学当初も刃友の楔束はしていなかった模様（でなければ夕歩の例のように剣待生取り消しの危機にはならないハズである）。しかしコミュニケーションが苦手なわけでは無く、食堂ではやてとその友人達に再会した時は冷静でしっかり者の姉を演じていた。
しかし本心は結構ひねくれており（というよりリアル中二なので歳相応か）、人の居ないところや養母である流麗の前では中々思い通りにならない状況に愚痴やため息をつくことも・・・。

実力
　右手のみで剣を持ち、左手をパーの形で前に着き出すスタイルで戦う。戦闘中は左手や無効部位で相手の攻撃を受けながら右手で反撃するという、ゴリ押し気味なカウンター戦法を取る。
　はやて同様、身のこなしも素早い為、格下が相手なら攻撃を全て避けつつ反撃することもできる。
戦闘に熱中すると自身のダメージを気にせずに戦い続ける傾向があり、長期戦になるとジャッジにストップをかけられるほど満身創痍になってしまう。

　入学直後から長期に渡って天地を離脱していたこともあり、はやてとの対立後はさらにボッチ気味。
唯一、後輩である知花叶依から楔束を持ちかけられているが、もっと強い相手と楔束したいらしく、彼女から逃げまわってばかりで、お互いDランクのままである。対するはやてはAランク目前。姉妹の宿命の対決はまだまだ先になりそうである。