黛チャイムとは、東海道新幹線で使用された2代目車内チャイムである。
黛敏郎により制作された東海道新幹線車内チャイムで、開業時より使用されていた鉄道唱歌に変わって1968年より使用が開始された。
これは1970年に大阪で開催されることとなった万国博覧会にあたり、「新幹線のスピードに鉄道唱歌はあわない」ということで、「新幹線のスピードにあった未来の曲」というリクエストにあわせて制作されたものである。
だが、出来上がったチャイムが鉄道唱歌と異なりあまりにも恐怖難解であったことや、列車によっては音源が壊れて流れるなど不評であったため、1972年に4打点チャイムへ変更された(4打点チャイムは民営化後リニューアルのうえ途中駅チャイムとして2003年までひかりチャイムと併用)。
結果、車内チャイムとしては使用期間4年と短く、録音された音源も後発の「ひかりチャイム」以降の車内チャイムと比べると少ないため「幻のチャイム」と化している。
なお、メディアの収録音源としてはレコードが2枚(ビクター・東芝)と帝国ホテルの新人研修用スライドが確認されている。
ちなみに、車内チャイムはオルゴール音源と思われるが、このチャイムの納品自体はカセットテープで行われている。
東海道新幹線60周年記念CMでは開始10秒あたりでしれっと他のチャイムに紛れ込む形で4音だけ入っている。
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最終更新:2025/06/16(月) 19:00
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