3Dカスタム少女とは (スリーディーカスタムショウジョとは) [単語記事]

3Dカスタム少女とは、TechArts3Dより発売されているエロゲーである。

Amazonにおける3D エロゲー売り上げNo.1の座を１年間死守し、その後2011年 2月16日のロットアップまでトップテン以内をキープし続けるベストセラーであった。Amazonにおけるマーケットプレイス最終在庫の売値は59800円（笑）。しかもそれでも売れてしまい、在庫は完全に尽きてしまった。
現在 8000円前後で中古が購入できる。現在3Dカスタム少女XPを所有している正規ユーザーは新バージョンへの無償アップグレード可能。

2011年 12月9日、改めて全てのパッチを適用済+ゲームと連動するオナホール付き新製品「USBオナホールと3Dカスタム少女」が公式より発売された。現在も新品が購入可能。このページ下部のリンクからどうぞ。

日本初のエロゲーベースのCGMソフトウエアでもあり、モデルデータやスクリーンショップ・プラグインの同人開発や有償販売が許諾されている、他のアングラ改造コミュニティとは一線を画する、国産Poserとしての一つの地位を確立している。新作としてBullletブランドで3D 少女という企画が進行中であるが、これが3Dカスタム少女とどのような位置づけがされるのかは不明であるが、Ma@ya氏は職場が変わったという事でモデリングに関しては3D 少女の方に注力している模様。XP r5はオナホ対応が前面にだされているが、改変ボーン対応など詳細な部分でチューンが行われた他、待望のWindows7正式対応になった。また英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語のマニュアルが用意され、公式で海外通販際とで世界各国で購入可能になった。海外でもスクリーンショット画像や動画が公開されるようになり、発売から４年を超えてもその人気は陰りを見せる様子はないようである。

概要

（公式では）3300個にも及ぶパーツを組み合わせて自分好みの美少女を作り出すゲーム。

ゲーム中はシナリオ・イベント等は一切無く、「パーツを組み合わせて動かす」事に尽きる内容になっている。

ニコニコにはパーツを組み合わせてアニメやゲームのキャラクターを作る動画が投稿されている。

前述したとおりエロゲーなので18歳未満は購入をお断りしております

発売当初は、ふとましいお姉様しか作れなかったが、バージョンアップを重ねる毎に低年齢化し、それをさらに低年齢化するパッチも開発されている。現在ニコニコ動画に投稿されている最年少キャラクターは設定上小学校３年生という事になっている18歳である。なかには見た目が３歳くらいに見える作品もあるが、それは目の錯覚である。

Project XP有料バージョンアップが12月24日に発売開始。ポーズエディタを搭載した事により、一部の職人だけが可能としていた任意のポーズをポーズエディタで自由に作れる様になった事、また複数の女の子を同時に画面に配置できる事から、既存の手書きMAD作品などに対するリスペクト作品が今後期待される。なお、発売日当日はダウンロードサイトが不調で、翌日の朝まで大混乱の状況を呈していた為に、期待されていたXP版新作動画は数本しか投稿されなかった。

従来のToyStudioを使用した非常に高度な編集技術が要求されるアニメーションも、ポーズエディタとユーザーが開発した描画エンジンやオーサリングツールによって様々なアニメーションが作られている。MMD同様、キャラクタデータとモーションデータは独立している為、一つのモーションに様々なキャラクターを振り付けた作品も投稿されるようになった。また次期公式パッチに対してもアニメーションオーサリングツールの搭載が強く希望されている。

なおエロゲで唯一毎時や総合ランキングに顔を出す作品が投稿されるゲームでもある。IOSYSのPV「チルノのパーフェクトさんすう教室」や、Alstroemeria Recordsの「【東方】Bad Apple!!　ＰＶ【影絵】」を毎時ランキングでぶっちぎる等、発売から１年半経過した現在も全く陰りを見せる様子は無いようである。

2ch 東方スレにおいて、3Dカスタム少女についてこのようなコメントが寄せられた。

「エロパワーすげぇ」

改造パーツは2012/10月時点で1750万個、185Gバイト。もはや組み合わせはパッケージの「少女 ∞」を現実にしている。ゲームシステムにも改造が加えられ、発売初期の面影はもはや全くない。

BGMについて

公式ではゲーム標準のBGMや音声は使用禁止（版権の問題らしい）なので、動画作者が独自に個人的趣味 BGMを付ける事が多い。東方ボーカルシリーズが割と多用され、全体の1/3を占めるという。しかし、おそるべきは残り2/3で、このゲームの年齢層の高さを示す一つの証拠となっている。主に使われる曲は20年前前後の名曲で稀に30年前の物もある。この事から3Dカスタム少女ユーザーの年齢層は40代を中心に、おっさんがメインを占めている事が判る。名曲巡りとして3Dカスタム少女の動画を散策するのも一つの楽しみかたである。

MikuMikuDanceとのコラボレーション

tso2pmdと呼ばれる、ヘビーセーブデータをMikuMikuDanceのデータ形式に変換するツールが開発された。それまで高度な技術を必要としていた、ダンスモーションが容易に利用できるようになり、MikuMikuDanceのお堅いコミュニティと、エロからギャグまで幅広く自由で開放的な3Dカスタム少女の世界が地続きになった。これにはカス子のエロの世界がMikuMikuDance 文化に流入される事を予想されたが、それは杞憂に終わり、カス子の莫大なキャラ資源がMikuMikuDanceに流入を始め、従来キャラとカス子モデルの併用した作品も見られる様になった。特にカス子は全く違うキャラのアイテムを自由に装着できる事から、衣装チェンジやMS少女、AC 少女などかつてMikuMikuDanceでは存在し得なかったキャラも登場している。パーツ数では既に10万個を超えたカス子のアイテムはアクセサリ代わりにも使える事から、MikuMikuDanceは膨大なアクセサリを一度に獲得した事になる。同時にカス子では殆どなかったダンスモーションや広大な背景が利用できる事から、両者のアクセサリや背景を組み合わせたコラボ作品は多い。