CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・バイスとは (カオスナンバーズサンジュウニカイコウリュウシャークドレイクバイスとは) [単語記事]

深淵の闇より目覚めし牙！現れろ、CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・バイスゥゥゥゥ！！

CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・バイスとは、アニメ「遊☆戯☆王ゼアル」に登場する(カオス)エクシーズモンスターである。

概要

シャークさんこと神代凌牙の持つ「No.32 海咬龍シャーク・ドレイク」の進化形態といえるモンスター。
エクシーズモンスターであるシャーク・ドレイクをオーバーレイ・ユニット（エクシーズ素材）にエクシーズ召喚される。

初登場はシャーク vs IV(フォー)戦。
IVのファンサービスハチレンダァ！を受け、ヤムチャ状態に陥ったシャーク。その最中、精神世界の中でNo.32 海咬龍シャーク・ドレイクの思念に心を支配されそうになるが、それを自らはねのけ意識を取り戻す。

しかし、たび重なるトロンのデュエルレッスンとシャークの心を見透かした揺さぶりにより彼の持つ復讐心と勝利への渇望によって覚醒するというかのヘルカイザー亮やダークシグナー鬼柳京介を思い起こさせる状況下の結果、誕生したのがカオスエクシーズモンスター、CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・バイスである。

召喚早々、墓地にある《潜航母艦エアロ・シャーク》を除外して効果を発動、攻撃力がエアロ・シャークの攻撃力分（1900）ダウンしたⅣのモンスター『No.88 ギミック･パペット-デステニー・レオ』を戦闘破壊、勝利を掴んだ。

その後、VS 遊馬戦でも登場。
デュエルの最中、トロンの影響で自らの復讐の対象を遊馬と思わされ、復讐のためにデュエルを行うシャーク。2人のデュエルの終盤に登場した。
遊馬はこのカードに対して「好敵手の絆」を発動し、コントロールを奪うことでシャークをナンバーズの呪縛から救おうとした。だが、今度は遊馬がナンバーズの影響で苦しみだしてしまう。ナンバーズの呪縛から解き放たれたシャークは、「深海雪原封印」でこのカードを除外することで遊馬を救い、さらに代償の効果ダメージで自滅した。

元々シャークに害を為すような代物であったのだが、トロンの敗北で憑き物が落ちたということなのか、Dr.フェイカーとのデュエルでシャークの手にNo.32が戻って以降は、彼のエースモンスターの座についており、シャークが「No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ」を手に入れるまでは彼のデュエルではほぼ毎回登場していた。

攻撃名は「デプス・カオス・バイト」。

アニメ版の効果はOCGとは異なり、「墓地の『シャーク』と名のついたモンスターをゲームから除外し、フィールド上モンスター1体の攻撃力を除外したモンスターの攻撃力分ダウンさせる」というものである。

遊戯王OCG

「ABYSS RISING」（2012年 7月発売）でOCGに登場。

エクシーズ・効果モンスター
 ランク4/水属性/海竜族/ATK 2800/DEF 2100
水属性レベル4モンスター×4
このカードは自分フィールド上の「No.32 海咬龍シャーク・ドレイク」の上に
このカードを重ねてエクシーズ召喚する事もできる。
自分のライフポイントが1000以下の場合、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
自分の墓地のモンスター1体をゲームから除外して発動できる。
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、その攻撃力・守備力を自分のエンドフェイズ時まで0にする。この効果は相手ターンでも発動できる。

※「Vジャンプ 2012年 7月号」付録小冊子「遊☆戯☆王ZEXAL NEWS」2ページによる

TV 本編の登場に先駆けてOCG化情報開示。自モンスターの攻撃による戦闘破壊モンスターのみが対象だったシャーク・ドレイクに比べ、表側表示モンスター全てが対象となり攻守が0になる等強化されている。
ただでさえ通常エクシーズの場合レベル4を3体を必要とした「CNo.39 希望皇ホープレイ」より1体多い4体を必要とするので普通のデッキではなかなか難しい。
大抵は素材の縛りの緩いシャーク・ドレイクを経由して呼ぶことになるだろう。「エクシーズ・シフト」を介して特殊召喚するという手もある。

効果にはホープレイ同様ライフが1000以下でなければならない制限がついているので使い勝手は良くない。効果が使えない状況ではシャーク・ドレイクと攻守の変わらないただのモンスターになってしまう。相手からのダメージでライフを1000以下に調節するのは難しいので、積極的に使用するなら自らライフを減らすような工夫がいるだろう。