12宮Xレアとは、トレーディングカードゲーム・バトルスピリッツに存在する12枚(+1)のカード群である。
Xレアとはバトルスピリッツにおける最上位レアリティのカードのことで、これらはその名の通り黄道十二星座をモチーフとしている。
アニメ「バトルスピリッツ ブレイヴ」では、古代より伝わる強大な力を持った神のカードという位置づけ。
12枚を揃えることで、地球のリセットを止め、滅亡から救う力となるといわれている。
カードで世界を救う程度はカードゲームではよくあること。
アニメ4作目「バトルスピリッツ 覇王」は現実の世界観に近く、12宮Xレアも市販されているので、キマリやヒデのような一般的なカードバトラーでも所有している。
アニメ5作目「バトルスピリッツ ソードアイズ」ではブリンガーがサジット・アポロドラゴンを主軸にしたダブルブレイヴデッキを使用する。この世界における希少性は不明。
アニメ6作目「最強銀河 究極ゼロ ~バトルスピリッツ~」ではリクトやトーノがストライクヴルム・レオを所持している。12宮Xレア自体の希少性は不明だが、世界観からいっても十分レアカードであると思われる。また、異次元からの侵略者が使う「裏12宮ブレイヴ」も登場する。
実物のTCGバトルスピリッツでは、それぞれ星座編パックの第1~4弾と、その再録パックである星座編12宮ブースター、構築済みデッキ「12宮Xレアの輝き」等に収録されている。
自分の星座の12宮Xレアを切り札としたデッキを組んでみるのも乙なものだろう。
以下のカードテキストは、バトルスピリッツwikiより引用しています。
コスト:6(軽減:緑3)/緑/光導・遊精
<1>Lv1 7000 <3>Lv2 8000 <4>Lv3 10000
Lv1・Lv2・Lv3『お互いのメインステップ』
お互い、系統:「遊精」を持たないスピリットカード、またはブレイヴカードを召喚するとき、疲労状態で召喚する。
Lv2・Lv3『このスピリットのバトル時』
BPを比べ相手のスピリットだけを破壊したとき、系統:「光導」/「星魂」を持つ自分のスピリット1体を回復させる。
Lv3
お互い、スピリットすべての上のコアは、【転召】以外で取り除くことができない。
シンボル:緑
イラスト:安達洋介
彼の霊気に抱擁されし者は永遠の生命がもたらされる。
―星文学者リリア『八十八星夜話』牡羊座―
星座編第4弾「星空の王者」に収録された牡羊座の12宮Xレア。緑属性。
系統:遊精以外のスピリットに、所謂召喚酔いを与える効果を持つ。
相手はアタック・ブロックに1ターン余計かかることとなり、その間に畳み掛けたい。デッキを遊精でまとめることで、こちらのみ一方的にアクションすることも可能。
なんとかブロックに成功しても、第2効果での連続攻撃で相手ライフを削り取れる。
アタッカーとして同じ緑の12宮Xレアで、ブロックに複数のスピリットを要求するキャンサードがいると更に良いだろう。
第3効果は紫が得意とするコア除去効果及び、所謂「コストはブレイドラから確保!」をメタるもの。
一度乗せたコアを移せなくなるため相手の計算をさらに狂わせられるが、こちらにも影響するためLv2で留めておくのも手。
アニメブレイヴでは12宮専用ブレイヴトレス・ベルーガの効果によりデッキから破棄され、サジット・アポロドラゴンの連続攻撃の引き金となった。
出番は以上。牡羊座のカードバトラーは泣いていい。
コスト:7(軽減:赤4)/赤/光導・古竜
<1>Lv1 5000 <3>Lv2 8000 <5>Lv3 10000
Lv1・Lv2・Lv3【激突】『このスピリットのアタック時』
相手は可能ならば必ずブロックする。
Lv2・Lv3『このスピリットのアタック時』
相手のスピリットがブロックしたとき、そのスピリットとシンボルの数を比べる。
そのスピリットより多いシンボル1つにつき、相手のライフのコア1個を相手のリザーブに置く。
Lv3『このスピリットのアタック時』
このスピリットの効果でシンボルの数を比べるとき、系統:「神星」/「光導」を持つ自分のスピリット1体につき、
このスピリットに赤のシンボル1つを追加する。
シンボル:赤
コンセプト:丸山浩 イラスト:安達洋介
人智を超えた世界に彼はいる。
―星文学者リリア『八十八星夜話』牡牛座―
星座編第3弾「月の咆哮」に収録された牡牛座の12宮Xレア。赤属性。
赤属性専用のバトル強要効果【激突】と、ブロックされた際にシンボルの差分のライフダメージを叩きこむ効果、さらに神星/光導の数だけシンボルを増加させる効果を持つ。
自身も光導なためLv3ならば素でシンボル2となり、その状態でシンボルが1つのスピリットに激突すると2-1=1ダメージとなる。
現在は合体等でシンボル2となったスピリットが多いため、予めシンボルを増やしてから攻撃したい。
シンボルを持ったブレイヴと合体させる、光導/神星を並べ第3効果を使う、古竜のBPとシンボルを増やす焔竜魔皇マ・グーと一緒に出す等の工夫が必要。
なお、サジット・アポロやスカルプレイン、暗黒の魔剣ダーク・ブレードなどで指定アタックを与えると、アタック時バースト以外での対抗手段を一切与えずにライフにダメージを叩きこむことも可能となる。
一撃で相手のライフを削り切ることもできる、パワフルなスピリットである。
アニメブレイヴではダンが中盤で入手し使用。
赤属性を使うダンのデッキとは相性が良く、また前作少年激覇ダンで【激突】を愛し、激突王と呼ばれていた彼が、再び激突スピリットを使うことに感慨深く思う視聴者も。
コスト:7(軽減:黄4)/黄/光導・導魔
<1>Lv1 5000 <2>Lv2 6000 <3>Lv3 8000
Lv1・Lv2・Lv3
系統:「神星」/「光導」/「星魂」を持つ自分のスピリットが手札から召喚されたとき、自分のデッキを上から1枚オープンする。
そのカードがスピリットカードかブレイヴカードのとき、コストを支払わずに召喚する。他のカードのときは手札に加える。
Lv2・Lv3
自分がコストを支払ってマジックの効果を使用したとき、その効果発揮後、自分のマジックカード1枚をコストを支払わずに使用できる。
この効果はターンに2回しか使えない。
シンボル:黄
コンセプト:ヒラタリョウ イラスト:斉藤コーキ
光と影、虚と実の手品師。
―星文学者リリア『八十八星夜話』双子座―
星座編第2弾「灼熱の太陽」に収録された双子座の12宮Xレア。黄属性。
スピリットの召喚後に続けてデッキから後続を召喚する効果と、マジックカードを連続使用する効果を持つ。
デッキトップがスピリット/ブレイヴ以外でも、そのまま手札に加わるのでアドバンテージを失うこともない。
アニメブレイヴでは硯から託されたダンが使用。
ダンさんの運命力により、鬼のような連続展開を見せた。
だが最終決戦でストライクヴルム・レオのアタックをブロックした際、吹き飛ばされたジェミナイズがダンさんの脱出装置に激突・破壊してしまい、結果ダンさんは生還することが出来ず、「お前がダンさんを殺したんだーッ!」とばかりに視聴者から逆恨みを受けた。哀れ。
なお、発見した硯曰く「地脈の流れに沿って地面の下を移動し、噴火や地震の際にのみ地上に姿を現していた。世界中の被災地の目撃例を参考に探しまわってようやく見つけた」らしい。
……まあカードゲームではよくあること。
バトルスピリッツ覇王ではゲストキャラのヒデジがキースピリットとして使用し、次々と12宮Xレアを展開した。
(覇王は現実に近い世界観なため、普通に店頭で購入したカードであると思われる)
しかし展開したてでレベルを高く出来なかったために、ドルクス・ウシワカの連続攻撃を許してしまい敗北してしまった。
コスト:6(軽減:緑3)/緑/光導・殻人
<1>Lv1 6000 <4>Lv2 10000
Lv1・Lv2『自分のアタックステップ』
系統:「光導」/「星魂」を持つ自分のスピリットがアタックしたとき、相手はスピリット2体でないとブロックできない。
そのスピリットがブロックされたとき、どちらか1体とだけバトルする。
Lv2『このスピリットのアタック時』
自分のフィールドに合体スピリットがいる間、
このスピリットのアタックによって相手のライフを減らしたとき、相手のライフのコア1個を相手のリザーブに置く。
シンボル:緑
コンセプト:ヒラタリョウ イラスト:船弥さ吉
対峙した者に2度目はない。
―星文学者リリア『八十八星夜話』蟹座―
星座編第1弾「八星龍降臨」に収録された蟹座の12宮Xレア。緑属性。
スピリット2体掛かりでないと攻撃を止めることが出来ないという類を見ない効果を持つ。
さらに攻撃が通った場合はライフに追加ダメージが発生するため、相手は何としてでも攻撃を止めなくてはならないことに。
緑のスピリットの中でも未だに随一の戦闘力を誇る、12宮きっての優秀なスピリット。
星座カースト制度でお馴染みの蟹座=不遇をひっくり返す強さに蟹座のカードバトラー大歓喜。
登場から数年経ってなお未だに緑デッキのエースとして君臨しており、緑の大型スピリットは登場のたびに蟹座と比べられるという少し可哀想な目に遇っている。
また、カードのテキストでは「スピリット2体でしかブロックできない」=「アルティメットではブロックできない」とも読み取れるが、公式サイトでは「アルティメットは単体でブロックが可能」との裁定が下っている。
なお、英語名が極めて適当なことでも一部で有名。キャンサーブシンキャンサードって…。
(ちなみにバトスピの英語版は現在は製造されておらず、単なる雰囲気付けのためのものである。剣刃編以降は廃止)
アニメブレイヴでは主に親父殿こと暴将デュックが使用。
第1効果は、例え12宮Xレアであろうとも容易に吹き飛ばす突撃力として描かれている。攻撃時にはガイドレーザーも撃つよ!
ダンのスコル・スピアとの高クオリティの戦いは必見。
コスト:8(軽減:白4)/白/光導・神星
<1>Lv1 6000 <2>Lv2 9000 <4>Lv3 12000
Lv1・Lv2・Lv3【重装甲:紫/緑/白/黄】
このスピリットは、相手の紫/緑/白/黄のスピリット/ブレイヴ/ネクサス/マジックの効果を受けない。
Lv1・Lv2・Lv3
このスピリット以外の系統:「光導」/「星魂」を持つ自分のスピリットが疲労したとき、このスピリットは回復する。
【合体時】Lv3
系統:「光導」/「星魂」を持つ自分のスピリットすべてに白のシンボル1つを追加する。
シンボル:白
コンセプト:ヒラタリョウ イラスト:斉藤和衛
十二宮の力を得てすべてが解放された姿は、まさに眠れる獅子の目覚め。
―星文学者リリア『八十八星夜話』獅子座―
星座編第4弾「星空の王者」に収録された獅子座の12宮Xレア。白属性。
豊富な重装甲で相手のカードによる妨害を防ぎ、さらに光導/星魂がアタックやブロックなどで疲労した際に自身を回復する効果、合体Lv3時に光導/星魂をダブルシンボルとする効果を持つ。
このカードの恐ろしい点は効果の対象は光導/星魂ならば何でもいいという点にあり、疲労させるのは他のストライクヴルム・レオでも良い。
つまりレオAがアタック→Aが疲労する→レオBがアタック→Bが疲労する→光導であるBが疲労したのでAが回復、攻撃可能になる→Aがアタック→光導であるAが疲労したのでBが(ry
というように、相手のスピリットが全て消えてライフが0になるまで無限にアタックが可能となる。
延々とレオを縦に横に繰り返す、通称ワイパー。相手は死ぬ。
さらに自分のスピリット1体を疲労させてBP+3000の効果を持つ突機竜アーケランサーというブレイヴと合体させると、ワイパーでBPを無限に上昇させることも可能。
このコンボ専用に「コンボ成立時に処理を飛ばしてBPをMAX(無限大)として扱う」という裁定が下されてしまったほど。
カタストロフ・ドラゴンのBP20000だろうがガイ・アスラのBP30000だろうがアニメアマテラスのBP130000だろうが軽くひねりつぶせる。
え?コストが重いので出しづらいからOK?
ところがぎっちょん、白属性は専用サポートにより大型スピリットを簡単に出すことができる属性なため、レオ2体を並べるのは極めて簡単。
とどめに高いBPと重装甲で除去を徹底的に防ぐため、対策を積んでいなければ詰む。ヤマトー!はやくきてくれーっ!!
と、ここまでは如何にも壊れスピリットという感じであるが、実際は白はドローが苦手なために2枚の獅子座とブレイヴを揃えることは案外難しい。確かに強力なカードに間違いはないが、白には他にも強力なスピリットが多く、デッキに採用されるかは各バトラーの好みや流行によるだろう。コストの割に素のBPが低めなため、高BPかつ重装甲が通用しないアルティメット相手では分が悪い。
後にプロモカードとして『獅機鎧神ヴァルハランス・レオ』 が登場。無限アタックこそ失ったが相変わらずの重装甲で主に紫と黄をいじめぬいていた。シャイニングフレイムー!はやくきてくれーっ!!
アニメブレイヴではダンのライバルであるバローネが使用。ホーク・ブレイカーとの合体形態を持つ。
我が友ストライク・ジークヴルムの獅子座版なので視聴者からの通称は『獅子友』
最終決戦ではジェミナイズを撃破しダンさん未帰還の原因を作ったりしたが、最終的にサジット・アポロドラゴンに敗れた。
なお、アニメには12宮Xレアは1種1枚しか存在しないので現実のような無限アタックは発生し得ない。
アニメ6作目「最強銀河 究極ゼロ ~バトルスピリッツ~」ではメインキャラの一人であるリクトや、主人公レイの友人であるトーノがキーカードとして使用。
トーノのレオは重装甲紫で銀河七将 暁のバジーラが操るコアシュートから耐えぬくも、アルティメット・デスペラードには重装甲が通用せず敗れてしまった。
リクトのレオは姉ライラのペンタンデッキとのバトルで召喚されたが、BP10000の騎士ペンタンにBP負けしてしまった。
ちなみにどちらのバトルもブレイヴはしていない。
コスト:6(軽減:黄3)/黄/光導・天霊
<1>Lv1 4000 <2>Lv2 6000 <4>Lv3 8000
Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの召喚時』
自分のライフが5以下のとき、ボイドからコア1個を自分のライフに置く。
Lv1・Lv2・Lv3『相手のアタックステップ』
相手のコスト2/3/5/7/11のスピリットはアタックできない。
Lv2・Lv3
系統:「光導」/「天霊」を持つ自分のスピリットすべては、相手によって破壊されたとき手札に戻る。
シンボル:黄
イラスト:玲衣
最後の正義は彼女と共にある。
―星文学者リリア『八十八星夜話』乙女座―
星座編第3弾「月の咆哮」に収録された乙女座の12宮Xレア。黄属性。
召喚時にライフを回復する効果と、素数のコストのスピリットのアタックを封じる効果、光導/天霊を破壊時にトラッシュではなく手札に戻す効果を持つ。
該当スピリットは案外多く、デッキによっては何も出来ない可能性も有り得る。デッキ構築の際にはこのカードを考慮した上でスピリットを選ぼう。
さらに手札に戻る効果により天霊による強固な壁を形成することもできる。Lv2の維持に必要なコストが安く、効果を発揮させるのが容易なのも利点。
総じてビートダウンデッキの天敵とも言え、天霊デッキではエーススピリットとなる。
性能も高いがその美麗なイラストの人気も高く、人気投票では上位の常連。
その人気を反映してか、後に剣刃編第5弾におけるボックス特典として、リメイク(?)の『渚のヴィエルジェ』がカード並びにスリーブとして登場。なんとまさかのビキニ姿で、戦神乙女時代には服でよくわからなかったものすごいおっぱいを強調している。( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
更にその後、バトスピ界のアイドルカードが集合した「ディーバブースター 女神達の調べ」において、『歌姫ヴィエルジェ』として再登場。アイドルグループ「レジェンドール」の一員として若々しい制服にツインテールという衝撃的な姿で登場した。
アニメブレイヴではデュックを助けた魔族の少女が海岸で拾ったカードとして登場。カードは拾った。
その後回収されるも、バトルも含め以降の出番は無かった。
しかし、ケロケロエース連載版ではおっぱい女王ことギルファムが所持しており、キースピリットとして使用。
ダンの攻撃を封じ彼を追い詰める活躍を見せるも、合体することでコスト12となったライジング・アポロドラゴンの攻撃を許し、ライジングの効果で焼き殺された。
女性スピリットだろうと容赦しないダンさんマジダンさん。
コスト:8(軽減:青4)/青/光導・造兵
<1>Lv1 6000 <2>Lv2 8000 <4>Lv3 12000
Lv1・Lv2・Lv3【粉砕】『このスピリットのアタック時』
相手のデッキを上から、このスピリットのLvと同じ枚数破棄する。
Lv3『このスピリットのアタック時』
このスピリットが回復状態のとき、相手のライフは減らせない。
このスピリットの【粉砕】の効果で相手のトラッシュにスピリットカードが1枚以上置かれたとき、このスピリットは回復する。
シンボル:青
イラスト:タカヤマトシアキ
弱者に加勢し戦況の均衡を保つ。戦場に彼がいる限り、戦いは終わらない。
―星文学者リリア『八十八星夜話』天秤座―
星座編第2弾「灼熱の太陽」に収録された天秤座の12宮Xレア。青属性。
青の得意とするデッキ破壊効果【粉砕】を持ち、さらにライフダメージを捨てることで相手のデッキにスピリットが存在する限り無限にアタック・破棄することができる。
他のデッキ破壊カードと組み合わせることで更に凶悪化する、実に青らしいカード。
……このカードのみ光導のサポート効果が1つもないことは気にしてはならない。
アニメブレイヴでは例によって硯が見つけてきたカードの1つだが、バトルで使用されることはなかった。
しかしケロケロエース版『ブレイヴ』及びVジャンプ版『ブレイヴX』ではザジの切り札として登場し、ダンと死闘を繰り広げた。
特にXではブレイドラと相打ちで倒されるという不名誉なんだかある意味名誉なんだかよくわからない死に様を見せている。
コスト:5(軽減:青2)/青/光導・異合
<1>Lv1 5000 <4>Lv2 9000 <6>Lv3 11000
Lv1・Lv2・Lv3
自分のスピリット状態のブレイヴすべてを
“コスト:5/系統:「光導・異合」/Lv1BP7000”のスピリット状態のブレイヴとして扱う。
Lv2・Lv3
系統:「光導」/「星魂」を持つ自分のスピリットすべてに
“『このスピリットのアタック時』このスピリットのコスト以下の合体していない相手のスピリット1体を破壊する”という効果を与える。
シンボル:青
コンセプト:石垣純哉 イラスト:日野慎之助
彼の存在それは……猛毒。
―星文学者リリア『八十八星夜話』蠍座―
星座編第1弾「八星龍降臨」に収録された蠍座の12宮Xレア。青属性。
12宮Xレアで最もコストが軽い。その割にBPは全コスト5スピリットの中でも最上位クラス。
第1効果は合体していないブレイヴを光導として扱いBPを7000に上昇させる(ブレイヴのBPは高くても5000程度)サポート効果。
戦闘力の低いブレイヴを戦線に繰り出せるのは大きく、場合によっては合体させずに運用するのも有効。
第2効果は相手の合体していないスピリットをコストを参照して破壊するもの。
相手が合体スピリットを主力としている場合は効果を使えないため、ブレイヴを除去するカードを積んでおきたい。
こちらのコストが高ければ高いほど有効なため、合体してコストを上げてからアタックしよう。
……合体させたいのかさせたくないのか、噛み合っていないとか言うな。
また、系統:異合も持ち同系統の中では軽量なため、異合デッキにおけるアタッカーとしてもなかなか優秀。
アニメブレイヴではダンが最初に使用した12宮Xレア。
序盤で彼を大いに助けたが、デュックに奪われた後は一転強力な敵として立ちふさがることに。
コスト:8(軽減:赤4)/赤/光導・神星
<1>Lv1 6000 <3>Lv2 10000 <5>Lv3 13000
Lv1・Lv2・Lv3
このスピリットはブレイヴ2つまでと合体できる。
Lv1・Lv2・Lv3
系統:「光導」/「星魂」を持つ自分のスピリットすべては、アタックするとき相手のスピリット1体を指定し、そのスピリットにアタックできる。
【合体時】Lv3『このスピリットの合体アタック時』
このスピリットのブレイヴ1つにつき、BP10000以下の相手のスピリット1体を破壊する。
シンボル:赤
コンセプト:丸山浩 イラスト:原友和
数千倍に達した彼の力は、相対した者に絶望することすら忘却させる。
―星文学者リリア『八十八星夜話』射手座―
星座編第4弾「星空の王者」に収録された射手座の12宮Xレア。赤属性。
星座編の主人公スピリットである太陽龍ジーク・アポロドラゴンの最終進化形態。通称はサジット・アポロを略してサッポロ。
公式のスピリット人気投票でも上位にランクインする、トップクラスの人気スピリット。
通常スピリット1体につき1つまでのブレイヴだが、このスピリットはブレイヴ2つと合体できる『ダブルブレイヴ』が最大の特徴。
ブレイヴの合体時効果を複数発揮することができ、従来にない無限の可能性を秘めている。
効果を抜きにしても、シンボル持ちのブレイヴならばトリプルシンボルスピリットとして相手のライフを半分以上持っていける攻撃力を誇る。
加えてアポロが得意とする指定アタック効果で相手が温存したいスピリットを好きに破壊し、さらにブレイヴの数までBP10000という広い範囲の破壊を行う。
途方もなく攻撃的な性能だが、いくらなんでもオーバーキルに振り切れている感は否めないかも。実用性としては、本人を主役にするというかむしろ牡牛座を指定アタックさせる発射台としての活躍もちょくちょく見られる。
ダブルブレイヴは星座編ではこのカードの専売特許であったが、覇王編第4弾で条件付きダブルブレイヴ『神狼機獣ラグナ・フェンリル』が、そして剣刃編でダブルブレイヴをバラ撒く『龍輝神シャイニング・ドラゴン・オーバーレイ』が登場した。特に同じくアニメ主人公の最終キースピリットであるオーバーレイとは運用が似がちかつ、あちらは系統:星竜/剣使や【強化】があり運用しやすいため、こちらは光導や名称:アポロサポートで差別化したいところ。
アニメブレイヴではダンこと馬神弾の最後のキースピリットとして登場。
かつて月面に降り立った宇宙船と同じアポロの名前を持つために縁起がいいとされ、宇宙ステーション『ホープ』の守り神として安置されていたのを、ダンが譲り受けた。
主人公の最終スピリットだけあって扱いの良さは他とは破格。専用の名曲『宇宙を駆ける光龍騎神』をバックに暴れ回り、登場後は一度も破壊されることすらなく、出せばダンさんが勝つというレベル。
イザーズとの戦いで真の力であるダブルブレイヴを発動、輝竜シャイン・ブレイザーとトレス・ベルーガと合体してまさしく金色の騎神の如き姿となり、彼の切り札アスクレピオーズを撃破した。
その後魔ゐのダブルノヴァやバローネのストライクヴルム・レオとの決戦でも、圧倒的な力でダンさんを勝利に導いた、星の守護神。
なお、ダブルブレイヴすると何故かダンさんのバトルフォームが黒く染まり、顔がかつての異界王を彷彿とさせるダイナミック作画となるのが特徴。
あの無邪気なダンくんがここまで来ちまったか…と視聴者を戦慄させたが、黒くなった理由は特に語られないまま番組は終了した。
とりあえず鬼気迫った顔で敵を粉砕するダンさんとサジットはおっかない。
アニメソードアイズにおいては主人公の相棒であるブリンガーが使用。相変わらずのダブルブレイヴで暴れまわったが、ブラウとのバトルで初めて破壊され敗北してしまった。
なおブリンガーは別にダブルブレイヴしても黒くなったりしない。もともと黒いからな!
コスト:6(軽減:紫3)/紫/光導・冥主
<1>Lv1 5000 <3>Lv2 7000 <6>Lv3 11000
Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの召喚時』
系統:「光導」/「星魂」を持つ自分のスピリット1体につき、自分のトラッシュにある紫のカード1枚を手札に戻す。
Lv1・Lv2・Lv3『自分のアタックステップ』
系統:「光導」/「星魂」を持つ自分のスピリットがアタックしたとき、相手のスピリット上のコア1個を相手のリザーブに置く。
Lv2・Lv3
スピリット/ブレイヴ/マジックの効果で相手のリザーブに置かれるコアすべては相手のトラッシュに置かれる。
シンボル:紫
コンセプト:ヒラタリョウ イラスト:かんくろう
屍を集め再生する邪教の神。
―星文学者リリア『八十八星夜話』山羊座―
星座編第三弾「月の咆哮」に収録された山羊座の12宮Xレア。紫属性。
紫が得意とするトラッシュからの回収効果と、コアの除去効果を持つ。
さらに第3効果では、コア除去で送る先を再利用可能なリザーブから1ターン経つまで再利用できないトラッシュに変更するため、相手の反撃の芽を摘むことが可能。
コストも6とあまり高くなく、反面BPは紫の中では高い方で、戦闘力も高い。
他の優秀なコア除去効果を持つスピリットと組むことで、相手の場をズタズタにできる。
アニメブレイヴでは主にデュックが使用。
コア除去で展開を妨害し、真の切り札たる『滅神星龍ダークヴルム・ノヴァ』へ繋ぐサポートとして活躍。
邪教の神という設定、そして山羊面の悪魔のような形相から、召喚時には剣蔵に「禍々しい」といわれるほどのオーラを放っていた。
紫らしい邪悪なスピリットである。
続編覇王ではなんとヒロイン巽キマリのエーススピリットとして登場。
第1話、世界初のバトルフィールドでのバトルで、ノリノリかつプリティーに召喚される。背景には可愛くSD化したイラストまで描かれていた。
対戦相手のハジメはドン引いていたが、バトルの中継を見た世界中のカードバトラーの間で『口上を言いながらスピリットを召喚する』ことが大流行することとなったのであった。
あくまでも星座編のスピリットであるため、出番はキマリの真の切り札であるカオティック・セイメイとクレオパトラス登場までであったが、それでもその瞬間、彼は間違いなく輝いていた。
コスト:7(軽減:白4)/白/光導・武装
<1>Lv1 6000 <3>Lv2 8000 <5>Lv3 10000
Lv1・Lv2・Lv3『お互いのリフレッシュステップ』
合体していないスピリットは1体しか回復できない。また、ネクサスすべては回復できない。
Lv2・Lv3
系統:「神星」/「光導」/「星魂」を持つ自分のスピリットすべてに
“【装甲:赤/紫/青】このスピリットは、相手の赤/紫/青のスピリット/ネクサス/マジックの効果を受けない”という効果を与える。
【合体時】Lv3『相手のリフレッシュステップ』
相手の合体スピリットすべては回復できない。
シンボル:白
コンセプト:ヒラタリョウ イラスト:斉藤和衛
常識の消滅と観念の再構築。
―星文学者リリア『八十八星夜話』水瓶座―
星座編第2弾「灼熱の太陽」に収録された水瓶座の12宮Xレア。白属性。
毎ターン回復できるスピリットを1体に限定するため、お互いに攻め手が絞られ、場を膠着状態にしやすくするスピリット。
ネクサスの回復阻害効果は疲労させることで効果を発揮するネクサスや、ネクサスを疲労させて連続攻撃する青専用能力【強襲】のメタとなる。
Lv3になればさらに相手の合体スピリットの回復を阻害できる。合体を主力とするデッキにとってはたまったものではないだろう。
第2効果は味方に三色の装甲を与えるもの。特に装甲:青は希少で、対ブレイヴマジック秘剣燕返に対するメタとなる。他の赤と紫も狙ったかのように双光気弾やソウルリッパーに突き刺さる。
上手く召喚して維持出来れば、合体スピリットの安定性がグンと上がることまちがいなし。
アニメブレイヴでは主にダンが使用。
守りの要として活躍――は実はあまりしていないのだが、系統:武装伝統のモビルスーツ的ルックスでとにかく演出がかっこいい。必見。
7(4)/紫/光導・無魔
<1>Lv1 5000 <3>Lv2 8000
Lv1・Lv2『このスピリットの召喚時』
このスピリット以外の、スピリットすべての上のコア1個ずつを持ち主のリザーブに置く。
この効果でコアが0個になったスピリット1体につき、自分はデッキから1枚ドローする。
Lv2『このスピリットの破壊時』
系統:「光導」/「星魂」を持つ自分のスピリット1体につき、お互い、それぞれの手札1枚を破棄する。
シンボル:紫
イラスト:タカヤマトシアキ
美しく発光するのは奪った命。
―星文学者リリア『八十八星夜話』魚座―
星座編第1弾「八星龍降臨」に収録された魚座の12宮Xレア。紫属性。
召喚時に場のすべてのカードからコアを取り除く、大規模除去が可能。スピリットの破壊に成功すればドローもついてくる。同じ夢魔で相手のすべてのスピリットのコアを1つにする闇王蛇ペンドクルスと相性がいい。
スピリット回収を得意とする系統:夢魔に属するので、積極的に破壊して破壊時効果を使い、相手の手札をズタボロにしても構わないだろう。
デッドリィバランス等で相手もろともガンガン破壊し、山羊座等で手札に戻して再度召喚、再びコアシュートを叩きこむコンボが強烈。
アニメブレイヴでは、宇宙に向かうダン達に硯から託される。
硯曰く「凄いパワーを秘めたカードさ」
出番は以上。凄いパワー秘めたままかよ!
星座編初弾から出ていたのにバトルでの活躍も一切無い、文句なしの最不遇。牡羊座はかろうじて映ったのに…。
さらに天秤座や乙女座と違い、漫画版にも一切出演なし。
魚座のカードバトラーは強く生きろ。
コスト:9(軽減:紫5)/紫/光導・魔神
<1>Lv1 7000 <4>Lv2 12000 <9>Lv3 14000
Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの召喚時』
系統:「星魂」を持つ自分のスピリット1体を破壊することで、自分はデッキから3枚ドローする。
Lv2・Lv3『自分のアタックステップ』
BPを比べ系統:「光導」/「妖蛇」を持つ自分のスピリットが破壊されたとき、
そのスピリットを回復状態で自分のフィールドに戻す。
Lv3『このスピリットのブロック時』
このスピリットがブロックした相手のスピリット上のコアすべてをボイドに置く。
シンボル:紫
コンセプト:今石進 イラスト:船弥さ吉
探求心が倫理を逸脱した邪神の業を生む。
―星文学者リリア『八十八星夜話』蛇遣い座―
星座編第4弾「星空の王者」に収録された蛇遣い座のXレア。紫属性。
まさかの13番目。
正式には12宮Xレアとは別物だが、12宮Xレア専用である光導を持ち、12宮Xレアと同等以上の強さを持つスピリット。
召喚時にスピリット1体を犠牲にして、なんと3枚ものドローを行う効果、自ターンに殴り負けた光導/妖蛇(当然、光導である自身も含む)を蘇生する効果、そしてこのスピリットでブロックした相手スピリットのコアを全てボイドに送る効果を持つ。
相手にどんな強力なスピリットがいても、ブロックできるのは基本的に1ターンに一度限り。何度破壊されようとも殴り続けることで、相手のライフを捉える事が可能。
さらに紫の能力【呪撃】と組み合わせれば、相手のスピリットだけを破壊し続けられる。
第3効果は、コアが1つもなくなったスピリットは強制的に破壊されるため、Lv3を維持できるかぎり相手はうかつな攻撃ができなくなる。
コストは9とかなり重いが、光導の中でも特に強力な力を持った恐るべきスピリットである。
難点はコストが重く速攻が得意な紫では出しづらいことと、各効果に繋がりが殆ど無いこと。あれもこれもではなく、どれかひとつの効果に絞って運用した方がいいかもしれない。
アニメブレイヴでは魔族イザーズが真の切り札として使用。
「13番目の闇」「背徳のXレア」と称され、バローネすら下すほどの力を振るったが、ダンの最後の切り札『ダブルブレイヴ』の前に敗北した。
12宮Xレア召喚!
専用BGM集。
掲示板
47 ななしのよっしん
2018/12/26(水) 21:14:46 ID: DundjDoPci
次の弾で天星12宮としてめっちゃリメイクされるな!煌臨持ちだったりバースト持ちだったりだいぶ扱いやすい調整が多くてありがたい
ピスケガレオンもすっかり丸いサポート性能になって自分の星座のカードとしては嬉しいよ
48 ななしのよっしん
2019/01/28(月) 15:13:32 ID: 1dRKpZzl1W
アニメの最終決戦でさすがに最後なら出番あるだろうって思ってたんだ...出番無かったよ...ピスケガレオン...効果使いにくいし...それでもだいすき♡
49 ななしのよっしん
2019/06/15(土) 13:22:39 ID: S5sm+8bx5O
12神皇編で始めたけど始めた当初からずっとリブラゴレムは定期的に見かける。本家にリバイバルにXも全部戦った。本当に青のカードの鑑
ダンデッキと闘っていて白晶防壁握って安心してたら唐突にデッキ破棄戦術が飛んでくるのほんと怖い
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/19(金) 09:00
最終更新:2024/04/19(金) 09:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。