1STPAIとは、「太鼓の達人Wii ドドーンと二代目!」を解析した際に発見された、71曲目である。通常プレイで聞くことはできず、譜面は存在しない。
正確にはこの名前は楽曲ID(全ての曲に内部的に付けられているアルファベット名)であり、正式な曲名も不明。
始めの20秒は足音が聞こえ、30秒ほど笑い声や悲鳴が聞こえる。そのあと、「レクイエム 怒りの日より」(ウェルディ)や「YO!YO!妖怪音頭!」と叫ぶハイテンションな声が流れ出し、それらが逆再生されたあと足音で曲が終わる。本来70曲しか収録されていないはずなのに、なぜかIDのみが存在していた。
タカハシ(太鼓の達人)のツイートを見る限り、公式は知っているらしい。テスト用音声の消し忘れという説が有力だが、そうなると今度はなぜこんな曲をテスト用としたのかという疑問が残る。
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https://twitter.com/Tahakashi/status/48908876350889984
なお、このとき流れる「レクイエム 怒りの日より」は、以前太鼓の達人に単体で収録されたことがあるが、それとは別の音源が使用されている。
続編である「太鼓の達人Wii みんなでパーティ☆3代目!」も70曲と謳っているが実際には71曲収録されている。ちなみにプレイスタイルにもよるがほとんどの場合最後に解禁することになるのは万戈イムー一ノ十。こちらもこの曲同様、怖い。もしかしたらセルフオマージュなのかもしれない。
「太鼓の達人Wii 決定版」では100曲収録と謳っているが実際にはもう少し多い。はやさいたま2000ときたさいたま200を別曲とみなせば105曲、同一楽曲の裏譜面とみなせば103曲。同様に着せ替えも100着と謳っているがこちらも実際はもう少し多い。
「太鼓の達人DS ドロロン!ヨーカイ大決戦!!」のどんちゃんの部屋にある電球を長タッチするとある演出とともにこの曲の冒頭の足音が聞こえる。このシーンのために録音されたのかこの曲のデータを流用したのかは不明。
「太鼓の達人 ドコドン!ミステリーアドベンチャー」(3DS)では、1STPAIの足音に「コレハ ダミー 音声デス」というアナウンスが乗った楽曲の存在が確認されている。また、「Wii 決定版」のつまみ食い演奏で早送りした際に流れる音をスロー再生すると、上記の「妖怪音頭」や「ダミー音声デス」の声が乗った音源が流れている。開発用データとしては割とよく使われているものなのかもしれない。
YouTubeに投稿されている音源動画では、なぜか感動する真島茂樹シリーズ笑顔に加工された中年男性の画像が使われている。出処は不明であり、これ自体がホラー要素として独り歩きしている感がある。
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最終更新:2024/04/18(木) 09:00
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