2003でポケモンシリーズ 単語

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ニセンサンデポケモンシリーズ

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 2003でポケモンシリーズとは、作者pmfによってRPGツクール2003製作されたポケモン二次創作作品、並びにそのプレイ動画に付けられるタグである。

概要

 正式名称は『POCKET MONSTERS FANTASY』であり、全5章から成る長編作品である。一部では上記を略した『ポケファン』という呼称も提唱されている。また、作者のpmfというハンドルネームも、この作品名の略と考えられる。

 そのプレイ動画作者本人による)が初めてニコニコ動画に姿を現したのは2008/05/24であるが、作品自体はその2年前に既に製作されており、当時は作者とその友人で楽しむ対に過ぎなかった。しかしニコニコ動画アップされて以降、その面さと質の高さが評判を呼び、数万再生単位のヒットとなった。

 なんといっても初めに視聴者を引くのは、既存のRPGその他のゲームからのネタ引用の多さである。まず台詞はもちろんのこと、BGMグラフィック、技、効果音に至るまで、既存ゲームからあらゆる要素が流用されている。特に開幕(最初の動画)におけるネタ引用は怒涛の如くであり、混ぜるな危険といったタグが付けられるほどである。
 引用は作品の軸となったポケモンをはじめ、次点に黄金の太陽、その他DQFF等他多数である。

 しかしこの作品の価は、既存ネタを上手く織り交ぜながらも完成度、緊度の高いオリジナルストーリーを構築している点にある。また作者が思いついたネタは全て作品に投入されたことが、この作品の長編化をもたらし、ストーリーの総体も極めて壮大なものとなった。
 一見奇をてらったかに見えるオープニングで始まるこの作品。しかし、最終的に多くの視聴者の心を奪い、動画を最後まで見た者に強な印感動をもたらしたのである。

世界観

 この作品の登場キャラクターは、ポケモン不思議のダンジョンシリーズと同じく、主人公ら、町の住民、敵モンスターに至るまでほぼポケモンのみで構成されており、基本的にそこに人間は存在しない。しかしその舞台本編ポケモン舞台であるカントー地方αであり、本編ポケモン世界設定がしっかり受け継がれている形となっている。
 なお、これが製作された当時ははまだ本編ポケモンが第4世代(ダイヤモンド・パールプラチナ)の発売直前に相当する時期であったため、第4世代のポケモンは、ごく一部を除き存在していない。しかし、ストーリーイベントの中には、第4世代の舞台であるシンオウ地方についての言及が幾つか存在する。

バージョン

 作者によるプレイ動画におけるバージョンは、製作された2006年の状態のままであり、動画内でも幾つかの台詞の誤字などが確認された。
 配布版では前述の誤字やバグなどの修正をはじめ、若干の新イベントの追加等の他、敵の強さや技のバリエーションなどといった難易度に関わる部分にも調整が入っている。
 現行のバージョンは1.10(2009/03/04)である。

続編

 2009/10/17付けで、作者リリースした新作が存在する。作者自身は「続編ではなく短編」としているが、れっきとした続編的内容を持っており、前作では説明不十分とされた、各登場キャラ背景設定の補足説明なども盛り込まれている。製作には再びRPGツクール2003が使われているが、ゲームシステムなどには大きな変が加えられ、より本編ポケモンに近い雰囲気となっている。
 本項の掲示板にてその攻略情報が飛び交わされている他、今年(2011年現在)になってこの続編のプレイ動画投稿された(下記関連動画参照)。

作者ブログより引用

作者二次創作に関しての特技がありません。絵が上手に描ける訳でもなく、音楽アレンジを作れるような技術もありません。ですがひとつだけ自分にやれそうだなと思ったものがありました。それが、当時熱中していたRPGツクールです。今の自分にはこれしかできるものがない、むしろ今はこれで試してみたい。そんな気持ちがありました。

その中で、ポケモン好きの友人ポケモン二次創作ゲームを作っていました。それはサンプルに用意された人間モンスターではなく、コンシューマゲームポケモンだけが登場し、生活するという世界観を持つゲームでした。それは当時の作者にとってはしく、なるほどポケモンだけの世界というのも面いかもしれないな、と思ったものです。その世界観にを受け、作者自身もポケモンだけがいる世界観の設定でゲームをいくつか作ったことがありました。そのひとつが、今回ニコニコ動画投稿した2003製のポケモンRPGです。

このゲームを作り始めたのはもう二年程前になります。世間ではダイパ情報がちらほらと出始め、発売を待ち遠しくしている人が大勢いる・・・そんな頃ですね。このような時期でしたので、シンオウ地方ゲームには登場させることができませんでした。作る時期がもう少し遅ければ、シンオウポケモンも出すことができたかもしれません。

ポケモンそれぞれの特性や技、図鑑を見直したり、具やマップも調べてみたり…。とにかくゲームに使えそうなものはなるべく使いたくて、攻略してるわけでもないのにポケモン攻略サイトを見て回りました。その中で、今までプレイしてきたゲームシーンを参考に、あのキャラをどうとか、あれこれ考えてるうちにネタが膨大な数になってしまいました。短編で終わらせようと思っていたのでネタを削って短くしようと一度は考えましたが…どうしても勿体無いと思ってしまい、結局思いついたのは全てやってみることにしたのです。

このゲームは、完成する前からプレイさせる人間ユーザーが既に決まっており、それはこのを与えてくれた友人ただ一人でした。よく別のゲームの話をすることも多かったので、相手のプレイしたゲームや印に残っているゲームなど知っていることがあり、オープニング黄金の太陽と酷似しているのはこれが理由です。相手がよく知っているゲームのパロであれば、ゲームに入りやすくなるのではないかなと、そして(違った意味で)面くなるのではないかなと。その頃は、初っ端からオリジナルな展開を始めるの事にマンネリ化を感じていたんだと思います。先ほども言いましたが、よく作ったゲームをお互いやり合ったりしていたので。

作り始めてから数ヵ後、なんとかエターなることもく最後まで作ることができました。めでたしめでたし・・・と思いきや、自分の中で何か腑に落ちない物を感じていました。これは何なんだろう?それがわかったのは、ニコニコ動画ツクール動画を見る二年後のことでした。ツクール動画を見て、色々な人が黒歴史投稿している中で、作者にもそんな気持ちが現れ、そして気が付いたのです。自分の黒歴史も他の人にも見てもらおう、と。それもまた面そうだと。

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