2021年競馬レース回顧 単語

9件

ニセンニジュウイチネンケイバレースカイコ

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今週のおすすめ この記事は第708回の今週のオススメ記事に選ばれました!
よりニコニコできるような記事に編集していきましょう。

2021年競馬レース回顧とは、2021年に起こった実在競馬記録である。

編集方針

2021年競馬界に様々な記録が誕生しました。
そんなレースめて振り返る記録集として記事作成しました。

でも加筆修正が可です。
競馬の伝説のレース集」の記事に掲載するレースの検討にもご利用ください。

3月27日 ドバイミーティング(ドバイワールドカップデー)

昨年は新型コロナウイルスにより中止となったドバイミーティングが、2年ぶりに開催された。日本ドバイワールドカップに出走したチュウワウィザードドバイシーマクラシックに参戦したクロノジェネシスラヴズオンリーユーをはじめ、12頭が参戦した。

※本項では日本馬券発売が行われたレースのみ取り扱います

ドバイゴールデンシャヒーン(GⅠ)

着順 名(調教)
アルファベット
性齢 騎手

タイム・着差

人気
(JRAオッズ)
1 ゼンデン()
Zenden
5 A.フレス 1:09:01 13
2 レッドルゼル(日)
Red le Zele
5 R.ムーア 3 1/4 4
3 キャンヴァスト(UAE)
Canvassed
騸6 P.ドッブス 2 3/4 7
4 ワイルドマンジャック()
Wildman Jack
騸5 F.ハラ 2 1/2 2
5 コパノキッキング(日)
Copano Kicking
騸6 W.ビュィック タマ 3
6 アルリク(UAE)
Al Tariq
騸6 A.デフリー 1 1/4 9
7 スイッツァランド(UAE)
Switzerland
騸7 T.オシェア 1/2 11
8 ヤウポン()
Yaupon
4 J.ロザリオ 3/4 1
9 プレミアスター(UAE)
Premier Star
4 M.バルロー 3 1/4 10
10 ジェイランジャーニー()
Jalen Journey
6 L.サエス 1/2 12
11 ジャスティン(日)
Justin
5 坂井瑠星 1 1/4 6
12 テラスカイ(日)
Matera Sky
7 戸崎圭太 2 5
13 グッドエフォート(UAE)
Good Effort
6 L.デットーリexit 9 3/4 8
取消 インポータントミッション(UAE)
Important Mission
騸7 R.フレンチ

日本4頭が参戦したダート1200mのスプリント戦、前走のロスヴァーディスステークス(GIII)を快勝していたワイルドマンジャックアメリカ重賞2勝を含むダート1200m4連勝の実績を持つヤウポン日本ではコパノキッキングレッドルゼルJRAオッズでの上位人気となっていた(ドバイ宗教上の理由で賭け事を禁止しているので現地では馬券を発売していない)。また、海外ブックメーカーでは上記のに加えて前回2着のテラスカイが軒並み1番人気グループに入る高評価を受けていた。

レースでは序盤からハイペースで飛ばした大穴ゼンデンが最後まで先頭を譲らずに3身1/4差で圧勝、しかしながら日本レッドルゼルもこれまでの最高着順と並ぶ2着と健闘した。

レース後、勝利のゼンデンは急に歩様を異常を見せ転倒。直ちに精密検を受けるも、予後不良の診断が下され安楽死となった。

4月11日 第81回桜花賞(GI)

レース結果exit

話題の中心は阪神JF世界初の白毛GIとなっていたソダシだったが、阪神JFでは差がほぼなかったこともあって、世間では半信半疑の2番人気だった。1番人気阪神JFハナ差2着だったサトノレイナス。3番人気は前チューリップ賞勝利したメイケイエール、4番人気に良血アカイトリノムスメとなった。

スタートではサトノレイナスメイケイエールが出遅れる波乱の中、ストゥーティが先頭に立つと、ソダシも好スタートでそれを見る3番手につけた。中でメイケイエールか掛かり替わって先頭に立ち1000m通過タイム568と速いペースとなったが、ソダシファインルージュアカイトリノムスメの追撃をかわし、さらに外から追い上げるサトノレイナスをクビ差かわしてゴール敗で世界初の白毛クラシックホースとなった。タイムは1分31.1のコースレコードアイドル人気のみでなくの実を兼ね備えていることを示した一戦となった。

4月17日 第23回中山グランドジャンプ(J・GⅠ)

レース結果exit

2020年11月に4年8かぶりに障害戦で敗れ、またそのレース中に足をひねり大障害を回避したとはいえ、同レース5連覇の偉業伊達ではないオジュウチョウサン。そのオジュウチョウサンが回避した大障害を制覇し、3月阪神スプリングジャンプ(JGⅡ)でも圧巻の走りを見せ順調ぶりをアピールしたメイショウダッサイ絶対王者の6連覇か新王者の誕生か、人気はこの2頭で分け合うこととなった。

レースオジュウチョウサンスローペース慢しきれず掛かったり大生垣で危ない飛越を見せる中、メイショウダッサイまずを温存し向こう正面でオジュウチョウサンを交わしそのままゴール。新時代の到来を告げる勝利となった。と思いきや…

10月3日 第55回スプリンターズステークス(GI)

レース結果exit

電撃6ハロンの短距離戦の頂上レース

いつも通りモズスーパーフレア逃げる。おてんば3歳メイケイエールは多少斜行して迷惑をかけたが割合折り合いがついた模様。そんな中、3歳ピクシーナイトは先行策を取り、最後は先頭に立ってゴールインした。彼のモーリスで、グラスワンダーからサイアーライン上で4代連続で日本調教としてGIを取ったのであった。

10月10日 第56回京都大賞典(GII)

レース結果exit

2016年東京優駿を制したマカヒキ凱旋門賞のためにフランスへ遠征をする。前戦のニエル賞を制したが、凱旋門賞本番では14着と惨敗。それ以後、勝ちから5年以上も見放され続けた。2020年になってからは掲示板に入ることすらかなわなくなった。

関係者以外もが諦めかけていた。この年は京都競馬場工事のため阪神競馬場で行われた京都大賞典で彼は9番人気になった。彼は中団につけ、スパートをかけるタイミングを見計らい、最後はアリストテレスと並んで先頭でゴールへ入った。マカヒキハナ差でアリストテレスを差し切り、5年にも及ぶ長いトンネルを抜けたのであった。

このレースのあと、東京競馬場では第72毎日王冠(GII)が行われたのだが、9月30日に逝去なされたすぎやまこういち氏の追悼の意味をこめ、本馬場入場時にはレース(東京優駿など)でのみ用いられるグレード・エウクス・マーチを、ファンファーレとして関東GIファンファーレを用いた。当然、阪神競馬場で口取り式を行っているマカヒキの後ろでも、ディスプレイからその音楽が流れるのであった。まるで英雄の帰還を案内するかのように。

10月10日 第72回毎日王冠(GII)

レース結果exit

その毎日王冠素晴らしい名勝負となった。かつて1998年には王道路線を歩む4歳(現3歳)の外国産馬グラスワンダーエルコンドルパサーが、内産の古サイレンススズカに挑み、敗北していった名勝負となったが、今年はマイル路線を歩む3歳シュネルマイスターと、マイル王者ダノンキングリーとの争いが素らしかった。安田記念ダノンキングリーが1着、グランアレグリアのアタマ差2着を挟んで、シュネルマイスターはそこから半身離された3着であった。一を経て成長したシュネルマイスター。ここで彼は成長を見せつけるのであった。

シュネルマイスターは後方待機策をとった。少し出遅れたダノンキングリーだが、程なく前方集団へ合流。ゴール前で逃げていたダイワキャグニーをとらえたダノンキングリー。だがそこに後ろから追い込んでくるシュネルマイスター。最後は2頭並んでゴール。アタマ差でシュネルマイスターが差し切ったのであった。

シュネルマイスター11月マイル頂上決戦マイルチャンピオンシップへ向かう。そこでは後述する天皇賞(秋)で3着になり3階級制覇に失敗したが、マイル路線では昨年の覇者で、今年のマイル路線の頂上決戦ヴィクトリアマイル覇者であるグランアレグリアも待ち受けている。一方のダノンキングリー香港マイルへ。ヴァンドギャルド(BCマイルで12着。アメリカから直行)とともに世界で戦う。

10月24日 第82回菊花賞(GI)

着順 騎手 タイム 着差 コーナー
通過順位
人気
1 タイトルホルダー 3 横山武史 3:04.6 1 1 1 1 4
2 オーソクレース 3 C.ルメール 3:05.4 5 11 11 10 9 3
3 ディヴァインラヴ 3 福永祐一 3:05.4 タマ 6 6 6 6 6
4 ステラヴェローチェ 3 吉田隼人 3:05.4 ハナ 15 15 15 9 2
5 ディープモンスター 3 武豊 3:05.6 1 1/2 8 9 10 11 7
6 ヴェローチェリオ 3 幸英明 3:05.7 クビ 12 12 12 14 12
7 アリーヴォ 3 M.デムーロ 3:05.8 3/4 8 9 7 7 11
8 (外)エアサージュ 3 藤岡佑介 3:05.9 3/4 4 4 5 4 10
9 アサマノイタズラ 3 田辺裕信 3:06.0 タマ 18 18 18 17 5
10 ヴィクティファルス 3 池添謙一 3:06.1 3/4 8 8 8 7 8
11 セファーラジエル 3 鮫島駿 3:06.2 1/2 2 2 2 2 17
12 ロードトゥフェイム 3 丹内祐次 3:06.2 1/2 12 12 13 14 15
13 レッドジェネシス 3 川田将雅 3:06.3 1/2 17 17 17 16 1
14 モンテディ 3 横山和生 3:06.7 2 2 3 2 3 13
15 ラティアス 3 松山弘平 3:06.7 クビ 4 4 4 4 14
16 ヴァイスメテオール 3 丸山元気 3:07.1 2 1/2 14 14 13 13 9
17 ノースワールド 3 和田竜二 3:07.5 2 1/2 15 15 15 17 18
18 ワールドバイバル 3 明秀 3:08.5 6 6 6 7 11 16

1979年以来42年ぶりに阪神競馬場で開催された菊花賞
この年は皐月賞エフフォーリアダービーシャフリヤールが回避し波乱を感じさせるものであった。

この年の京都新聞杯優勝で前戦の神戸新聞杯2着のレッドジェネシスが1番人気に推し上げられ皐月賞ダービー3着で前神戸新聞杯優勝ステラヴェローチェが2番人気であった。

レースでは弥生賞優勝皐月賞2着だが前セントライト記念で13着に惨敗していたタイトルホルダー逃げを打ちレッドジェネシスステラヴェローチェは後方に構える展開となった。タイトルホルダー中4身のリードを保ち第4コーナーで追い出すとさらに足を使い、後方のは追い込む余もなく、タイトルホルダーは5身差をつけて逃げ切り初GI制覇となった。奇しくも23年前の同レースセイウンスカイ@横山典弘逃げ切りを見せたレースタイトルホルダー上で典息子横山武史再現した形となった。

10月31日 第164回天皇賞(秋)

着順 騎手 タイム 着差 コーナー
通過順位
人気
1 エフフォーリア 3 横山武史 1:57.9 6 6 6 3
2 コントレイル 4 福永祐一 1:58.0 1 9 8 8 1
3 グランアレグリア 5 C.ルメール 1:58.1 クビ 2 2 2 2
4 サンレイポケット 6 鮫島駿 1:58.4 1 3/4 10 6 6 10
5 ヒシイグアス 5 松山弘平 1:58.7 1 3/4 7 8 8 7
6 ポタジェ 4 川田将雅 1:58.7 クビ 4 3 3 5
7 ペルシアンナイト 7 大野拓弥 1:58.7 タマ 15 15 14 13
8 ラストドラフト 5 三浦皇成 1:58.9 1 1/2 7 10 11 14
9 ユーキャンスマイル 6 藤岡佑介 1:59.0 クビ 13 14 14 12
10 ムイトオブガード 7 柴田善臣 1:59.1 3/4 11 12 11 16
11 ワールドプレミア 5 岩田康誠 1:59.1 タマ 14 13 11 6
12 カレンブーケドール 5 戸崎圭太 1:59.2 1/2 4 3 3 4
13 モズベッロ 5 池添謙一 1:59.3 1/2 11 10 8 9
14 カイザーミノル 5 横山典弘 1:59.3 ハナ 1 1 1 11
15 (地)トーセスーリア 6 横山和生 1:59.4 1/2 2 3 3 8
16 カデナ 7 田辺裕信 1:59.7 2 16 16 16 15

この年は去年の三冠馬でこの年で引退を表明しているコントレイル、スプリントやマイル女王として君臨し三階級制覇を狙うグランアレグリア、同年の皐月賞菊花賞を回避し天皇賞(秋)に狙いを絞ったエフフォーリアの「3強」の模様を呈していた。

レースではグランアレグリア逃げカイザーミノルを見る2番手につけ、エフフォーリアが6~7番手、コントレイルが8~9番手というポジションに就いた。レースではよどみないペースで進み直線勝負になるとグランアレグリアが一度は抜け出すも外からエフフォーリアコントレイルが上がっていき両頭がグランアレグリアを交わしエフフォーリアが1着、コントレイルが2着、グランアレグリアが3着と、下評に恥じない「3強」により決着を迎えた。

エフフォーリア横山武史は先週に続き2週連続のGI勝利となった。

11月7日(日本時間) 第38回ブリーダーズカップ・フィリー&メアターフ(アメリカGI)

ルマ競馬場 3歳以上 芝左回り 11ハロン(約2,213m) 1着賞 1,040,000ドル

着順 名(調教)
アルファベット
騎手 タイム
着差
1 ラヴズオンリーユー(日)
Loves Only You
5 川田将雅 2:13.87
2 マイシスターナット()
My Sister Nat
6 J.オルティ 1/2
3 ウォーライクゴッデス()
War Like Goddess
4 J.ルパルー タマ
4 ラブ()
Love
4 R.ムーア 1 1/2
5 ウダーリャ(英)
Audarya
5 W.ビュイック 2 1/4
6 オーシャンロード(英)
Ocean Road
3 O.マーフィー 2 3/4
7 ルジール()
Rougir
3 M.ギュイヨン 1/2
8 ポケットスクエア()
Pocket Square
4 I.オルティJr. 1 1/4
9 アカネラ()
Acanella
3 C.キー 3/4
10 ドッグタグ()
Dogtag
5 F.プラ 9 3/4
11 ゴーイングトゥベガス()
Going to Vegas
4 U.リスポリ 7 1/2
12 クイーンスプリーム(英)
Queen Supreme
5 J.ドイル 45 1/4

2019年オークスを制覇したラヴズオンリーユー。その後勝ちきれない競馬が続くが、2021年4月に開催されたQE2世C久々G1勝利する。この勝利の前にもドバイシーマクラシッククロノジェネシスとやりあっている間にMishriffに差された差のない3着に入るなどしており、営は当海外適性の高さを見出した。そして当や開催地等を鑑み[1]日本調教初のブリーダーズカップ制覇をし参戦することとなった。

BCの開催されるアメリカ競馬はどちらかといえばダート形とされているが、それでもレースには

など当を含めG1勝利が7頭と好メンバーった。

レースでは先頭集団の後ろにつける先行策で進める。第4コーナーに差し掛かった段階で前が壁かなりの不利を取られていたが、競り合いの中でわずかな隙間が見えると一気に加速。を思わせる鋭い切れ味で前3頭をまとめて差し切り半身差のゴール。見事日本調教初のBC制覇の栄を勝ち取ったのだった。

ところでBC参戦にあたり営は最大限の準備をしてきたわけだが、その一環として同厩の戦友マルシュロレーヌもBCに登録し帯同させるプランが実行された。普段から仲の良いこの(と現地で仲良くなったポニー)と一緒に過ごすことで精的なケアを図ったわけである。そんな陰の立役者となったマルシュロレーヌであったのだが……

11月7日(日本時間) 第38回ブリーダーズカップ・ディスタフ(アメリカGI)

ルマ競馬場 3歳以上 ダート左回り 9ハロン(約1,811m) 1着賞 1,040,000ドル

着順 名(調教)
アルファベット
騎手 タイム
着差
1 マルシュロレーヌ(日)
Marche Lorraine
5 O.マーフィー 1:47.67
2 ダンバーロード()
Dnibar Road
5 J.オルティ ハナ
3 マラサート()
Malathaat
3 J.ヴェラスケス 1/2
4 クレリエール()
Clairiere
3 R.サンタナJr. タマ
5 ロイヤルフラッグ()
Royal Flag
5 J.ロザリオ 1/2
6 シーデアズザデビル()
Shedaresthedevil
4 F.ジェル 5 1/4
7 ブルーストライプ()
Blue Stripe
4 L.デットーリ 10 1/4
8 アズタイムゴーズバイ()
As Time Goes By
4 L.サエス ハナ
9 ホロロジスト()
Horologist
5 J.アルバラード 13
10 トルースカ()
Letruska
5 I.オルティJr. 2 1/4
11 プライベートミッション()
Private Mission
3 F.プラ 5 1/4

日本として初めて遠征したマルシュロレーヌと10頭の地元対決となったこのレースは、地元の中でもメキシコから移籍してきてGI7勝モノモイガールを下したアップルブロッサムハンデキャップ(GI)を皮切りにGI4勝を含む5連勝でここに臨んできたトルース、ここまでGI3勝を含む7戦6勝2着1回の素晴らしい成績を残している3歳マラサート、前年のケンタッキーオークス(GI)勝ちでここまで16戦して4着1回が最低着順という安定シーデアズザデビルが強と見られていた。

日本ファンにとっては約2時間前にマルシュロレーヌの同厩ラヴズオンリーユーがフィリー&メアターフを勝利した奮も覚めやらぬ中スタートしたこのレースは、先手を取ったプライベートミッショントルースハナを譲らず飛ばしに行った結果、最初の2ハロンを21.97、4ハロン地点を44.97というハイペースで通過。先行各が残り3ハロン地点で苦しくなって後退すると入れ替わるように進出してきたのはまくってきたマルシュロレーヌら。直線入り口で先頭に立っていたマルシュロレーヌは内から差してくるダンバーローリプレイでもどちらが勝ったか分からないほどの横一線でゴールインし、写真判定の結果ハナ差で勝利日本調教として初めての海外ダートGI勝利を手にした。

地方ダートグレード競走しか勝っていないマルシュロレーヌ際的には重賞勝利扱いであり、単勝オッズは50.9倍で11頭中9番人気レース史上2番の高配当という波乱。4連単(0.1ドル単位)は22455.2倍、5連単に至っては的中なしでキャリーオーバーとなった。

11月7日 中央競馬の6レース

珍名馬の記事の「2021年11月7日:珍名馬祭り」を参照せよ。

11月14日 エリザベス女王杯(GI)

着順 騎手 タイム 着差 コーナー
通過順位
人気
1 アカイイト 4 幸英明 2:12.1 13 13 13 7 10
2 ステラリア 3 松山弘平 2:12.4 2 7 8 8 9 7
3 クラヴェル 4 横山典弘 2:12.5 クビ 14 14 13 12 9
4 ソフトフルート 4 岩田望来 2:12.5 クビ 15 15 15 12 11
5 イズジョーノキセキ 4 和田竜二 2:12.5 ハナ 7 7 5 7 12
6 レイパパレ 4 C.ルメール 2:12.6 クビ 4 4 3 2 1
7 アカイトリノムスメ 3 戸崎圭太 2:12.6 クビ 5 4 5 3 2
8 ゼル 4 武豊 2:12.7 クビ 11 11 12 12 8
9 ランブリングアレ 5 吉田隼人 2:12.8 1 9 9 5 3 6
10 ウインキートス 4 丹内祐次 2:12.8 タマ 9 10 8 9 5
11 テルツェット 4 M.デムーロ 2:13.0 3/4 12 11 8 9 4
12 ムジカ 4 秋山一郎 2:13.0 1/2 15 15 15 15 15
13 コトブキテティス 4 柴田善臣 2:13.2 1 15 17 15 15 16
14 リュヌルージュ 6 富田 2:14.5 8 5 4 11 15 17
15 シャムロックヒル 4 団野大成 2:14.5 ハナ 1 1 1 1 13
16 ウインマリリン 4 横山武史 2:14.7 1 1/2 3 3 3 3 3
17 ロザムー 5 池添謙一 2:16.7 大差 2 2 2 2 14

が近年実をつけより賞の高い天皇賞(秋)ジャパンカップに向かうケースも増えてきたが、2021年の本レースでは敗で大阪杯を制したレイパパレ・やけに濃い面子う年の秋華賞を制したアカイトリノムスメとこの年のGIが2頭参戦し、さらにGII3勝のウインマリリン、この年のクイーンS優勝テルツェット相手にこの年の目黒記念優勝したゴールドシップウインキートスと出走った。

しかしウインマリリンレイパパレが先行しアカイトリノムスメがその2頭をマークせざるを得なくなった中で思ったより消耗戦となり、直線で足が止まったときに飛び込んできたのは6月3勝クラス勝利しここまで重賞勝利キズナ産駒アカイイトと同の同年忘れな草賞(L)優勝ステラリアだった。

上位人気5頭は掲示板に入ることもできず、10-7-9番人気の入線から3連単は3,393,960円の大波乱となった。

11月21日 マイルチャンピオンシップ(GI)

着順 騎手 タイム 着差 コーナー
通過順位
人気
1 グランアレグリア 5 C.ルメール 1:32.6 12 8 1
2 (外)シュネルマイスター 3 横山武史 1:32.7 3/4 8 8 2
3 ダノンザキッド 3 川田将雅 1:32.8 1/2 8 8 5
4 インディチャンプ 6 福永祐一 1:32.8 ハナ 5 5 6
5 ホウオウアマゾン 3 坂井瑠星 1:33.0 1 1/4 1 1 7
6 サリオス 4 松山弘平 1:33.1 クビ 3 2 3
7 (外)ダーリントンホール 4 和田竜二 1:33.2 1/2 10 8 10
8 サウンドキアラ 6 武豊 1:33.2 クビ 5 5 11
9 カテドラ 5 戸崎圭太 1:33.2 クビ 14 13 8
10 ケイデンスコール 5 岩田康誠 1:33.3 クビ 13 13 12
11 レインボーフラッグ 8 小崎 1:33.4 1/2 16 16 16
12 (外)ロータスランド 4 田辺裕信 1:33.5 3/4 7 5 9
13 グレナディアガーズ 3 池添謙一 1:33.8 1 3/4 3 2 4
14 クリノガウディー 5 岩田望来 1:33.9 クビ 2 4 14
15 プレー 3 幸英明 1:34.7 5 10 8 13
16 サウンドカナロア 5 藤岡康太 1:35.2 3 14 13 15

今年の中心はここまでスプリントとマイルGIを5勝で2000mに挑戦しなければもっと記録を伸ばせたものと思われる女王グランアレグリア、当はこのレースを最後に現役を引退することを表明していた。そして対するは世代交代を狙うNHKマイルカップシュネルマイスターホープフルステークスダノンザキッド朝日杯FSグレナディアガーズの3歳勢、2年前の覇者の古6歳インディチャンプ、2年前の朝日杯FS復活を狙う4歳サリオスと、世代対抗の模様を呈していた。

レースではホウオウアマゾンレースリードサリオスグレナディアガーズが2番手をつけグランアレグリアはやや後方からレースを進めることになった。直線に入って先行勢の足が止まりインディチャンプが抜け出しにかかるが、3歳シュネルマイスターダノンザキッドが外から捕えにかかり、さらに大外から女王グランアレグリアが差し切ってゴールした。

勝利したグランアレグリアとして6頭の10億円ホースとなり、1600m以下GI6勝の記録を作ってターフを去ることとなった。

12月12日(日本時間) 香港国際競走

香港日本は12頭が遠征した。そんな遠征でもドラマが発生した。

第5レース 第23回香港スプリント(GI)

レース結果exit

このレースは、最終コーナー大惨事が発生してしまう。アメージンスター(日本香港とも最低の12番人気)が落。この煽りを受けてピクシーナイト(日本1番人気/香港3番人気)、ラッキーパッチ(日本3番人気/香港1番人気)、ナブーアタック(日本7番人気/香港4番人気)も落してしまう。この大混乱の中、1着は香港スカイフィールド(日本9番人気/香港7番人気)、2着は日本レシステンシア(日本2番人気/香港6番人気)となった。落した4頭のうち、アメージンスターナブーアタック予後不良となった。ピクシーナイト骨折はしたが予後不良にはならず、日本へ帰することができた。

第8レース 第35回香港カップ(GI)

レース結果exit

このレースは、香港GI制覇をラヴズオンリーユーが成し遂げるかが話題となっていた。彼女は現地でも日本でも1番人気に支持された。そして大方の予想通り、彼女は1着になり香港GI制覇を成し遂げ、皆にされる形でターフに別れを告げた。

12月19日 第73回 朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)

レース結果exit

永らく競馬界の七不思議に数えられた武豊朝日杯を勝てない』と言わしめたレースであり、苦節22回にしてドウデュースに騎乗した武豊が初の栄冠を手にすることとなった。

12月25日 第144回 中山大障害(J・GⅠ)

レース結果exit

2020年11月京都ジャンプステークス(J・GⅢ)exit_nicovideoで4年8ヶに渡る障害戦での連勝が13でストップして以来勝ちから遠ざかっていたオジュウチョウサンファンの「オジュウはもう終わった」「まだ引退しないのか」というも聞こえる中での出走となった。

レースは終始好位につけ、いつもは怪しい飛越もこの日はスムーズ。向こう正面で先頭に並びかけ、最終障害を飛越するとバシバが入る6歳を横に加速。直線でも差を詰めさせることなくゴールを駆け抜けた。

中山大障害の制覇は2017年exit_nicovideo以来4年ぶり3度で、J・GⅠも8勝マーク。また障害含むGⅠを制した日本調教の最高齢記録更新した(10歳)。

12月26日 第66回 有馬記念(GⅠ)

レース結果exit

このレースを最後に引退するクロノジェネシスによるグランプリ四連覇か、祖シンボリクリスエス以来19年ぶり三歳による天皇賞(秋)を制した皐月賞エフフォーリアとの直接対決。結果次第では年度代表馬が決まる大一番もあって大いに注された。

レースエフフォーリアクロノジェネシスをぴったりマークする形で直線に入り、最終コーナーから追い出されると直線で抜け出し、ディープボンドクロノジェネシスの追撃を振り切って優勝。また上の横山武史・典との史上2組子制覇となった。

12月29日 東京大賞典(GI)

レース結果exit

1番人気は昨年まで3連覇していたオメガパフューム。当然4連覇が期待されていた。中団に控えて後半どんどんと上がっていき、最後はクリンチャーとのデッドヒートを制して半身差で4連覇を成し遂げた。

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2021年から2022年の流行であるウマ娘 プリティーダービーBGMを使った動画が多い。

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脚注

  1. *https://hochi.news/articles/20211101-OHT1T51211.html?page=1exit
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最終更新:2024/04/24(水) 11:00

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