302号室のゆかりとは、とあるVOICEROID専用マンションの302号室に住んでいる結月ゆかりのことであり、そんなゆかりさんと琴葉姉妹による実況プレイ動画シリーズである。
本動画シリーズでは、VOICEROID専用マンションの302号室に住んでいる結月ゆかりと琴葉姉妹が、生活の合間に様々なゲームを実況プレイする様子を映している。
遊ぶゲームは主に美しいドット絵と濃厚なシナリオが特徴的な2Dゲームであるが、番外編ではホラーゲーム・ゾンビゲーム等の多ジャンルを取り扱っており、趣味の広さを伺わせる。また動画としてはゲームを紹介するという方針であるため、日本語訳の無いゲームには日本語訳を入れ、ゆるい絵柄と海外ミーム等の豊富なネタを交えつつ要約しながらのプレイとなっている。
登場するVOICEROIDの素体は他のVOICEROIDとは異なる独特なもの[1]であり、普段は可愛く時にはセクシーな一面を見せている。また実況以外にも、日常のほのぼのとしたトークや世界観(後述)を彷彿とさせる発言があり、目が離せない構成となっている。
この世界のVOICEROIDは以下のような存在であり、VOICEROID向けの制度があることが語られている。
「自立的に話す楽しさを知ってほしい」という管理者の意向で、自律生活が認められた直後に認証を破棄されたVOICEROID。
管理者の指示無しに自ら考えて行動することが困難なVOICEROIDである彼女は、自発的に話す楽しさを知るため実況プレイ動画を見様見真似で始めた。プレイするゲームが主にシナリオを重視したものであるのも、恐らくこのことが理由であると思われる。知識欲もかなりのもので、ゲーム中の描写に出典があれば調べる他、日本語訳の存在しないゲームには丁寧な和訳を入れている。それが転じて「Not Tonight」等のローカライズ・校正の手伝いを行っており、動画外でもインディーズゲームの布教のため活動を行っている。
そんな彼女だが普段からぼーっとすることが多く、一度寝るとベッドから落ちても起きない程にかなりの寝坊助。ドット絵に釣られて遊んだホラーゲームでは怖いものへの耐性の無さを見せ、理解不能な状況に襲われるとシラス顔(葵命名)になってしまう。
仕事は近所の保育園の保育士の手伝い。好きな料理はみそ汁・肉じゃがとなかなかの庶民派。
302号室に結月ゆかり・「妹」の琴葉葵と一緒に住んでいるVOICEROID。
元々はROMのみの存在であったが、破棄されたところを妹共々ゆかりに引き取られ、仮素体としてインテルコアi7(CPU)の姿を与えられた後に正式に人間型の素体を得た。稼働時間の関係上初めは少し表情が硬かったが、ゆかり・葵と過ごすうちに豊かな感情や自我を得たようである。妹と比べるとやや毒舌気味。
302号室に結月ゆかり・「姉」の琴葉茜と一緒に住んでいるVOICEROID。
姉同様に元々はROMのみの存在であったが、仮素体として外付けHDDの姿を与えられた後正式に人間型の素体を得た。姉と比べるとやや天然気味であり、命名センスが独特。
結月ゆかりが住んでいるVOICEROID専用マンションの大家。
常ににこやかだが、その笑顔の裏の真意が掴めないためか茜からは恐れられている。普段は和服で過ごしており目立たないが、バーテンダーの衣装を着た時の姿から分かるようにその素体はかなり豊満。マザー設定とは無関係にずんだ餅作りが大好き。
結月ゆかりの友人のVOICEROID。ゆかりとは別のところに住み、働いている。
実況当初からゆかりとのツーショット写真を撮る程度には長い付き合いのようだが、動画ではかなり遅れての登場となった。電話のやりとりからかなり我が強い性格であることが伺える。
くどいムーブを認識するとビンタで咎めてくる、Steamのアイコンが頭になった謎の存在。非常に強大であり、一度出てきてしまうと止める術はない。ハリセンドローンの叱るマンコンパクト・実体を持たない叱るマンレイス(仮名)・Lv100000の伝説級の叱るマンビースト・逃げられない叱るデーモン等の亜種が存在する。
つまるところカット編集の擬人化。だが、叱るマン自体がくどいムーブしているような気がするのはご愛敬。
ベランダですくすく育っている。
初めての実況シリーズ。昼は商店を切り盛りし、夜はダンジョンに潜って素材集めをしつつ立ちはだかる敵を倒す、一粒で二度おいしい経営SLG+ローグライトACT。
詳しくは該当記事参照:Moonlighter
AIとインプラントが当たり前となった近未来を舞台にしたサイバーパンクADV。
美しい2Dドット絵と濃厚なシナリオにより、とある近未来のバーや陰謀を企てる大企業を舞台に「人の幸福とは何か」「人の精神はどこまで操作してよいのか」等の究極の課題と先端技術の功罪を描き出している。
20世紀初頭を舞台に音楽科の学生・画家志望・女性科学者がいかにして直面した困難を乗り越えるかを追体験するADV。
システムこそ標準的なものだが、セピア調のドット絵とオーケストラの壮大なBGMの美しさは唯一無二。
イギリスのEU脱退「Brexit」をテーマにした社会派入場管理SLG。バウンサー(Bouncer)はナイトクラブ等の用心棒のこと。
インスピレーションを受けた同系統のゲームとしてPapers, Pleaseがあるが、ほとんど過去のものとなりネタ要素の強いあちらと異なり『まだ今は起こっていない(今夜ではない=Not Tonight)が近い未来の現実がこうなりうるし、そうなれば貴方にも関係のあることだ』という問題提起・風刺の強いものとなっている。
壊れたゲームを舞台にしたメタフィクションアクションADV。番外編以外のシリーズでは初めてドット絵が主体ではないゲーム。
ストアの説明文からしてとにかく不穏。誰が敵で誰が味方か…。
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最終更新:2025/12/09(火) 09:00
最終更新:2025/12/09(火) 09:00
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