64式軽戦車

64式軽戦車とは、台湾の軽戦車である。
64式戦車、M64輕戦車とも呼ばれるが、ここでは64式軽戦車と記載する。

概要

アメリカから供与されたM42ダスター自走高射機関砲の車体に、Ｍ18ヘルキャットの砲塔を搭載したもの。
主砲性能は劣るが、アメリカ軍のM41ウォーカーブルドッグに非常に近い性能を持つ軽戦車である。

「64」の数字は台湾の暦である民国紀元64年（1975年）の事で、陸軍総司令の馬安瀾によって命名された。

1974年からおよそ50両が改装され、第202装甲騎兵連隊に配備された。
唯一現存する1両が、台湾の新竹県にある湖口裝甲兵学校に展示されている。

性能

64式軽戦車
全長	8.23 m
全幅	3.23 m
全高	2.74 m
重量	22 t または 25 ｔ
最高速度	70 Km/h
行動距離	160 km
エンジン	コンチネンタル　AOS 895-3 空冷水平対向6気筒スーパーチャージド・ガソリンエンジン 500馬力
武装	５０口径 76.2mm 戦車砲 Ｍ1 ×1 7.62mm 同軸機銃 ×1 12.7mm ブローニングＭ2重機関銃 ×1
乗員	4名または5名

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関連項目

• 台湾
• AFV / 戦車 / 軽戦車 / 軍用車両の一覧