666とは・・・
本記事では、1について扱う。 |
666は「獣の数字」と呼ばれる数字のことである。665の次で667の前の整数および自然数。
2×3×3×37の合成数
「666」から二進法(二進数)に換えて求めると⇒"1010011010"、さらに十六進法(十六進数)で⇒"29A"という計算の答えになるのだ。
バーコードとか日本の通貨とかとにかく色々なものでこじつけられて「不吉だなぁ」 と感慨にふけるために便利な数字。
キリスト教の聖典「新約聖書」のうち、世界の終末を描いた「ヨハネの黙示録」という部分に「獣」が登場する。この「獣」は先に登場している「赤い竜」から権威を与えられた存在であり、一定の期間、神を汚し、聖徒に打ち勝ち、諸国民を支配するという。この獣の名や獣を表す数字を刻印していない物は物を売ったり買ったりできなくなるとされる。
そして、ヨハネ黙示録13章18節にはついに
「ここで頭をひねらないといけないよね。頭いい人は獣の数字を解明してみなよ。この数字は人間を示してるよ。その数字は六百六十六だよ。」
という記述が登場する。そのため、キリスト教の影響下にある文化では、「666」は「獣の数字」とされ、「不吉な数字」「世界を影から支配する数字」とされるのである。
ちなみに「赤い竜」はローマ帝国の暗喩であると解釈されることが多い。そして「赤い竜」から権威を与えられて諸国民を支配し、従わなければ売ったり買ったりできなくする(=経済・市場を支配する)存在である「獣」はローマ皇帝であると解釈される。「皇帝ネロ」を当時の古代ギリシア語(コイネー)で記載し、それをヘブライ文字に転訳すると「נרון קסר」となる。ヘブライ文字は数字も対応しているので数値化して合算すると666となる。上記の「獣の数字が示している人間」はおそらくこのネロであろうと解釈されている。ネロは歴代ローマ皇帝の中でも特にキリスト教を迫害したことで有名であった。当時のキリスト教徒はローマ帝国から危険視されていたために、あまりにも直接的にローマ帝国やローマ皇帝を批判することは出来なかった。そのためこういった暗喩を用いたのだろうと予想されている。
最近では異読説もあり、こちらの記事によれば、「616」だったのではないかとのこと。尤も、616だったとしても、「皇帝ネロ」を古代ギリシア語ではなく古典ラテン語で表記しヘブライ文字転訳すると先ほどの「נרון קסר」から1文字抜けた「נרו קסר」となり、合計616となる。よってどちらにせよ「獣の数字=皇帝ネロ」という説は成り立つ。また、615なんて説もある。おそらく、本当の数字が判明することはないだろう。
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最終更新:2024/10/14(月) 02:00
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