765シティ発展記とは (ナムコシティハッテンキとは) [単語記事]

765シティ発展記とは、柴田P 制作のアイドルマスター×シムシティ4のiM@S架空戦記シリーズである。

概要

20年前の大地震で起きた地殻変動で突如房総半島沖に出現した島「765 iSL@ND」。バブル崩壊の影響で長い間手付かずとなっていたこの島だが、PFI（Priv ate Finance Init iat ive）を自治体運営まで拡大するテストケースとしてこの島が選ばれ、その事業を765プロダクションが請け負うことになった。これにより柴田Pが国会で正式に特区行政府首長として任命され、765シティ開発が始まったのである。

架空戦記の中でも珍しい、都市開発シミュレーションを題材にしたシリーズで、登場と同時に視聴者のハートを奪った、柴田Pの愛らしさもさることながら、作中の随所に、会社経営や都市開発に関わる広範かつ専門的な描写が光る、いままでに無かったタイプの架空戦記と言える。

登場人物

柴田P: 「765シティ」市長。柴犬。意外と顔グラが多く、表情が豊かですごくかわいい。とても落ち着いた渋い口調はダンディアニマルと呼ばれる。あずささんと散歩をするときなど、時折犬っぽい一面を見せることもある。尚、犬同士での会話で「古き犬」と称されており、実は位の高いお方のようである。
三浦あずさ: 柴田市長の秘書だが、市長が柴犬であるため公の仕事には代理として出席する。おっとりしていて方向音痴であるが、優しく市長を支える。
高槻やよい: 野菜の生産販売会社「やよいファーム」社長。前身である父の「高槻農産」が水瀬コーポレート銀行から借りている借金を株式に転換、第三者割当増資により水瀬グループの傘下に入り新会社としてスタートした。しかしいまだ借入金総額は9桁に上る。今や765シティの台所となり、良質で低価格の野菜を生産するその様は「農耕なやよいおり」と呼ばれる。
水瀬伊織: 「水瀬コーポレート銀行」常務取締役。国内有数の金融グループである「水瀬フィナンシャルグループ」を本体にもつ水瀬グループ各社の役員を務めていたりもする。素早い経営判断から「閃光の伊織」と評されることも。つぶれそうなやよいの会社を傘下に引き入れることで救った様は「いおりんのM＆Aマジ最高！！」と賞賛された。また、水瀬電力として現在二つの火力発電所を765シティに建設している。
如月千早: 「如月製鐵」社長。765シティ工業地帯で鉄板を生産する。765シティ経済協議会初代会長にも就任。関連企業に父の「如月電工」、母の「如月造船」があるが、現在は両者ともまだ765シティに未進出。無類の犬好きで、柴田市長に見とれてしまうことがあるが、抱きしめるほどの勇気はない。
萩原雪歩: 「萩原建設」取締役土木部長。犬が苦手で、柴田市長と初めて対面したときは驚いて泣いてしまった。しかしその気弱な性格からは想像もできないほど仕事が迅速かつ正確で、2車線の道路を一晩で4車線にしてしまったこともあった。用地買取の際は“若い衆”が活躍したとのこと。住宅建設は着工から2週間で完成できる。
菊地真: 「菊地警備エージェンシー」執行役員。765シティで警察、消防業務を担当する。正義感が強く、とても勇ましいが、時折暴走してしまい、手がつけられなくなることも。
秋月律子: 「秋月リサーチ＆コンサルティング」所長。確実なデータ収集と鋭い分析によって765シティのコンサルティング業を請け負い、渋滞問題発生の折にプランを提案。（短期的なものではあるが）見事解決した。コンサルティング以外にも、関連企業に格付け会社もある。（７６５シティの評価はAA+）
天海春香: 「天海電鉄」社長。人口増加に伴う交通量の増加が問題となっていた765シティに「765シティ高速鉄道せいゆう線」を開設。高架線路を軸に線路を引く為、７６５シティには踏切が無い。柴田市長が言い知れぬ恐怖を感じた人物でもある。
双海亜美・真美: 765シティに遊園地「チョモルメランド」をオープンした「双海ケアカンパニー」。亜美は取締役筆頭家老。真美は取締役プチセレブ。アミューズメント系の企業のため遊び心に溢れており、社員はみんな変な肩書きとなっている。年間優秀社員に選ばれると上司の肩書きを決めることができるらしい。
星井美希: 柴田市長が喋れる犬であることを見抜いた人物。高槻農産の世話になっていたが、ある会社に引き抜かれ「星井物産」社長となる。その際、米農家との契約を全て持っていってしまったため、高槻農産の経営が落ち込んだ原因の一つを作ってしまった人物でもある。765シティに建てられた謎の農業施設と関係があると思われる。
四条貴音: 中東親善大使を務める旧公家「四条家」の令嬢。関西の財界に影響力を持つ。四条家離散の危機において黒井社長に助けられ、現在行動を共にしている。
我那覇響: 鳥居をペン太郎と呼ぶ気さく（？）な少女。いぬ美を始めとする大量の動物を飼っているらしい。
鳥居（ペン太郎）: 喋るペンギン。美希からは先生と呼ばれており、謎の農業施設と関係があると思われる。鳥だけに物覚えが悪い。単体で海に潜って海底調査ができるらしい。ちなみに誰かのペットではなく、ちゃんと雇われている。
我那覇いぬ美: セントバーナード。人語を話すことは出来ないが理解はできる。響に骨付き肉を食べられ家出した。（市長曰く、「孫の代まで恨むレベル」）その後探しに来て倒れてしまった響を背中に乗せて帰る。
音無小鳥: 動画冒頭の「765シティニュース」通称NCNでお馴染み。765シティのラジオ局から送るテレビ番組の司会を務める。亜美真美にはよく服を脱がされる。
高木順一朗: 総合企画会社「765プロダクション」社長。第1話以来ほとんど出番がないが、「765 iSL@ND」と本土とを結ぶ橋の建設を中央省庁に働きかけるなど、765シティの後方支援にまわっているらしい。

進行状況

動画 Part	ゲーム内時間	人口	特記
1	-	-	プロローグ
2	0年	0人	区画整備のみ。
3	1年	3,957人	水瀬電力第一火力発電所（石炭）建設。
4	1年8ヶ月	6,648人	墓地建設。農業人口600人ボーナスの農民市場建設。
5	2年6ヶ月	8,840人	警察署建設。秘書像建設。
6	2年11ヶ月	9,673人
7	3年	12,921人
8	3年11ヶ月	14,268人	765シティ高速鉄道せいゆう線敷設。
9	4年7ヶ月	17,947人	チョモルメランド（農業人口1200人ボーナスの物産展）建設。謎の農業施設とでかいマンションが建設される。
10	5年4ヶ月	19,097人	ラジオ局建設。
11	5年10ヶ月	21,094人
12	6年6ヶ月	21,332人	市庁舎建設。
13	6年9ヶ月	23,458人
14	7年7ヶ月	28,288人	せいゆう線延伸。サッカースタジアム建設。第二火力発電所（石油）建設。
15	7年10ヶ月	30,518人
16	8年9ヶ月	35,574人	釘宮病院建設。
17	10年	50,532人	せいゆう線延伸。
18	10年11ヶ月	58,126人
19	12年1ヶ月	71,935人
20	12年11ヶ月	76,421人	せいゆう線延伸。
21	13年11ヶ月	85,353人
22	14年10ヶ月	102,074人	釘宮駅・若林駅・たかはし駅建替え
23	15年8ヶ月	110,859人	チョモルメランド拡張
24	16年11ヶ月	128,370人	せいゆう線延伸。涼ちんのそびえ立つ巨砲が建設される。
25	19年7ヶ月	147,647人	そびえ立つ巨砲からそそり立つ巨砲に改名される。
26	21年1ヶ月	162,817人
27後半	22年9ヶ月	180.563人	せいゆう線延伸。
28	25年5ヶ月	197,458人

※ゲーム内時間とストーリー内の時間には直接的な関係はありません。

765シティ高速鉄道せいゆう線

●：停車　┃：通過　■：乗り換え　○：周辺施設

超特急	快速	普通	駅名	■乗り換え　○周辺施設
内環状線
●	●	●	平田駅	○警察署 ○市庁舎
┃	┃	●	釘宮駅	○住宅街 ○釘宮病院
┃	●	●	仁後駅	■外環状線 ○農民市場
┃	┃	●	たかはし駅	○自然の森
┃	●	●	中村駅	○特になし
┃	┃	●	落合駅	○繁華街
┃	●	●	今井駅	■外環状線 ○工業地帯
┃	┃	●	下田駅	○チョモルメランド
●	●	●	平田駅	○警察署 ○市庁舎
外環状線
		●	仁後駅	■内環状線 ○農民市場
		●	滝田駅	○スタジアム
		●	若林駅	○商業地区
		●	長谷川駅	○新興地区
		●	原駅	○美術館
		●	沼倉駅	○IT工業地区
		●	徳丸駅	○IT工業地区
		●	浅倉駅
		●	子安駅
		●	戸松駅	○農業地区
		●	花澤駅	○学園都市
		●	三瓶駅	○そそり立つ巨砲
		●	今井駅	■内環状線 ○工業地帯