765プレミアリーグとは、ウイニングイレブン2013を題材としたim@s架空戦記シリーズで、アイドルマスターのキャラクターがサッカーリーグを戦うシリーズである。作者はT・W氏。
アイドルマスターシンデレラガールズ、アイドルマスターミリオンライブ!、およびアイドルマスターディアリースターズに登場するキャラクターのうち、誕生日が公式に判明しているキャラクター総勢約250名が誕生日の12星座ごとに分かれてそれぞれチームを結成。各チームはそれぞれ日本全国に散らばり、地域密着型のプロサッカークラブとして活動し、プロリーグ「765プレミアリーグ」を戦う。なお、昨年までに開催されたデレマス属性別大会、デレマスサッカーフェス、シンデレラ・リーグ(以下「Cリーグ」)、765社長杯は全てアマチュアの大会という位置づけである。
出場全12チームは以下の通り。
リーグ戦の大会形式は、ホーム&アウェイ方式のリーグ戦総当たりで、全22試合。
リーグ戦と並行して、カップ戦 「346カップ」も開催される。12チームを4チームずつの3つのグループに分けてホーム&アウェイ方式の予選リーグを行い、各グループ上位2チームが決勝トーナメントに進出する。
リーグ戦もカップ戦も毎週月曜日開催で、リーグ戦・カップ戦ともに週に1節が行われ、リーグ戦2週→カップ戦1週→リーグ戦2週→…のペースでシーズンが進行する。開幕は2015年4月13日で、同年11月30日にリーグ戦最終節が行われる予定。詳細な日程はT・W氏のブロマガ
を参照。
今大会は、765プロと876プロと346プロが共闘する初めての大会である。各プロダクションごとにチームを結成していた従来の大会とは一味違ったアイドル(プロサッカー選手)たちの新鮮な掛け合いや、共闘による新たな化学反応が大きな見どころである。また、Cリーグでは各チーム間の選手数の差が大きく、ほとんど出番を与えられないアイドル(プロサッカー選手)も生じてしまったが、今大会はチームの選手数はどこも20名前後であり、全てのアイドル(プロサッカー選手)に十分な出場機会が保障されると思われる。
アマチュア時代の実績そのままに活躍する者、汚名返上に燃える者、コンバートで新境地に挑む者…今年もアイドル(プロサッカー選手)たちの熱き戦いが始まる。
シーズン開幕前の2015年1月12日から、デレアニの放送に合わせて、全12チームの紹介動画「渋谷凛はプロサッカー選手になるようです」が連載された。全13回、例によって毎週月曜0時投稿である。
第1回は黄昏のシンデレラガール渋谷凛がポンコツ返上を期してアイドル(プロサッカー選手)になる話で、第2回以降は各チームの紹介とプレシーズンマッチのハイライトが流れるという内容。全ての回でデレアニ最新回のパロディネタが用いられている。加えて、動画投稿と同時に、サッカー雑誌の記事風にチームを紹介するブロマガの記事もアップされた。毎週、デレアニ放送終了の早くても土曜0時半から月曜0時までのたった2日足らずの間にパロディ動画を仕上げて投稿し続けた上に、ハイクオリティなブロマガをも休まず書き続けたT・W氏の手腕に対し、視聴者からは驚嘆の声が上がった。
今大会からチームの総合力を測る指標として「年間予算」が導入された。年間予算とは、各所属選手のCリーグでの活躍度に応じて算出される市場価値を合算したもので、Cリーグ参加選手の市場価値最高額は120億円、平均額は30億円である。また、765プロAS組とDS組は120億円、765プロシアター組とその他の選手は30億円の推定値でそれぞれ計算する。
|
「4度目の正直」だ。「世界レベルのサッカー」を標榜し、過去3大会にわたり世界選抜チームを率いてきたヘレン。だが世界選抜は致命的に選手層が薄く、どの大会でも優勝はおろか上位にも手が届かなかった。ヘレンは一念発起し、選手数25人・年間予算2位のビッグクラブ、アリエス福岡の会長に就任。主将に世界レベルのアイドル天海春香を擁し、監督にはワッホイつながりで前ミリマスビジュアル監督の佐竹美奈子を起用。圧倒的な戦力で世界を獲りに行く。 選手の編成に偏りのある中、佐竹監督が採用したのは3-4-1-2だった。トップ下に天海を置き、前線にボールを繋ぐ4枚の中盤では展開力に期待して白坂、神崎、高槻のレジスタを同時に起用した。しかし攻撃では、中盤に同じタイプの選手ばかり並んだことでビルドアップが行き詰まったり、前線にボールを運べてもエースストライカーの和久井留美がことごとく婚期決定機を逃したりでなかなか得点に結びつかず、結局攻撃は天海の個人技に依存する形となった。守備では、中盤のビルドアップの行き詰まりから不用意なカウンターを食らい、守備陣が耐え切れず失点するシーンが目立った。そのためチームは大方の予想に反して低迷し、佐竹監督は「トップ下を2枚に増やせ」との遺言を残し辞任した。 |
システム 4-2-3-1攻撃方向↑リザーブ
|
|
首都圏のチームながら、選手数18人、年間予算10位と戦力的には恵まれない川崎フロンタウロス。監督には豪華にも竜宮小町のリーダー水瀬伊織が就任したが、いかんせん選手層が薄い。苦しい台所事情の中、765プロオールスターズの名バイプレーヤーだった百戦錬磨の水瀬監督がどこまでチームの成績を押し上げられるかに注目だ。 水瀬監督は当初、貧弱なDFラインの守備力を補うべく、4-3-2-1の守備的なシステムを採用したが、守備が特に機能したわけではなく、かえって前線が孤立し攻撃が全く機能しなかった。そこで水瀬監督は開幕後早々に4-3-2-1を諦め、開き直って攻撃的なシステムに変更。それは、「3トップ下」と呼ばれる、1トップの下に3人のファンタジスタを並べる4-2-3-1だった。すると近い距離感を保った3トップ下が自由自在にボールを回せるようになり、またそれまで孤立していた1トップの難波が3トップの効果的なサポートを得られたことで覚醒し、水を得た魚のようにゴールを量産した。一方枚数の減った守備では、守護神の北上麗花が神憑り的なセーブを連発して何度もチームの窮地を救った。開幕直後に低迷したチームはあれよあれよと順位を上げ、下馬評に反し上位を脅かす存在へと変貌した。 |
システム 4-2-3-1攻撃方向↑リザーブ
|
|
大天使、再臨―――2015年元日、前年の幕張の大天使の引退により一時は大天使を失った千葉県に、新たな大天使が舞い降りた。「大天使チエリエル」緒方智絵里である。緒方は、豪快なプレーと抜群の勝負強さでデビュー以来ファンを魅了し続けた唯一無二のストライカーであり、昨季もCリーグ19得点でベストイレブンを受賞した。ジェミニユナイテッド千葉は、チームエンブレムに天使の羽をデザインし、緒方をチームの象徴として迎え入れ、また緒方に負担が集中しないよう、監督に高垣楓、主将に馬場このみの両ベテランを配し、緒方へ万全のサポート体制を整えた。 開幕時のシステムは5-2-2-1。DFラインの層の厚さと中盤の層の薄さを考慮したシステムだったが、2列目がワイドに開いたため1トップの緒方が孤立し、守備でも相手に中盤を制圧されて押し込まれDFラインが耐え切れない場面が目立った。そこで高垣監督は苦肉の策として、緒方の近くにトップ下とウィングを配置した3-3-3-1(3-3-1-3)を導入。パスセンスの高い双海姉妹をウィングだけでなくトップ下やインサイドハーフでも起用し、緒方の孤立防止とパサー不足の解消を図ったが、今度は1ボランチと3バックの守備負担が過大になってしまった。 |
システム 3-3-3-1攻撃方向↑リザーブ
|
|
念願の夢が叶った。かつて765プロオールスターズの守護神として活躍し、現在はほぼ第一線から退いた秋月律子が、ずっと抱いていた「サッカーチームの経営者になる」という夢を実現させた。秋月は、選手数21人・年間予算リーグ3位のビッグクラブ、横浜カルキノスのGM兼選手に就任。チーム編成に着手した秋月GMは、監督に矢口美羽、主将に日高愛を指名するという、GMの冷静なイメージからは意外な勢い重視の人選を行った。冷静なフロントと、勢い任せな現場。これはこれでバランスが取れているとも言えるかもしれない。 システムは、センタープレーヤーに偏った選手層を踏まえ、4-3-1-2を採用。両SBにあえてアタッカーの春日未来と多田を起用する一方、ボランチには守備力の高い選手を複数置いて攻守のバランスを取る。戦術は、両SBを押し上げてサイドから崩すポゼッションも用いるが、横浜といえば「後ろの7人で守り、前の3人で攻める」カウンターだろう。ボールを奪えばすぐさま前線にボールを預け、後は3人の自由なプレーであっという間にゴールへ導く。特に、日高・佐藤の2トップとトップ下結城のコンビネーションは圧巻で、相手がいくら守備を固めても3人の阿吽の呼吸で簡単に崩し、誰かがファウルを得れば結城が直接FKを決めてしまうのだ。 |
システム 4-3-1-2攻撃方向↑リザーブ
|
|
「浦和」と名乗りながら、本拠地はさいたま市浦和区ではなく所沢市という不思議なチーム、さいたま浦和ライオンズ。本拠地についての真相は、チーム名の語感や2ndユニフォームのデザインからすれば語るまでもないだろう。そんな色物感漂うチームの監督には、世界一イタリアかぶれなドラム缶カルチョを知り尽くした名将高森・アンチェロッティ・藍子(以下「AA」)が、そして主将には、AA監督がなぜか全幅の信頼を置き続ける渋谷凛が就任。Cリーグ東京の名物コンビが今年もタッグを組んだ。 システムはオーソドックスな4-4-2を基本とするが、攻撃時は前線をスライドさせ、状況に応じ4-2-3-1や4-3-3の形をとる。左サイドに流れるプレーが得意の渋谷と左サイドからのカットインが得意の木場とのパス交換からチャンスを作るのが攻撃スタイルであるが、逆に右サイドの攻撃は控え目である。 |
システム 4-4-2攻撃方向↑リザーブ
|
|
選手数と年間予算は堂々のリーグトップ。選手の量と質を最高レベルで兼ね備えた東京ヴィルジェン2005は、優勝を義務づけられたチームと言っていいだろう。この最強軍団を束ねるのは「まゆげ」神谷奈緒監督であるが、神谷監督は昨季終盤に関東で本田未央前監督の後継監督を務めた際、当時下降線をたどっていた関東のチーム状況を改善できず、最下位に導いてしまった過去を持つ。そんな神谷監督に対する世論の風当たりは強く、東京がPSMで1敗しただけで解任論が巻き起こるほどである。それだけ、東京サポーターは優勝を待ち望んでいるのだ。 開幕からいくつものシステムを試行錯誤した神谷監督がたどり着いたのが、変則的な4-4-2だった。FWには菊地や北条や双葉杏を起用し、諸星は右に開き気味のトップ下に置きゲームメイクをさせるという布陣である。高さのある諸星をあえてFWで起用せず、諸星のゲームメイクセンスを買って、相手守備陣の捕まえにくいポジションで自由にプレーさせるのが特徴的だ。このシステムにより、4バックと2ボランチで守りを固めつつ、攻撃時はボランチが前線へ素早く展開し、前線の4人の連動した動きで得点を奪うというスタイルが確立し、チームは軌道に乗った。 |
システム 4-4-2攻撃方向↑リザーブ
|
|
冴島清美。昨季、Cリーグ九州・沖縄の監督を務め、超☆攻撃サッカーの理想を追求したが、成績低迷によりシーズン途中で挫折し、現実的な守備的サッカーに路線変更した過去を持つ。攻撃サッカーを諦めきれない冴島は、今季こそは理想を実現すべく、瀬戸内海の港町・今治で再び立ち上がった。冴島は新チームの主将に就任し、監督には冴島と同じく攻撃サッカーを志向する「ミリオンの皇帝」田中琴葉を迎え、また攻撃の柱として、Cリーグ時代の同僚であり、Cリーグと社長杯で得点王に輝いたスーパースター服部瞳子を擁した。冴島の理想を実現するための土台は整った。 システムは、冴島が最高のシステムと称する4-3-3(4-3-2-1)。CFに服部、1ボランチに水本を置きつつ、ウイングにカットインを得意とする選手を配し、DFラインを高く敷いてSBとインサイドハーフを積極的に攻撃参加させる戦術で、サイドアタックが非常に強力だ。シーズン前半戦は、華麗なサイドアタックを度々披露した一方で、守備は試合展開お構いなしに常に前掛かりな戦術やGK浅利七海の不振が原因で安定せず、特に服部や水本が不調欠場した試合では攻守のバランスが崩壊して大敗することもあり、チームの成績は伸び悩んだ。 |
システム 4-3-2-1攻撃方向↑リザーブ
|
|
ホームタウンの規模はリーグ最小、選手総数と年間予算はリーグワースト2位。おまけに選手の約半数はCリーグ7位の中部と最下位の関東の選手で占められる。鹿島アンタレスは典型的なプロビンチャ(地方クラブ)である。ドSな女王樣には耐え難いであろうドMな環境でチームを運営することとなった天空橋朋花GMは、監督に寡黙で冷静沈着な鷺沢文香を、主将に陽気なロリコンカリスマ城ヶ崎美嘉を指名。クールとパッションの二段構えで、強敵ひしめく765プレミアリーグに殴りこみをかける。 1年半もの間、中部のCBとして味方のゴールネットにボールが次々と突き刺さる光景を間近で見続けてきた鷺沢監督にとって、負けることはトラウマ以外の何物でもなかった。鷺沢監督は、アタッカーの量も質も極端に不足する中、負けないことを何よりも重視し、超守備的戦術の導入に踏み切った。 |
システム 4-3-2-1攻撃方向↑リザーブ
|
|
名古屋パビルサグゼクスのチーム事情は極めて厳しい。まず、誕生日が射手座のアイドルはたったの13人で、千川ちひろとマスタートレーナーを含めても15人しかいない。また編成も歪で、選手の大半がトップ下を本職とする「10番」タイプである一方、DF登録は攻撃的SBの小日向美穂のみで、本職のCBは不在である。 戦術は、編成の歪さ故迷走を続けた。システムは、初めは2-6-2の超攻撃的システムで臨んだが機能せず、その後は3-5-2、4-2-3-1、4-3-3などとコロコロ変わり、また選手の起用法もCBの鈴木以外は固定できなかった。だが塩見がシンデレラガールを受賞したのを機に、川島監督は塩見をCFへコンバートさせ、昨季前半に関西で用いていた4-1-4-1を左右反転させたシステムを導入し、塩見を1トップに据えた。昨季の関西と同様、層の厚い2列目が1トップを輝かせるという戦術である。栄光の4代目に輝いた塩見は、名古屋を輝かせる希望の光となれるか。 |
システム 4-1-4-1攻撃方向↑リザーブ
|
|
3つの危険団体が新潟で一同に会した。監督は、昨夏から中部地方で急速に拡大した新興宗教「安斎教」の安斎都、主将は、広島県を中心に活動する「村上組」の村上巴がそれぞれ就任。そしてユニフォームの胸スポンサーには、萩原雪歩の父が組長を務める「萩原組」がついた。安斎教、村上組、萩原組……救いは、イヴ・サンタクロースと望月聖のクリスマスコンビに、正月の申し子にして幸運の女神である鷹富士茄子と、チームの闇をかき消す「光属性」の選手がいることだろうか。 開幕時に用いたシステムはフラット型の4-4-2で、全体のラインを高くコンパクトに保ち、2トップのフィジカルと全員の足元の技術を活かすパスサッカーを志向した。しかし、攻撃はフラット型のシステムゆえ奥行きがなく両SHとボランチ安斎のドリブルに頼った単調なものになりがちで、守備は三村と萩原の鈍足CBの裏の広大なスペースを度々突かれるなど機能しなかった。そこで、シーズン前半戦の終盤からはシステムを4-2-3-1に変更し、安斎をトップ下に据えてボールの回りを良くするとともに、DFラインをやや下げて守備的MFを1枚増やして守備も安定させた。 |
システム 4-2-3-1攻撃方向↑リザーブ
|
|
選手総数16名、年間予算337.1億円はいずれも断トツでリーグ最下位のクンバ大阪。しかしチームの雰囲気はまるで悲壮感を感じさせず、試合前やハーフタイムのロッカールームでは、選手たちがパーティーゲームに興じたり、四条貴音監督がらぁめん探訪に赴いたりと非常にのほほんとしている。これは自信の表れか、それともただの現実逃避なのか…… シーズン当初はボックス型の4-4-2のシステムで臨む予定だったが、PSMでは全く機能せず惨敗した。この惨敗ぶりと元々の戦力の低さが相まって下馬評は最悪であり、巷では「最下位待ったなし」という評価が定着した。しかし開幕直前、宮本主将の思いつきでアンチェロッティレアル風の4-3-3に戦術変更するとこれが見事にハマり、ボランチの真壁を中心にしたカウンターを武器に開幕ダッシュに成功した。 |
システム 4-3-3攻撃方向↑リザーブ
|
|
北日本唯一のクラブであるサカナトーレ札幌。監督には、北海道・東北を率いてサッカーフェスとCリーグの2つのタイトルを手にした名将アギーレイナこと小関麗奈が就任。メンバーも、北の大エース黒川千秋や北海道・東北不動の左SB工藤忍ら北海道のファンに馴染みの深い選手のほか、鉄壁の妄想守護神大西由里子、絶壁のCB如月千早など、豪華な面々が揃った。攻守にバランスのとれた選手層を誇ることから、優勝候補との声もあるチームである。 監督が開幕前に無実の罪で解任されるという前代未聞の状況で、新監督に名乗りを上げたのは桐生つかさであった。桐生は昨季終盤に中部へ加入したばかりで、試合出場は社長杯プレーオフの1試合しかなく、実力は監督としてだけでなく選手としても全くの未知数である。 |
システム 5-3-2攻撃方向↑リザーブ
|

掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/09(火) 16:00
最終更新:2025/12/09(火) 16:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。