9600形とは、
本項では1の国鉄9600形蒸気機関車について解説する。
愛称は「キューロク」。大正2年(1913年)から大正15年(1926年)の間に770両(樺太向け含め784両)が製造された。日本で初めて量産された貨物用蒸気機関車として知られる。多くは川崎造船所にて製造され、他には汽車製造、鉄道省小倉工場、三菱造船所、日本車輌製造、日立製作所で製造された。
台枠の上に火室を載せることによってボイラーの巨大化に成功した。その為軸重の割に大きな馬力を得ることが出来たが、ボイラーの大きさ故に重心を高く配置せざるを得なくなり、スピードを出すことは苦手だった。
当初幹線の貨物列車の牽引を担当したが、のちに支線貨物や入換用として使われるようになった。少ない軸重で大きな馬力を出せることから支線では重宝され、旧式ながら蒸気機関車末期まで使われていた。四国以外の日本各地のみならず、樺太、台湾、また、軍に供出され中国大陸でも運用についた。北海道の炭鉱鉄道にも国鉄からの払い下げ機や独自発注機が多く活躍していた。
動態保存機はないが、静態保存機は青梅鉄道公園の9608や梅小路蒸気機関車館の9633、大井川鐵道の49616、九州鉄道記念館の59634など日本各地に存在している。
9600形は昭和3年(1928年)に蒸気機関車の称号改正が行われる前に製造された機関車であるため、付番法が複雑である。
製造順に1番目が9600、2番目が9601、3番目が9602となる。100番目が9699、101番目は普通に考えると百の位を上げて9700となる。しかし、すでに9700形という形式の蒸気機関車が存在したため万の位を使い、101番目は19600とした。以後100番目ごとに万の位の数字が繰り上がり、200番目が19699、201番目が29600…
ナンバーと製造順一致させる公式おいておきますね ( `・ω・)っ
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最終更新:2025/12/10(水) 01:00
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