A-7 単語

6件

エーナナ

  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

A-7 コルセアとは、LTV(リング・テムコ・ボート)社が開発した艦上攻撃機である。

概要

アメリカ海軍の艦上攻撃機として、A-4の後継として開発された。7トンにも及ぶ兵器搭載量を持ち、空軍でもA-7Dとして採用、ベトナム戦争末期に投入された。A-7は全攻撃を持っていなかったため、空軍米海軍ともに1994年までに退役している。[1]

開発

ダグラス社の開発したA-4スカイホーク自重がわずか4.7tと小軽量でありながらそれでも爆弾等搭載量が3.5tとそれなりの攻撃を持っていた。さらに小軽量から来る運動性を武器に対潜空母では艦隊防戦闘機として使われるなど使い勝手の良い機体であった。

この使い勝手の良さをある程度残しつつさらなる搭載量の強化を狙って開発されたのがこのA-7であった。開発コストの低減を狙ってすでに戦闘機として実績のあったF-8クルセイダー艦上戦闘機の機体構造を流用、設計の一部を攻撃機向けに変更することによって開発期間の短縮を行った。

技術的特徴

F-8で離着陸性の向上を狙って採用されたの取り付け変更装置はコストや重量の問題などにより省略された。その代わり大のフラップを採用するなどして安定性を強化している。の後退も低速性を重視して浅い度に変更されている。

エンジンターボファンエンジンであるTF-30の単発である。軽攻撃機ということで音速性は要されていないためアフターバーナーはオミットされている。

ベース戦闘機ということもあり、亜音速付近では良好な運動性を有する。これが低高度で対空砲火に狙われた際にも強みを発揮、パイロットからも信頼性をおかれた機体となった。

武装

初期F-8と同じくコルトMk.12 20ミリ機関を装備する(数は4門から2門へと減少)。空軍ではさらなる地上掃討火力の強化を狙ってM61A1 20ミリバルカン砲に変更されている。

通常爆弾のほか、クラスター爆弾ロケット、さらには核兵器も運用可

関連動画

関連商品

関連コミュニティ

関連項目

脚注

  1. *兵器常識・非常識(下)」江謙介 並木書房 1998 pp.377-378
この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
壱百満天原サロメ[単語]

提供: Kefi_Ades͏͏͏͏͏͏͏

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/18(木) 10:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/18(木) 10:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP