AA-12(Auto Assault-12)とは、アメリカのMilitary Police Systems社製フルオート・ショットガンである。
AA-12の原型は、1972年にマクスウェル・アチソンが設計したAtchisson Assault Shotgunである。後にアチソンは、Military Police Systems社に権利を売却、同社が改良を施し2005年にAA-12として完成を見た。現在は軍・警察機関に売り込み、テストを受けている状態だが、採用されたという情報はない。
なお、セミオート・フルオートの切り替えは、引き金を引く指によって行う。つまり、フルオート・オンリー、セレクターは無い。
フレーム部分はスチールを用いてないため砂塵などでの錆びを考慮しなくて済むメンテナンスレス仕様。
重量は比較的重いが、内部機構の衝撃吸収性能を含め反動を軽減する。
AA-12に合わせて、FRAG-12という特殊弾薬も開発された。FRAG-12は高性能爆薬を内蔵し安定翼をつけた一発玉、いわば18mm口径の擲弾というべきものである。
有効射程は散弾銃としては破格の180mに達し、弾種も高性能爆薬(HE)から徹甲弾(AP-HE)まで多種に及ぶが、こちらも採用されたという情報はない。
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最終更新:2024/04/25(木) 15:00
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