AKIBA'S TRIP Festa!とは (アキバズトリップフェスタとは) [単語記事]

AKIBA'S TRIP Festa!とは、アクワイアの開発したゲーム「AKIBA'S TRIP」シリーズのPC ブラウザ＆スマートフォン版である。

本来はテレビアニメ「AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION」の放送されていた2016年度冬にリリース予定だったのだが、諸般の事情でリリースが遅れ、2017年 4月中旬にリリースとなった。2017年 9月22日にサービス終了。

敵を倒す方法が脱衣なのはAKIBA'S TRIP シリーズのお約束だが、本作の敵はカゲヤシやバグリモノと違い、基本普通の人間である。

ストーリー

今までのシリーズとも違う、秋葉原で描かれる全く新しく世界軸。

この世界での秋葉原では、今、脱衣格闘大会「フェスタ」の話題で溢れていた！秋葉原自警団に所属する主人公はある日、記憶を無くした少女『ベル』に突然唇を奪われる。それは恋の予感ではなく、吸血鬼による『血の契約』だった……。

眷属となってしまった主人公は、彼女の記憶を取り戻す為、彼女を知る人を探す為、人々の注目の集まる「フェスタ」へ秋葉原自警団として参加を決意する。戦いの中で、様々なライバルと戦い、仲間になり、人間としても、脱衣系格闘家としても成長する主人公たち。
過酷な戦いを勝ち抜きトップチームになって知る、フェスタに隠された闇、アキバを襲う邪悪な陰謀。フェスタを勝ち抜き、無事に彼女の記憶を取り戻し、アキバの平和を守る事が出来るのか？

公式サイトより引用

登場キャラクター

キャラクターは一部を除いて本作オリジナルとなっている。各キャラの解説は公式サイトのキャラクター紹介より引用・一部改編している。

主人公 - CV：？
プレイヤーの分身となるキャラ。自警団に属している。ある日記憶を失った吸血鬼のベルの眷属にさせられ、彼女の記憶を取り戻すため、脱衣格闘大会フェスタへ身を投じる。
アン・ロゼ・ファミーユ - CV：巽悠衣子
 歌うことを使命として作られたアンドロイド。元は3D ホログラムだったが、実体化することもでき、秋葉原で実体化してライブを行っていた時に主人公と出会う。
幼く、純粋無垢で、疑うことを知らない明るく優しい少女。
甲斐琥珀（かいこはく） - CV：髙山ゆうこ
 ドラゴンと心理戦を愛し、秋葉原で一目置かれるカードゲーマー。勝ち気で負けず嫌いだが、感情を隠すように常にニコニコしている。
霞会志遠（かすがいしおん） - CV：中村繪里子
26歳にて製薬企業のCEOに就任した才女。「自ら手を動かして実験することこそが早道」という信条を持つ。
神尾紫衣奈（かみおしいな） - CV:藤田彩
医療に代々携わる家で育つ。優しく、おだやかで、面倒見がよく、おっとりとした性格の女性。一見隙なしに見えるが、残念なことにちっちゃい女の子好き。自制の効かない方の幼女好き。緑子を病的なほど溺愛している。いつもニコニコしているが、キレると人が変わるらしい。
カティ・ライコネン - CV：山崎はるか
 日本のアニメーションやJRPGが好きすぎるあまり、日本に留学したフィンランドの少女。「AKIBA'S TRIP2」からのゲスト出演。
空閑真白（くがましろ） - CV：橋本ちなみ
 秋葉原自警団に所属する少女。好きなことに対してとことん突き進む。好物は冒険モノのゲーム、アニメ、ラノベ。反対に嫌いなものは勉強。
テレビアニメ「AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-」にもゲスト出演しているが、ゲームの配信開始が予定よりも遅れたため、ゲスト登場ながら先行登場となった。
黒原硝（くろはらしょう） - CV:藤原夏海
気さくで優しく、紳士的な女性。中性的な見た目で、丁寧な言葉づかいをする。フェスタにもよく出場し、女性ファンが多い。主人公にご執心。
紺野結良（こんのゆうら） - CV：鎌倉有那
悪人に厳しい態度を取り、規律を重んじるばかりにお硬い性格ながら、基本的に面倒見がいいので周囲から好かれている優等生キャラ。橙木莉々華とは親友。
周囲にひた隠しにしている秘密の趣味を持っている。
砂金・エロイーズ（さかね・エロイーズ） - CV：二ノ宮愛子
 GD財閥のお嬢様。高飛車な性格でわがままで負けず嫌い。そしてアホの子。ゲーム全般を愛し、自前の改造アケコンを持つ。ちなみに同じゲーム好きでも、フラゲ・積みゲー・ネタバレをしようとする者は人と思わない。
鷺坂登子（さぎさかとうこ） - CV：斎藤千和
 秋葉原近隣の女子大に通う学生。趣味はサイクリング。スマートフォンなどの電子機器に弱く、未だにガラケーを愛用している。オタク的要素は非常に薄いが、秋葉原の事情には詳しく、アイドル「Rin」のファンでもある。姉御肌で世話焼き。
師匠 - CV:綾瀬有
「チェリー」を愛し、「チェリーでないもの」を切り捨てる、ある意味ではわかりやすい謎の女性で、自警団のリーダー。
「AKIBA'S TRIP」からのゲストキャラ。
診堂緑子（しんどうみどりこ） - CV：新田ひより
 ドSなマッドサイエンティストで秋葉原で開業する闇医者。サバサバとした楽天家で、あまり周囲に対して興味を示そうとしないが、可愛い女の子を目にすればすっぽんのごとく飛びつく。自制の効く方の幼女好き。
橙木莉々華（だいきりりか） - CV：小野寺瑠奈
服を着崩して露出を多くし、健康的なけしからん肌を見せつけてくるギャル。普段は気だるく、黄昏れている感じを醸し出しているが、内面では曲がったことが大嫌いで強い正義感を持つ。
刻風雫（ときかぜしずく） - CV：三澤紗千香
 夜咬と呼ばれる吸血鬼一族の者。口数は少なく、寡黙な少女。責任感が強く、他者を事件に巻き込むのを快く思っていないが人付き合いが苦手で、人との関わりを避けるように振る舞う。
刻風霖（ときかぜりん） - CV：金元寿子
 インターネットで話題を集め、人気者となった秋葉原のご当地人気アイドル「Rin」として活躍する少女。最近ではディーヴァのアンと共にステージに立つところも見られる。
その正体は刻風雫の妹で、姉のことが大好きなシスコン。
ナナ - CV：洲崎綾
想像力が豊かで、洋服と裁縫が好きなインドア派の少女。ある喫茶店に勝手に自室を作って引きこもっていた。
人付き合いが苦手で、知り合いだろうが積極的に関わることはない。
早山銀河（はやまぎんが） - CV：國分優香里
GD財閥でエロイーズに仕える執事兼用心棒。真面目で礼儀正しく、冷静で常識人だが趣味が「お嬢様の話相手」と「お嬢様のアルバム作成」という、おはようからおやすみまでエロイーズを中心に世界が回っている残念な美人。総合格闘技の使い手でもある。
紅谷螢（べにやほたる） - CV：赤尾ひかる
現代秋葉原に現れた幽霊。200年前に死んだはずが、その悲しみを全く感じさせない程屈託ない笑顔が似合う少女。
嫌いなものはないが、食べ物にはうるさい。
ベルティーユ・ブラン - CV：千本木彩花
ある日秋葉原の街中に落ちていた棺から目覚めた吸血鬼の少女。名前以外の記憶を失っており、主人公とともにフェスタに参加することを決意した。嫉妬深い一面も見せる。
宮乃杜朱羽（みやのもりあけは） - CV：佳村はるか
自警団に所属する巫女。生真面目で清楚だが、年相応の女の子らしい一面も。オカルト話が大好きで、そういった話が盛り上がると時々不敵に笑うらしい。
峰藤杏（みねふじきょう） - CV：小松奈生子
秋葉原で勤務する警察官。祖父や父も警察官で、彼女が警察官になったのもその二人の影響。
実直で真面目、不器用な性格。受けに弱く、アタフタしたりもする不器用な性格もあってか、秋葉原のオタクからの人気も高
桃 - CV:諏訪彩花
 主人公の妹。ブラコン。工具および機械いじりが大好きで、何かにつけて魔改造したがる。工具・機械いじりと並んでプリンも大好き。兄の事を「オニー」と呼ぶ。オナニーに空目した人、怒らないから手を上げなさい。
レオパルト・スカーレット - CV：大地葉
 アーケードの人気対戦格闘ゲームのキャラが実体化して秋葉原に降臨。体育会系的好戦的な性格で、強い者を見れば戦わずにいられない。

ゲームシステム

基本的にストーリーを進めながら、フェスタで敵と戦うのが主軸となる。

フェスタ

フェスタでは敵にダメージを与えて弱らせ、ストリップで服を脱がせる事で倒す。敵キャラ全員がストリップ可能になると「フルストリップモード」と呼ばれる特別なモードに突入し、相手の下着までを完全にひん剥くことが出来る。ただし大事な部分は謎の光で見えなくなっている。なお、たまに男相手にフルストリップモードが発動することがある。