ASUKA(WWE)

ASUKA（明日華）とは、WWEで活動する女子プロレスラーである。

日本時代のリングネームは華名（KANA）。本名は浦井佳奈子。
1981年9月26日生まれ、大阪府大阪市出身。身長は160cm。
女UWFの異名を持つ女子プロレス界の異端児。株式会社オフィス華名の代表取締役社長でもある。

概要

武藤敬司や男子プロレス好きでプロレス界を志望した華名は2003年にAtoZに入門。
翌年、玲央奈(現・Leon)戦でデビュー。在籍中は全日本女子プロレスのタッグトーナメントで準優勝するなど看板選手として活躍したが、2006年に慢性腎炎のため一度引退した。

引退後は前職であるデザイン業を再開、デザインオフィス華名を設立。
以後はファミ通Xbox360でゲーム記事を担当するライター業も行っている。

そのライター業の中で関係者と話しているうちに、"自分でしかできないプロレスのクリエイト"を考えた華名は、2007年にフリー選手として現役復帰。9月にプロレスリングSUN、高橋奈苗とのシングルマッチに参戦する。
この時から試合のオファーが増加すると、全日本プロレス参戦時に格闘探偵団バトラーツの石川雄規氏と知り合い、UWFなどで見られるバチバチ系のファイトスタイルを習得。この時、女子プロの練習に疑問を感じていたという。

2008年、当時レギュラー参戦していたNEO女子プロレスにおいて、高橋奈苗、夏樹☆たいようととのユニット、パッション・レッドを結成。同年にはバトラーツ主催による女子版UWFを掲げた興行『女王バチ』のメインで、バトラーツ女子第一号の及川千尋との激戦を制し女UWFの第一人者であるとアピールした。

翌年、女子プロ界に物議を醸し出した9・23、NEO板橋大会のケンカマッチ・貴子戦から高橋との見解に差が現れる。その生じた亀裂は数ヶ月後の12・31、NEO後楽園大会で完全決裂。奈苗が華名を張り飛ばし、翌年の1・23、新木場大会でパッション・レッドからの脱退を宣言した。

2010年には紫雷イオ、紫雷美央とともにユニット"トリプルテイルズ”を結成。主にSMASHやプロレスリングWAVEなどで男女枠を超えて活動している。
また、その刺々しいファイトスタイルから地下プロレスへのスポット参戦も行っており、男子選手らの容赦ないバチバチ攻撃にも対応できる実力者である。

その後紆余曲折を経て、2015年7月プロレス関連の活動の無期限休止を発表。

……と思いきや、同年9月8日にWWEと契約したことを発表。リングネームを「ASUKA」と変更しリングへと上がる。

デビューから連戦連勝を飾り、無敗のまま最短記録で日本人初のNXT女子王座を獲得。
その後も強さを見せつけて無敗のまま防衛を重ねていく。

2017年8月19日のエンバー・ムーンとの防衛戦後に右鎖骨骨折が判明し、同年8月24日に王座返上と同時に番組の卒業が発表され、同年9月6日のNXTの放送ラストで卒業式が行われた。実に511日の間NXT女子王座を保持し続けていたこととなる。

同年9月11日のRAWにてプロモーションが開始され、同年10月22日のTLC 2017にてRAW所属選手としてデビュー。エマ相手にアスカロックで勝利を飾ると、RAWでも強さを見せつけて連勝を重ねていく。

2018年1月28日、ロイヤルランブルで初めてとなる女子ロイヤルランブルに25番手で出場し優勝を飾り、同年4月8日のレッスルマニア34にてSmackDown女子王座のシャーロット・フレアーに挑戦するもフィギュア・エイトによってギブアップ負けしベルト挑戦失敗。そしてこれがWWEにおける初めての負けとなった（NXTデビューから実に914日もの間無敗だったことになる）

同年4月17日のSmackDownに登場し、スーパースター・シェイクアップによるRAWからSmackDownへの移籍が発表された。

その強さや貫禄ゆえに、素の高めの声を聴いてかわいいとコメントされることもしばしば。

得意技

• アスカロック（カナロック）
  メインのフィニッシャー。グランドチキンウィング胴絞めスリーパー。
• ジャンピングヒップアタック
  かなりの頻度で見る技。かわされてロープに絡まるのもよく見るムーブ。

関連動画

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関連項目

• WWE
• NXT
• プロレスラー