『AVATAR(アバター)』とは、2009年に公開されたSF映画である。製作はジェームズ・キャメロン。
細かいところにとことんこだわるキャメロンのセンスが炸裂した大作SF映画。また、本格的な3D上映対応映画であり、本映画で3D上映を初体験したという人も多いだろう。
色彩あふれる惑星パンドラと、そのダイナミックな自然描写が圧巻。一方で『エイリアン2』などでも見られたSFミリタリーテイストあふれるRDA社の装備(VTOL機・AMPスーツetc)なども魅力的。
構想に14年、製作に4年かかったとされている。ただし、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』や『もののけ姫』等の他作品の影響を指摘する声もある。
2009年に公開された際に、当時の世界興行収入ランキング世界一位となった。
2019年に『アベンジャーズ/エンドゲーム』によってランキング一位を奪われたが、2021年に中国で『AVATAR』の再上映が行われ、そこで大ヒットを記録したことにより再び興行収入ランキング一位を奪還した。
本作公開から13年後の2022年12月に続編『AVATAR:ウェイ・オブ・ウォーター』が公開。キャメロン曰く全5作構想の内の2作目もかなりの時間を費やしてのお披露目となった。
『AVATAR:WoW』は前作からのブランクの長さを心配する声も上がっていたが、ふたを開けてみれば世界興行収入第3位になる大ヒットとなった。
また、3作目は既に撮影済であり、2024年12月に公開予定とされていた。しかし、2023年6月に公開日が2025年12月に延期された。
2作目のヒットを受けて4作目・5作目の制作も決まっており、4作目が2026年、5作目が2028年公開予定だったが、2023年6月の発表ではどちらも公開が3年延期され、4作目が2029年、5作目が2031年の公開を予定している。
地球の資源が枯渇し、太陽系外の惑星パンドラでの鉱物採掘がおこなわれるようになった22世紀。パンドラは有用な資源と多くの自然に囲まれた豊かな惑星だったが、地表は有毒な大気で覆われて人間は呼吸具なしには活動できず、また獰猛な野生動物、開発に反対し体力に優れる人間型原住民族「ナヴィ」の妨害によってその開発は思うように進まなかった。そこで開発を進めるRDA社は人間とナヴィのDNAを掛け合わせることで人間が遠隔操縦可能かつパンドラの環境に対応した分身的存在「アバター」を開発した。
主人公ジェイクはとあるきっかけでアバタープログラムに参加。ナヴィへ取り入って情報を収集するよう命じられる。しかし、ナヴィの風習に触れていくなかでジェイクはナヴィの女性ネイティリと恋に落ち、またRDA社のパンドラ開発へ疑問を抱いていく。
やがて待ちきれなくなったRDA社は最大の鉱物が眠るとされるナヴィの聖地への侵攻を開始。ジェイク達はついに社の方針に反抗して立ち上がる。
掲示板
135 ななしのよっしん
2023/02/11(土) 23:21:01 ID: uD8BSub+S7
アバターのテーマそのものが反米ですから…
先住民侵略の歴史を踏襲してる…
136 ななしのよっしん
2023/09/17(日) 23:19:22 ID: ykS10o/+bs
反米というよりかはチート無双系の源流と言われている(?) いわゆる「白人酋長モノ」のジャンル映画
白人酋長モノの中でも「アラビアのロレンス」なんかは傑作とされているけど、それは「主人公が負ける」 つまり「結局白人の手前勝手な同情の押し付けに過ぎない」という結論に達しているから傑作と言われているのであって、これで原住民側(文明人の知識を授けた白人のオレ)が勝ってしまったら、それこそ無双系作品にしかならないんだよね
アバターはそのうえで、原住民側も3mの巨体で矢は槍レベルの大きさ 弓を引かせりゃバリスタ並みだし味方の生物はだいたい未来兵器より強いもんだから、むしろ人間側が侵略されているように見えてしまう
…とは書いたものの、2の冒頭の宇宙船着陸だけで前作のクソ強生物たちが消し炭にされてたわけだし、一応人間側のほうが強くて侵略しているというパワーバランスになっているはず
その割になんか謎パワーでやられてる描写しかないから、やっぱり無双系にしか見えないのが残念
それと、人間を露悪的な侵略者という割に描いてる割には侵略して
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
137 ななしのよっしん
2024/02/07(水) 15:36:23 ID: 4rZZauBW+6
ジェームズ・キャメロン監督、『アバター』6&7も計画済み
https://
現在69歳のキャメロン監督は、「アバター」シリーズを5部作とする壮大な構想を発表しているが、Peopleによると現地時間2月4日にロサンゼルスで開催された第51回サターン賞の授賞式で、「すでに第5弾までの脚本を完成させているが、第6弾と第7弾の構想もある」とコメント。
「しかし、おそらくその時にはバトンを誰かに託すことになると思う」と述べ、「もう死んでいるかもしれないからね。だけど、素晴らしい人たちと働くこの仕事を楽しんでいるし、愛している」と続けたそうだ。
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最終更新:2024/03/29(金) 19:00
最終更新:2024/03/29(金) 19:00
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