American Truck Simulator 単語

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アメリカントラックシミュレーター

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帰ってきたぞ！
アメリカよ！

Amrican Truck Simulator(ATS)とは、チェコのSCS Softwareが開発したトラックゲームである。同社のトラックシミュレーターシリーズの一作。世界標準時2016年2月3日発売。

注意 この項目はネタバレ成分を含む可能性があります
ここから下は自己責任で突っ走ってください。

概要

基本情報
開発元 SCS Software
ジャンル トラックゲーム
シミュレーションゲーム
オープンワールド
媒体 PC
価格 ￥2,480 (Steam)
コントローラ キーボード/マウス
ゲームパッド
ハンドルコントローラ

チェコのSCS Softwareが長年に渡り制作しているトラックシミュレーターシリーズの一作で、北米を舞台にしたもの。過去にも北米を舞台にした18 Wheels of Steel(18WoS)シリーズが発売されていたが、本作はゲームエンジン及びグラフィックがETS2世代になっており、18WoSと比べて美しくリアルなグラフィックとなっている。

基本的な遊び方はこれまでと同様。プレイヤーはアメリカの長距離トラック運転手となり、広大な北米大陸を大型トラックで駆け抜け貨物を運んでいく。登場するトラックは全て実在のものとなっており、アップデートで順次追加されている。

販売方法はSteamを通じたダウンロード版と、イギリスのExcalibur Publishingによるパッケージ版の二種類。他にもSCSと販売契約を結んだ販売会社からのダウンロード/パッケージ販売があると思われる。

登場するトラック

トラックは実在のメーカー/モデルのものが登場。そのデータ上の扱いは全てDLCで、ゲーム本体と同時に入手できるものも同様である。発売後に追加されたトラックは今のところは無料。アップデートでトラックが追加されたきたことで、アメリカの主だったメーカーは概ね登場していると言って良いだろう。またゲーム純正で登場しない車種や新型車もMODで補われている。

Freightliner
フレイトライナー
ドイツのダイムラー・トラック(Daimler Truck、メルセデス・ベンツの大型車部門)傘下のメーカー。元々は北米資本で1942年に創業したが、1980年代にダイムラー・ベンツ(当時)に売却され、以後はダイムラーの北米トラック部門として運営され今日に至る。こういったこともあり、メルセデス・ベンツの特装車であるエコニックのOEMも行っている。アメリカのClass 8(大型)トラック市場においては最も売れているブランドであり、市場占有率は37.9%(2022年)に達する[1]。北米におけるダイムラー傘下の同門としてWestern Starがある。
Cascadia v1.43 2020年12月のアップデートで追加された現行型。かつては旧型が写ったスクリーンショットが告知で使われていたが、本作登場後にCascadiaがモデルチェンジしたこともあってか、アップデートでは新型が登場した。燃費低減の為に空力性能を追求したモデルで、バンパーやサイドスカート下の整流用エアロパーツも充実している。
v1.44では実車の変更に合わせ、液晶計器パネル(グラスコックピット)の内装が追加された。これはメルセデス・ベンツ・アクトロスで先行して採用されたもので、6代目SクラスであるW222など乗用車のグラスコックピット化と並行して採用が進められた。
International
インターナショナル
持株会社のナビスター・インターナショナル傘下のブランド。元々はインターナショナル・ハーベスターという農機メーカーの輸送機械部門として発足した。農機部門は1980年代に売却され、現在はCNHインダストリアル傘下のCASE IHという農機ブランドになっている。農機部門売却後のインターナショナル・ハーベスターはナビスターに改名・改組し、輸送機械部門はその傘下でInternationalの名を継ぐトラックブランドとなった。また2020年にはナビスターはフォルクスワーゲングループのトレイトン(Traton)に買収されている。この傘下・同門にはドイツのMANとスウェーデンのスカニアがある。
Lonestar v1.36 2019年に追加された。前端が大きく湾曲したボンネットなどクラシックな要素を盛り込みながらも、現代風にアレンジされた個性的なトラック。現代のアメリカの大型トラックが流線型若しくは角ばった形をしている中で、極めて個性的なスタイリングを身に纏う。車名のLonestarはテキサス州の通称。州旗に描かれる一つ星にちなむ。つまりこのトラックにのれば、君はチャック・ノリスになるのである。
LT v1.41 2021年9月で追加された。流線形のスタイリングを持つ現代的なトラック。
9900i v1.43 2022年3月に追加。昔ながらのカクカクしたスタイリングを持つオーソドックスなトラック。実車は1971年～2017年の46年に渡って販売された長寿モデルであった。
Kenworth
ケンワース
大手製造業のパッカー傘下のブランド。創業は1923年と、現在でも残るアメリカのトラックメーカー・ブランドとしては古参になる。現在の北米メーカーの中では古典的なスタイリングの車種が充実しており、1961年に登場したW900を現在でも販売している他、2018年にはW990という最新型のクラシックなスタイリングのトラックを追加で新発売した。パッカー傘下の同門で Peterbilt がある。
T680
2014 		ゲーム本体に同梱 流線型のトラック。本車の源流となるのは1984年発売のT600で、アメリカで初めて流線型スタイルを取り入れたトラックである。その形からCurb sniffer(縁石嗅ぎ)とあだ名された。T680はその流れを汲むモデルとなる。前型のT660までとの違いはキャブがスリーパーまでをも含むモノコック構造になったこと。これにより、従来は運転席とキャブが別のアッセンブリーでジョイントとシール(パッキン)で繋いでいたのに対し、本車からは完全に一体構造になっている。
実車は次に記した新型が2021年に発表されている[2]。新型のゲームへの追加に伴い、従来からあったこちらの方は「T680 2014」と名称が変更になり区別された。
T680 v1.49.3.1s
2023年12月19日 		2021年に登場したT680の現行型。ボディのフォルムなどは従来型と共通ながらヘッドライトのLED化、液晶メーターやデジタルミラーなどの導入によるグラスコックピット化、空力性能の向上を狙ったエアロパーツの装着などにより、他社の現行型Class 8トラックに匹敵するアップデートが施された。
ATSでは2023年12月19日(日本時間)に追加された。追加されたT680は創業100周年記念特別仕様車 "Signature Edition" で、フロントグリルや各部がブラック塗装や専用の内装が奢られたもの。デジタルミラーや液晶メーターなども実車同様に再現されている。
W900 v.1.1.0.8s 1961年に発売されて以降、長年に渡り販売されている傑作。メカニズムや内装を時代に合わせて改良しながらも、1960年代のスタイリングを保っている。現実では本車の実質的な後継車種とも言えるW990exitが2018年に発表されているが、今でも多くのファンがいる名車である。
2023年3月には創業100周年記念特別仕様車のパーツやペイントが本作に追加された[3]。これは2023年2月に実車のW900で発表された特別仕様車と同様のもので、創業100周年を記念するペイントや内外装パーツが施されている。実車ではT680の特別仕様車も発表された[4]。
Mack
マック
スウェーデンの重工業であるボルボ傘下のブランド。19世紀末にマック三兄弟が始めたビジネスが始まりであり、企業としての創業(登記)も1902年であるなど、おそらく現存するアメリカのトラックメーカー・ブランドとしては最古参に位置する。C.W.マッコールの楽曲及び映画の「コンボイ」で、主人公のラバー・ダックが駆るのがマックのトラックである。
Anthem v1.37 2020年4月のアップデートで追加されたクラス8セミトラクタ。Anthemは聖歌や賛美歌、国歌という意味。実車は2018年に発表された同社の最新型で、従来よりも空気抵抗を低減し燃費を改善している。これで君もラバーダックだ。
Peterbilt
ピータービルト
パッカー傘下のブランド。1939年に創業された。Kenworthと並びクラシックなスタイリングのトラックが人気である。
579 ゲーム本体に同梱 2012年発売の流線型トラック。源流は1986年に発売された377。発売当初は運転席とスリーパーが別アッセンブリとなる従来的構造のキャブだったが、途中から一体型モノコックキャブに変更になっている。
389 2016年11月追加 1967年に発売されたクラシックなトラック。こちらもKenworth W900と同様、時代に応じた改良を行いながら長寿モデルとなった。
Volvo
ボルボ
スウェーデンの重工業・ボルボのトラック部門で、北米では現地法人のVolvo Trucks North America(北米ボルボ)が現地生産と販売を行っている。ボルボはマックを傘下に収めながらも、これとは別にボルボブランドのトラックを北米で展開しており、ボンネットトラックが主流である北米市場に合わせ、ボルボも北米ではボンネット型のものを製造・販売している。
ボルボは北米ボルボを設立するにあたり、アメリカ資本のホワイト・モーター・カンパニー(White Motro Company)を買収、その組織や生産設備を法人の土台にした。このことから北米ボルボはのホワイト・モーターの後継企業になる。また後述するウェスタンスターがホワイト・モーターがかつて設立したブランドであることを踏まえると、北米ボルボとウェスタンスターは源流が同じ別資本の企業同士になる(伊藤忠商事と丸紅みたいなもの)。
VNL 2014 v1.32.4.42 2018年11月追加。VNLは北米専用車種で、他地域で販売されるFHと違いボンネットがある。D13エンジンやAMTのi-Shiftというボルボ独自の動力・駆動系は本車にも搭載される。本作への追加時点で実車は現行型に切り替わっていたが、ゲームでは2014年型の旧型が先んじて実装された。
ゲーム内での名称は当初は単に「VNL」だったが、現行型の追加に伴い「VNL 2014」に変更された。
VNL v.1.47.3.1s 2023年5月追加。2017年に発売された現行型。従来はMODexitのみであった現行型VNLだったが、このDLC追加によって公式モデルでも遊べるようになった。本作ではデイキャブの300、ミッドルーフの740、ハイルーフの860が用意されており、シャシーは各々ショート、ミッド、ロングに対応。動力系はD13TCエンジンやAMTのi-Shiftの他、実車と同様にCummins X15エンジンやEat Fullerミッションも選べる。
Western Star
ウェスタンスター
ダイムラー傘下。ホワイト・モーター・カンパニー(現・北米ボルボ)が1967年に設立した。フレイトライナーと比べると特装車寄りになっているが、長距離輸送用セミトラクターも製造している。
49X v1.38 2020年9月追加。実車は工事用や林業用などの特装車需要や特殊輸送を重視したものになっており、リジッド(単車)シャシーとセミトラクターがある。前車軸(操舵軸)の位置が前よりと後ろよりの二種類があり、またセミトラクターでも4軸シャシーが選べる。GMT2023年6月21日のアップデート(v1.47.3.14)でPower Hood (パワーボンネット)のカスタムパーツが追加された。これは前軸前よりのもので選べるオプションで、通常はなだらかに前傾しているボンネットが水平にまで持ち上がった格好いいもの。
57X v1.45 2022年8月追加。実車は5700XEのフルモデルチェンジに相当するもので、2022年8月に新発売された長距離用セミトラクターである。本作ではそれとほぼ同時に追加となった。Freightliner Cascadiaと同じグラスコックピットを採用しており、ダイムラー・トラックでは最新鋭のモデルとなる。
5700XE v1.46 2023年1月追加。実車は57Xの前モデルにあたる。2014年の映画「トランスフォーマー・ロストエイジ」で、オプティマス・プライム(コンボイ司令官)の車の時の姿としても使われた。

※ゲーム本編と、公開されているスクリーンショットや動画で確認できるもの

トラック部品メーカー

本作にはトラックの部品メーカーも実名で登場しており、トラックのアップデート画面でその名をみることができる。

Allison
アリソン 		トランスミッションメーカー。大型商用車や特装車、軍用車向けに、トルクコンバーターのついたオートマチックトランスミッション(AT)を製造している。大型車の自動変速機の主流が、レンジ・スプリッター副変速機付マニュアルトンランスミッション(MT)に自動変速機能を付けたAMTであるから、トルコンATを供給するアリソンはその点で特徴的だろう。トルクコンバーターによりトルク増大効果が得られ、重量物輸送ではそれが助けになる。本作では実車と同様に複数のメーカーで選択できる。
Cummins
カミンズ 		ディーゼルエンジンメーカー。赤いエンジンブロックが特徴。オンロード用エンジンのISや、その後継となるXシリーズが有名で本作にも登場し各メーカーで選択できる。また先述の通りイートンと共同でAMTも開発した。
Detroit Diesel
デトロイトディーゼル 		ダイムラー・トラック傘下のディーゼルエンジンメーカー。元々はGM傘下の商用車向けディーゼルエンジンメーカーであったが、2000年にダイムラー・クライスラー(当時)が買収した。他にもトラック用のアクスルや、12速AMT(自動化手動変速機)のDT12も手掛けており、Western StarやFreightlinerのトラックで選択できる。
Eaton
イートン 		大型車用トランスミッションメーカー。Fullerのブランドで展開されるものが有名で、またカミンズと共同で開発したAMTも製造しており各メーカーで選択できる。Eaton Endurant(辛抱強い)と名付けられたこのAMTはFreightliner Cascadiaで選択することが可能。
FlowBelow
フローブロー 		トラック用エアロパーツを製造している。大型トラックはスポーツカーと違って速さ競うわけではないが、車体が大きく長いだけに、大量の空気をかき分けて進むことにより大きな空気抵抗が発生し、燃費を悪化させる。それへの対策としてエアロパーツがある。
実在のものと同じく、駆動輪に装着する整流ハブキャップと、駆動輪前後の隙間を埋めるエアロパーツが登場する。
Jost
ヨースト 		ドイツの部品メーカーで第五輪(連結器)を手掛ける。第五輪の横あたりにJOSTのシールが貼ってある。
Paccar
パッカー 		ケンワースとピータービルトの親会社。自動車部品の製造もおこなっており、MXエンジンやAMTのTX、アクスルなどを製造している。本作ではケンワースとピータービルトでMXエンジンが登場する。

ATSの特徴

ATSの技術的なベースとなるのはETS2であり、インターフェイスも含めETS2と共通性のあるシステムになっている。またETS2は数多のアップデートを重ねてきたが、この間に新規トラックの追加の他、ライティング、サウンド、機能などの改善が継続的に行われてきた。ATSにはこれらアップデートで得られたシステム関係の要素が取り込まれている。

World of Trucksとの連携

SCSが提供するソーシャルサービスのWorld of Trucks(WoT)との連携機能がある。基本的機能はETS2と同じで、WoTによる貨物配送の引き受け、公式イベントへの参加、アカウントページへのスクリーンショットのアップロード、個人の記録やWotアーカイブ実績など。

DLC

DLCは一般的には有料追加コンテンツを意味するが、ATSのDLCは一般的なゲームとは異なる扱い方がされている。有料追加コンテンツの紹介の前にここを解説しておきたい。

ATSではゲーム本体となるデータファイルはカリフォルニア州マップと基本となるシステムファイルや初期トレーラーなどで、トラックを含むそれ以外のものはシステム上はDLCという扱い。よってDLCと言っても有料追加コンテンツのみならず、後から無料で追加されたトラックもDLCという扱いになる。

SteamでゲームのプロパティからDLC一覧を見ると、有料DLCである追加マップやトラックのカスタムパーツだけでなく、無料で追加されたトラックやアリゾナ州マップもDLCとなっている。つまり有料無料は関係なく、後から追加されたデータはDLCとなっているのである。

整理すると以下の通り。

このようなことからATSのシステムにおけるDLCは、慣例的な意味での有料追加データに限定されない。

有料DLC

以下は有料で頒布されているDLCのご紹介。

パーツ

トラックのカスタムパーツを追加するDLC。以前からMODではアクセサリーが多数出ていたが、それと同様のことを公式DLCでもできるようにしたものである。

拡張マップ

追加の拡張マップ。今のところ州単位で追加されている。標準マップはカリフォルニアとネバダで、アリゾナはDLCだが無料で入手できる。有料DLCマップはそれらの隣接州から順次広がっている。ニューメキシコ州からモンタナ州までは以前は1180円だったが円安の影響からか値上げされている。テキサス州は非常に広大であるからか少し割高になっている。

追加貨物

貨物の種類を増やすもの。以前は548円だったが円安の影響からか値上げされた。

MOD

ETS2と同じシステムでMODが導入できる。Steamワークショップ、SCSフォーラムexit、各種ATSのMODサイトからダウンロードして導入・サブスクライブし、ゲームのMODメニューから有効化する。MODはマップ、トラック、トラックのパーツ、トラックのペイント、サウンド、NPCの通行車両、トレーラー・貨物などを追加・差し替えるものなど種類は多岐に渡る。

関連動画

関連商品

関連項目

外部サイト

脚注

  1. *Class 8 truck manufacturers' market share in the U.S. as of December 2022 (Statista)exit
    2位のピータービルトが15.3%、3位のケンワースが14.4%とということからも市場での強さがうかがえる。グループ別でみても、ダイムラーはフレイトライナーとウェスタンスターを合わせて40.4%なのに対し、パッカーはピータービルトとケンワースを合わせて29.7%、ボルボはマックとボルボを合わせて17.3%であり、ダイムラーが市場で圧倒的に優位にある。またこれらの数字を見ると分かる通り、フレイトライナー単独でも他のグループ合算値よりも高い市場占有率(=販売台数)を誇る。
  2. *The Kenworth T680 Next Generation: Kenworth Launches New On-Highway Flagshipexit
  3. *100-year Anniversary of Kenworth Trucksexit
  4. *Kenworth 100th Anniversary Special Edition Trucks (youtube)exit
  5. *Indiana trooper seizes $5M in illegal drugs during truck inspectionexit
    実際の検挙事例。2018年10月、インディアナ州警察が台貫場で大型トレーラーを検査した際、運転手の言動を不審に思った警察官がトレーラーを任意で調べたところ、$500万相当の違法薬物を発見し運転手を逮捕した。押収された薬物は220lb(約99kg)のコカインと、65lb(約29kg)のメタンフェタミンである。
  6. *現実で採用されているバイパスシテムのトラック側端末は代表的なものとして二つある(カリフォルニア州運輸庁の資料exit)。一つはPrePass。トランスポンダの機械を使うものでETC機能も備わっており、また専用アプリも用意されている。もう一つはDriveWyze。こちらはバイパスのみに特化したもので、トランスポンダは無くスマホやタブレット端末、電子運行記録端末(Electric Logging Device, ELD。通称E-Log)を使用する。
  7. *What's the point of the agricultural inspection station in Truckee?exit。カリフォルニアの農業検査場を紹介するNBCのニュース。これによれば検査時間のうち目視に70%、乗員への質問に20%、実際に物を動かしたり触る検査に10%を使っているという。
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