BX-T “DANTALION” / ダンタリオン とは、『R-TYPE』シリーズに登場する異層次元戦闘機である。
従来はフォースデバイスにのみ使用されていた「バイド体」を
機体そのものの装甲にも使用するという「バイド添加プロジェクト」。
本機はその試作モデルである。バイドの脅威に対抗するための強力な機体開発がその目的であるが、
パイロットへの影響などの問題を抱えたまま、開発を承認する法案が通過し、計画が開始された。
『R-TYPE FINAL』以降登場している試作機体。
RX-12 クロス・ザ・ルビコンの開発によりなされたバイド係数増大化。それはR-13シリーズが装備する暴虐とも言うべき攻撃力を備えたアンカーフォースを生み出した。
そしてTeam R-TYPEが機体そのものに培ったバイド兵器技術を注ぎ込むという暴挙に出た結果誕生した試作機が本機ダンタリオンである。
R戦闘機とは思えない外見と毒々しいカラーリング、生々しいキャノピー部が特徴であるこの異形のRは装甲素材にバイド体を使用、従来機種の限界を超えたより強力な兵器を、という求めによりこの世界に産み落とされた。
人類の反攻手段としてのRは、ここに至ってバイド開発に変わってしまった、とも受け取れる一大転機であった。Team R-TYPE大勝利!
パイロットに対してどの様な影響があるのか、本機のその後は語られていない。
そして法案を可決した際の議員達はこの機体や、その後のバイド系Rについてどこまで想像出来ていたのだろうか。完成した機体を見てどう思ったのだろうか。
残念ながら我々にそれを知る術は無く、R戦闘機がバイドに発展していくのを止める力も持ち合わせていない……。
イイゾモットヤレ!
ちなみにダンタリオンとはソロモン72柱の魔神の1柱で序列は71番目、大公爵の地位をもつ悪魔である。
地獄の36の軍団を率いる大悪魔であり、“愛を燃え立たせる力”も備えているという。
BX-Tの装備が色々とアレなのはこの能力に由来していると思われる。
『R-TYPE TACTICS』の世界に於いても地球軍は一線を越え、この禍々しい機体の開発・配備を行った。
威力・範囲・チャージ時間と三拍子揃った強力な波動砲を筆頭に、R-13シリーズに優るとも劣らない能力を誇る高性能機である。
また装備するライフ・フォースは自己修復能力を有する。
攻撃型のR-13系列に対し、迎撃用のニューロンレーザーと高い回避性能から防御型の特性をもつ。
尚、プレイヤーが使えるようになるのは2週目以降となる。
2009年6月、石川県の七尾市・白山市で『空からオタマジャクシが降る』という事件が発生した。
当該地域に居を構えるはディスプレイの有名メーカー『ナナオ』、そして我らが『アイレムソフトウェアエンジニアリング』である。
この事件に関係者からはアイレムの関与が強く疑われ、
ブラックアイレム団によるBX-T機の試験運転中にダンタリオンの笛が暴発した結果と噂されていますが、真偽の方はどうですか?
といった質問がアイレムに届くまでになった。
これに対しブラックアイレム団のケルベロス大佐は、
いろいろな噂が飛び交っておりますが、我々が関与しているかどうかはコメントを控えさせていただく
などとコメント。周辺のバイド係数増加が確認されているものの、彼らの関与の有無までは証明出来なかった。
アイレム社屋地下でダンタリオンが密かに建造され、波動砲発射試験が行われたとする見方が強い。
本機は15:43~ |
待て、お前は行っちゃいかん! |
その姿は敵か味方か… |
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最終更新:2024/04/24(水) 17:00
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