Cataclysm:DDAとは (カタクリズムダークデイズアヘッドとは) [単語記事]

あの災害が起きて以来初めてシェルターを抜け出し、曇天の薄明りの中で辺りを見渡した。
かつての馴染みある世界は失われ、その代わりに歪んだまがい物たちが蔓延っている。

全てを捨て置き、必死でここに辿り着いた。手元には武器も、食糧も、水も無い。
この状況を生き抜くために必要なのは、自らの機転と強い意志に他ならない。

昨晩は悪夢を見た。生者を羨み命を奪い取ろうと立ち上がる死者の群れ。
今は夢よりも更に酷い現実に直面している。見通しは非常に厳しい。

眼前に伸びた道を見据え、遠くの民家へ向かって歩き出した。
これから先、この絶望的な道を歩み続ける事になるだろう。

DARK DAYS AHEAD
暗黒の未来に向かって

＠＜おお、生きてる概要じゃないか！

警報が鳴り逃げ込んだシェルターの中、数日で現れる筈の救助隊はとうとう来なかった。貴方（＠）が僅かな物資をかき集めて外に出ると、人ではなくなった何かが彷徨う世界と化していた…。

Cataclysm:DDAとは、終末世界のニューイングランドを生き抜くローグライクゲームである。

正式名は「Cat acl ysm:Dark Days Ahead」。ゾンビサバイバル系ローグライク「Cat acl ysm」のバリアントであり、タグ付け等の際は「Cataclysm:DDA」と略して記載することが多い。

フリーゲームであり「安定版(0.C)」と現在もアップデートが続いている「開発版」の2種類が存在している。海外製だがデフォで翻訳されているので気になる人はやってみよう。
安定版はだいぶ古いので、バグはあるが要素の多い開発版をプレイすることが推奨されている。
ちなみに開発版は毎日に数回アップデートされるという異様な開発速度である。だが0.D安定版はまるで来ない。

油断をすればあっさり死んで初めからなのはこのゲームでの常だが、単純にゾンビをぶち殺して生き抜くだけのゲームではなく、非常に多数の要素があり一筋縄ではいかない。

＠＜ゲームについてもう少し詳しく知りたいのだが……

何をしても良い。

圧倒的な自由度がこのゲームの売りである。誰が言ったかElonaとFalloutを足して2で割ってゾンビ要素を入れたゲーム。パンツ投げられるしVaultあるし。

ライフルや刀やボクシングやレールガンでゾンビを片っ端からぶち殺していくもよし、自分だけの車や家を作ってみるもよし、仲間と共に旅をするもよし、サイボーグや異形の存在を求めて怪しい研究所を旅して行くもよし、何でもありである。

キャラクターメイキングも豊富で、数十種類もの職業に好みの特質を付与することで様々なキャラクターを作ることができる。

アイテムが非常に豊富なことに加えクラフト要素が極めて多く、製作可能な武器は150種以上、防具は200種以上、料理に至ってはそれ以上のレシピが存在する。これ以外にも各種道具や車載用アイテム、薬品に弾丸、果ては自作の原子爆弾など様々なものをクラフトできる。
恐ろしいことに「出来る物は同じだがレシピ違い」のアイテムがほぼ無い。