Chihaya's magicとは (チハヤズマジックとは) [単語記事]

Chihaya's magicとは、Minecraftを題材としたiM@S架空戦記シリーズ（minecr@ft）である。
製作者はあすてりすく氏。なお、氏はこのシリーズがアイマスMAD処女作となる。

概要

主人公の如月千早が、Minecraftを四苦八苦しながらプレイするプレイ動画系架空戦記シリーズ。
タイトルが象徴している通り、主要MODに「Thau mC raft2（略称TC2）」及び「The Runic Dust Mod（旧称Dust Mod）」と、いわゆる魔術・魔導系MODを導入しているのが大きな特徴。

元々ゲームとしての明確な目標が設定されていないMinecraftにおいて、目標の明確化のため１話毎（たまに前後編あり）に他の７６５プロのアイドルなどから「ミッション」が言い渡され、それを魔術の力を駆使しながらクリアしていくのが主な流れとなっている。
このため、前述した２つのMODの機能を手順を追って紹介していく流れが構成されており、MOD 紹介・解説動画としても完成度が極めて高い。

音楽鑑賞が趣味という千早の嗜好に沿ってか、BGMにクラシックや洋楽などが用いられているのも特色の１つ。

導入MODについて等

ThaumCraft2

自然界に存在するあらゆる物質・大気に含まれる「魔力」を抽出し、利用する魔導の装置や道具を製作することのできるMOD。
ただし、装置や道具を用いて魔力を消耗すると、魔力の「汚染」が発生するため、濫用は禁物。
本MODで追加される装置や道具類は「研究」によって製造法を解き明かす必要があるのも大きな特徴。

The Runic Dust Mod

旧称Dust Mod。４色の魔力が込められたルーン石を用い、地面に紋様（魔法陣）を描くことによって様々な魔法の効果を引き起こすMOD。
地面に描く紋様の組み合わせによって多種多様な効果を発生させることができる。

「呪文の詠唱」と「封印開放」

「The Runic Dust Mod」で使用する「魔法陣」は、ルーン石の適切な配置と、要求された「供物」の供給に加え、魔法陣ごとに異なる「呪文」を詠唱する必要がある。
さらに「Thau mC raft2」で追加される一部の魔法の道具は、最初に使う時にその魔力の封印を開放するためのおまじないが必要となっている。

……というのは小鳥さんが千早に吹き込んだ真っ赤なデタラメ。
後にこの真相が発覚した時に、小鳥さんにはキツーイ簀巻きのオシオキが待っていたわけだが、その後も「雰囲気作りのため」と称して、魔法陣使用の際にはたびたび千早による呪文の詠唱がされる。
前述の通り、詠唱される呪文（約40種超）は完全に小鳥さんによる創作なのだが、後にこの呪文は一部千早によって修正を加えられて使用されている。

ストーリー

ひょんな担当Ｐの手違いから、なんと１ヶ月という長期休暇が舞い込んできた千早。
折しも７６５プロのアイドルの間ではMinecraftが大ブーム。
所属アイドルが思い思いのMODを導入して、それぞれ特色のあるプレイを楽しむ中、ついに千早もMinecraftを始めることに。
アイドルたちがそれぞれ自分イチオシのMODを勧める中、千早が選んだのは……？

登場人物・発令ミッション

本作ではストーリー解説にあった通り、千早以外のアイドルたちもMinecraftをプレイしており、それぞれが各異なるMODを導入している。
また、各話ごとにそれぞれのアイドルから、千早に向けて様々な「ミッション」が言い渡される。

如月千早

本作の主人公。導入MODは省略。
担当Ｐの手違いにより、１ヶ月という長期休暇を入れられてしまい、せっかくだからとMinecraftを始める。
小鳥さんから言い渡されたミッションに意欲を燃やしたり、魔法陣の呪文を赤面しながらも律儀に唱えたり、不器用ながらもMinecraftを楽しんでいる模様。
不徳の輩は簀巻きの刑にしたり、やたらと物騒なキマシタワーを建てるなどややはっちゃけ気味の面も。
中の人（うｐ主）のお陰で、割と転落死が多いのが悩みのタネらしいという話も。

音無小鳥（1st Mission）

基本的に機械音痴な千早に、MinecraftとMOD導入の手引きをしたのはおそらく彼女であろうと思われる。
「The Runic Dust Mod」は、彼女が千早に薦めたもので、その時に魔法陣の呪文が書かれた束を一緒に託したらしい。
本作の「ミッション」のシステムそのものを持ちかけた最初の言い出しっぺの人でもある。