class21とは、イギリス国鉄の中型電気式ディーゼル機関車であり、製造・設計は蒸気機関車製造で有名だったスコットランドのノース・ブリティッシュ・ロコモティブ社(以下NBL)が担当した。
イギリス国鉄の近代化政策において、試験用に10両のディーゼル機関車がNBLに発注されることとなり、これが後のクラス21となるD6100型となった。なお、同時期に外観は殆ど同一であるものの液体式であるD6300型(クラス22)が旧グレート・ウェスタン路線であるウェスタン・リージョン向けに製造された。後に、一部の車両は機関をパックスマン製に置き換えている(クラス29)。
製造された台数は58両であり、うち38両はイースタン・リージョンにて使用された後、スコティッシュ・リージョンに転用された(理由は後述)。20両は機関出力をわずかに上げ、NBLの工場が近くにあるスコティッシュ・リージョンで貨物・旅客運用で使用された。
しかし、この機関車の特徴であったドイツのMAN社よりライセンスを購入して製造したディーゼルエンジンなどの信頼性の低さが問題となった。更に1962年に製造元のNBL社が閉鎖されたことによりこの問題はより顕著になった。
クラス21は1967年から1968年にかけて退役し、解体された。ただしバリーにあるウッドハムブラザーズで1980年に解体されるまでD6122が放置されていた。
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最終更新:2024/03/19(火) 13:00
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