DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナーとは「アトラス (ゲーム会社)」から発売されたテレビゲームシリーズで、女神転生シリーズの一つでもある。
真・女神転生Ⅲと平行して製作された「新・女神転生」プロジェクトで、完全新作として開発された。短期間で開発されたためか、登場悪魔や技のエフェクト演出の大半は真Ⅲからの流用である。
シリーズ特徴の悪魔合体・悪魔交渉システムが省かれ、代わりに主人公たちが悪魔となって戦う。敵悪魔をハントし、新たなスキルを習得するマントラシステムと真・女神転生Ⅲのプレスターンバトルシステムを採用。
「1」のマントラのダウンロード順はフローチャートのような形式をとっていたが、「2」では取得済みマントラの円周から取得できるマントラ・ヘキサ・ドライブを採用。
ムービー演出に板野一郎を迎えたり、難易度を比較的抑えてあったりとライトユーザー向けの構成である反面、やり込み要素が高く隠しボスはヘビーユーザーも唸らせる。
「1」は2004年に発売し、その続編となる「2」は2005年に発売された。ストーリーは1から2へと繋がっているため、1→2へのプレイを推奨する。
「人間の業(カルマ)」をテーマに、人の心を手に入れた彼らが喰らい合わなければ生きていけない現実と感情の狭間で揺れ動く葛藤を描く。
主人公たちが変身する悪魔と物語の内容から、主に弱肉強食・インド神話・量子論など色濃く現されている。
また、この作品をもってペルソナシリーズのシナリオを担当した里見直が退社した。
2011年にシナリオ原案の五代ゆうによる小説シリーズ「クォンタムデビルサーガ アバタールチューナー」が発売された。全五巻。
煉獄の地「ジャンクヤード」では、「トライブ」と呼ばれる戦闘集団が天上の楽園『ニルヴァーナ』を目指すため、争っていた。
いくつものトライブに分かれた彼らには感情はなく、何の為に戦っているのかという疑問などは持たず、絶対的支配者「カルマ教会」の命に従い、果てのない抗争を繰り広げるだけだった。
だがある日、トライブ「エンブリオン」のリーダー・サーフは敵トライブとの戦闘後に、セラという黒い髪の少女を保護する。彼女とともに舞い降りた謎の物体から光が発した瞬間、その場にいた人間の体を貫いた。
「Om Mani Padme Hum」 サーフの脳に浮かぶ謎の言葉。
「食らい尽くせ、Varna」 気がつけばサーフたちは悪魔に変身する力を手に入れ、同時に灰色の瞳に色が宿った。
時を待たずカルマ教会は「黒髪の少女を連れたトライブの覇者のみ、ニルヴァーナに辿り着ける」という掟を公布する。かくして事態はセラをめぐる抗争へと発展していく…。
ジャンクヤードでの戦いを制覇し、ニルヴァーナにたどり着いたサーフ達。しかし、彼らが夢見た楽園は、黒い太陽の下に広がる石化した人間と荒廃された都市だった。
そこではカルマ協会と呼ばれる組織が弱者を支配し、『神』から盗んだ智恵の加護を受けていた。
散り散りになりながらもアルジラ・ゲイルと合流したサーフたちは、反カルマ協会の地下組織、ローカパーラのリーダーであるロアルドと出会う。
彼から明かされるサーフたちとセラの正体、黒き太陽の真実。そして『情報』。黒い太陽の下、サーフたちの最後の戦いが始まる…。
本作の主人公。トライブ「エンブリオン」のリーダー。
銀髪の優男であるが、物語の要所で重要な選択をする。
左頬のアートマ「ウォータークラウン(水の王冠)」で水神ヴァルナに変身する。
エンブリオンの女スナイパー。
姉御肌で心優しい一面もあり、喰らうことに抵抗を感じる。ピンクの髪と顔の傷が特徴。
左胸のアートマ「サイズミックウェーブ(地震波)」で地母神プリティヴィーに変身する。
エンブリオンのアタッカー。燃えるような髪を持ち、いわゆる直情型でサーフをライバル視する。
自分の内の感情に苛立つ。
右腕のアートマ「ファイヤーボール(火球)」で火神アグニに変身する。
エンブリオンの参謀。緑色の髪でフードを被る。
冷静沈着の論理型で「理解不能だ」が口癖。
「ハウンズ」のリーダー・ルーパとの出会いと別れにより、感情に目覚めた。
左足の脛のアートマ「ツイスター(竜巻)」で風神ヴァーユに変身する。
エンブリオンのメンバー。
いくつもの水色の髪を束ねたお調子者のムードメーカー。サーフを兄貴と呼び、慕う。
右の大腿部のアートマ「レインボーアーチ(虹)」で天空神ディアウスに変身する。
アバチュ2から登場。反カルマ協会“ローカパーラ”の2代目リーダー。
初代リーダーだった友の死がきっかけで酒に溺れるが、その息子の叱責により目覚め、サーフたちに協力する。
左手のアートマ「ライトニングボルト(稲妻)」で雷神インドラに変身する。
記憶喪失の少女。ジャンクヤードでは珍しい黒い髪を持つ。
悪魔化して理性を失った人間を歌で制御できる。サーフと同年代の容姿だが、どこか言動が幼い。
後に右頬のアートマ「ウォータークラウン(水の王冠)」で水神ヴァルナーニに変身する。
アバチュ1の終盤でセラを迎えに現れた女性。カルマ協会の幹部。
過去にゲイルと面識があったような素振りを見せる。
胸元のアートマ「メイルシュトロウム(大渦巻)」で陰陽神ハリ・ハラ(シヴァとヴィシュヌの二神一体)に変身する。
特定の条件を満たすと、過去の女神転生シリーズに登場した悪魔が出現する。
どれも他のボスとは一線を画した強さであり、スキル構成を整えなければ敗北する(特に1の某混沌王と2の某魔王)。
[地母の晩餐]
虚ろなるものから真実へ
闇の中から光のもとへ
滅びゆくものから不滅のものへ・・・
掲示板
138 ななしのよっしん
2024/02/01(木) 10:06:36 ID: mAAhXbQPNu
>>131
あとこっちも遅レスだけど元レスの人は多分ハーリーがギンッてなる前に「くるな、来ないでくれ」って棒読みでビビってるシーンのことを言ってるんだと思う
あれは今にも感情が発露しそうになってるっていう前触れの演出だと思うけど
>>117はそれを「感情あるじゃん」って思ったんじゃないかな
139 ななしのよっしん
2024/02/01(木) 12:09:18 ID: sDwxRmC6Ex
つか演技については声優さんが普通に実力者揃いで
全員が全員、明らかな棒読みな時点でこれは何かあるとは思ったなあ
140 ななしのよっしん
2024/02/15(木) 15:59:56 ID: Q6OXiUjw36
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最終更新:2024/04/21(日) 01:00
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