DJMAX TECHNIKA 単語

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DJMAX TECHNIKAとは、PENTAVISION社の音楽ゲームシリーズDJMAX』の初のアーケード作品である。TECHNICAではなく、TECHNIKA。略称は「テクニカ」「DMT」など。
キャッチフレーズは"Beyond The Future"。

2012年6月26日現在韓国ほか様々の地域ですでにTECHNIKA 3が稼働しているが、
本記事では日本版DJMAX TECHNIKA 2について記述する。

概要

初代はと暗いピンク、2は、3はを基調にしたインターフェースで、
ゲーム自体もクラブイメージのシックな雰囲気を演出している。

プレイ画面に、業務用音楽ゲーム筐体としてはおそらく世界で初めて22インチ赤外線タッチディスプレイを採用。
筐体上部には標準で32インチディスプレイが備え付けられており、プレイ画面と同じ映像を出している(が、縦の画面率がわずかに異なるため、タッチディスプレイべて多少縦に押し縮められた映像となっている)。
また、2つのヘッドホンジャックタッチディスプレイ左手側に音量調節ツマミとともに備え付けられており、気軽にヘッドホンなどを持ち込んで利用することができる。
必須ではないが、専用ICカードを利用するとゲームデータ記録が可になり、Platinum CrewモードオプションでTECHNIKAを最大限に楽しめるようになる。

初代は韓国では2008年10月31日日本では2010年12月21日に稼働開始。
発売から2年以上遅れての日本版稼働であるが、本来日本での稼働某社の訴訟により絶望視されていた。
現在日本で遅まきながらTECHNIKAがプレイできることは奇跡的なことだろう。

なお、現在DJMAX TECHNIKAのPlayStation Vitaへの移植版である『DJMAX TECHNIKA TUNE』が日本でもサイバーフロントからローライズされて2012年9月27日発売。
Vita仕様上、アーケード版と異なり静電容量式のタッチネルを用いることになり、画面サイズの関係上どの譜面も3レーン譜面デザインベースはTECHNIKA 2であるが、楽曲は初代、2だけでなく3の楽曲も多く収録されていおり、もちろん全新曲も収録されている。

ゲーム仕様

プレイ方法

操作

タッチディスプレイを利用しているため、手で触れて直感的にプレイできる。
上下に二分割されたラインに配置されたノートを、それぞれのノートに対応した取り方で、タイムバーに合わせて拾っていく。(基本状態では)画面左上右下から流れてくるタイムバーノートん中に近いタイミングであるほど高位の判定・スコアが得られる。

ノートの種類

ノート名は英語版チュートリアル表記のものに準拠する。

ノート

ピンク色ノートワンタッチで取れる。一応はチェーンノートのように取ることもできるが、挙動は若干異なる。

ェーンノート

先頭が緑色、鎖状部分が黄色の、関節を持つノートタイムバーに合わせてなぞって取る。関節部をタッチして通常のノートのように取ることもできる。筐体ポップでは「コネクトノート」、日本語チュートリアルでは「連結ノート」と表記されている。

ホールディングノート

青色で、丸い先端からバーが伸びているノートタイムバーホールディングノートの終端にたどり着くまで先端部分をタッチし続けて取る。しばしば他のノートと組み合わせられたり、ラインをまたいでバーが伸びていたりする。

ングノート

緑色の先端部分とオレンジの残りの部分からなるノート。先端部をタイミングよくタッチし、タイムバーに合わせてなぞって取る。多少アバウトに取っても許容されるわりに、不可解に感じられる反応も起こしやすく、慣れを必要とする。

リピートノート

紫色で、先端のノートと、それから伸びるバーで接続された子ノートからなっているTECHNIKAの高難易度譜面の要。タイムバーに合わせてノートタッチし、子ノートタイムバーが重なるタイミングノートを再びタッチして取る。高速連打や他のノートとの複合によって処理難度が上がり、上位の譜面になると初見ではほぼ理解が不能なまでに複雑に絡んだものも登場する。ちなみに、TECHNIKA 2からはリピート内部にホールディングを含むノートが登場している。

判定・スコア・ゲージ方式

シリーズでお染みであった1~100%の判定方式やプレイキューされ、

MAX() > MAX()COOLGOODMISSBREAK

の6段階判定となった。GOOD以上でスコアゲージコンボが増加し、MISSBREAKコンボが途切れ、ゲージが減少する。また、2以降はMAX判定はの2種類であるが、初代ではMAX判定が3種類だったうえ、表示判定は一緒でも内部判定では分かれているという非常に分かりづらい仕様であった。

また、2から追加されたFEVERシステムを使用すると、MAX判定もMAX判定として認識されるようになる。
FEVERシステムについての詳細はこちらのサイトexitを参照。

楽曲の最大スコアは、初代TECHNIKAでは従来シリーズと同じようにコンボ数に依存していたため、狙うランキングによってはこれを考慮した選曲やMAX数の調整を行う必要があった。
TECHNIKA 2からは全曲一30万点理論値になっており、そのような調整を行う必要はい。

ゲージは、シリーズ染みのサバイバルゲージ(完走できればクリアだが、になるとFAILED扱い)。
モードによって増減量が異なる。

オプション

ネットワークに接続されている筐体カードを使用すると、様々オプションをつけることができる。
基本的にドMネタプレイオプションが多いのはご敬。

FADE IN/OUT

タイムバーが近づくにつれノートる(IN)または消(OUT)。なぜかグノーだけフェードインせずに現れる。

FADE IN2/OUT2

IN/OUTよりノートが遅くまたは。暗譜レベル

BLINK/BLINK2/BLIND

タイムバーが点り(BLINK)、消えている時間が長かったり(BLINK2)、そもそもなくなったり(BLIND)する。

WIPE/REVERSE

最も実用的。譜面の向きをデフォルトの→/←から→/→、←/←、←/→に変更する。

ゲームモード

Star MixingPop Mixingステージごとに選べる譜面が決まっており、2曲完走である。

Star Mixing(旧称:Lite Mixing)

初心者向けモードテーマカラーは明るいグリーン。3ステージ制。このモードのみ3ライン(他のモードは4ライン)であり、ノートサイズ大きい。また、タッチすべきタイミングに合わせてノートタッチするが表示される。

タイムバーゆっくり(2小節が1スクロール)とした曲が多く、また難度も控えめに設定されている。ゲージの増減も最も易しい。TECHNIKAは一部楽曲(特にPortable 2以前の楽曲)のカットがコンシューマシリーズと異なっていたり、タッチスクリーンの感覚がつかみにくかったりするので、DJMAXシリーズに慣れしんでいる人も一度はプレイしておくべきだろう。

Pop Mixing(旧称:Popular Mixing)

初級者~中級者向けモードテーマカラーピンクPopと略される。3ステージ制。要なゲームモードで、単曲や3ステージ分合計のスコアインターネットランキングが存在する。

ゲージの増減量、譜面難易度共に標準的で、ゲームに慣れるとしばらくお世話になるモードだろう。
また、隠し要素を解禁すると大半はこのモードに追加される。

Club Mixing(旧称:Technical Mixing)

上級者向けモードテーマカラー青色Clubと略す人もいる。4ステージ制。「セット」と呼ばれる楽曲群から3曲選び、連続でプレイしていく。この3曲の組み合わせによって4曲が決定される。セットごとのスコアと、すべてのセットの合計スコアとに対するランキングがある。

ゲージの増減量はステージごとに厳しくなり、またXステージではゲージを(4-X)/4以上残して(もちろん、ゲージにしないで)クリアしないとその時点での経験値MAX Pointセットスコアも破棄されるため、非常に難易度が高い。配置されている譜面自体も難易度が高いMX譜面EX譜面である場合が多い。

上手すぎるプレイをするとハイスコアを狙えない4曲が出るセットが一部あるため、意図的にCOOL以下の判定を出して4曲を調整することがある。

Platinum Crew

初代のみ存在した、ネットワークに接続されている筐体カードを使用すると選択できるモードテーマカラー。3ステージ制。決められた曲順・オプションで3曲プレイし、クリア条件を満たしていく。

ゲージの増減量は極端で、かなり減りやすく、回復はあっという間である。また、Technical Mixingのように連続で曲をプレイするが、ゲージはその都度回復する。

現在ミッション、週間ランキングスペシャルパターン(SP)などのコースがある。ミッションクリアするとPopular Mixingで遊べる譜面が増えたり、Technical Mixingで遊べるセットが増えたりする(「The New Start」のみMAX Point報酬)が、解禁した要素は3回しかプレイできない(50回分まで蓄積することは可)。
SPコースは一部Technical Mixingでの隠しセットの解禁に関わっているが、基本的にはMAX Point報酬である。

この他、不定期大会のモードも存在したのだが、日本では開催されないまま稼働が終了してしまった。

CREW RACE

2よりPlatinum Crewモードに替わって登場したモード

プレイヤーが作った3曲1セット一覧から選び、それをプレイしてスコアを送信することで疑似対戦が行えるというもの。
セットリストは毎週入れ替わる。時には90リストが入れ替わることも。
セットの生成方法、注意点に関してはこちらのサイトexitを参照されたし。

参加アーティスト

大百科に記事のある作曲のみ記載する。この他にも日韓のコンポーザー・ビジュアライザーが多数参加している。

DJMAX TECHNIKA 2

各地で相次ぐ撤去やプレイ人口の少なさから日本での続編稼働が心配されていたが、2012年2月17日よりTECHNIKA 2のロケーションテストが東京レジャーランド秋葉原2号店で実施されたexit

一回の稼働延期のゴタゴタがあったものの、2012年9月27日日本版DJMAX TECHNIKA 2稼働
日本でのさらなるTECHNIKAの発展に大きな期待を寄せている人も少なくないだろう。

DJMAX TECHNIKA TUNE

2012年9月27日サイバーフロントより発売されたPlayStation Vita移植版。
にTECHNIKA 3新曲を中心にシリーズ全作品から幅広く収録。もちろん全新曲も8曲用意されている。
画面サイズの関係上全譜面3ラインで、譜面名もNMSTARHDPOPMXCLUBと名称変更が成されている。
また、TECHNIKA 3より追加となったさらに上位のEXTRA譜面も一部楽曲に存在する。
デザインモードなど、基本的には2のものをベースとしているものの、スコア方式や譜面などAC版と違う箇所も多い。

POP譜面CLUB譜面EXTRA譜面は表面だけでなく背面タッチパッドも使用するのだが、設定で表面だけのプレイにすることも出来るのでご安心を。ただし案の定一部譜面ツイスター状態になるので注意。

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