Don't Fight The Music

絶望を知るがいい……！！

Don't Fight The Musicとは、セガのアーケード音ゲー「オンゲキR.E.D.」の収録曲である。

概要

アーティスト	黒魔
チャプター	第4章 チャプター3
対戦相手	皇城　セツナ Lv.70
BPM	200
難易度	BASIC	ADVANCED	EXPERT	MASTER
	5	9+	13	14+
譜面作者			緑化委員長	monoclock vs samurai

2021年1月14日に第4章チャプター3『輝く、三つ星』公開と同時に新規追加。第4章ジュエル200個を消費する要解禁曲であると同時に、チャプター3の課題曲でもある。ダメージ総量1500%を削りきるとマイリスト追加・ストーリー解禁と共に「親密度上昇プレゼント（大）」が2つもらえる。

黒魔は作曲家・ボカロPにして、ニコニコ的には「中二マリオの人」。チップチューン、アンビエントに定評があり、音ゲーではSOUND VOLTEXの「大宇宙ステージ」や「I」で有名。詳しくは個別記事を参照。本曲も「I」を彷彿とさせる、黒魔らしいストーリー性のある楽曲に仕上がっている。ちなみにマンスリーミッションの特典称号で本曲のジャンルが「いっぱい」だということが判明した。 ジャンルとは……

「大ボス登場」と公式が煽るだけあってMASTERは当然の難易度14⁺（譜面定数14.9）。「samurai」ことみそかつ侍はデビュー1年足らずで早くも大ボス曲の譜面を（合作の片割れながらも）担当したことになる。
オンゲキR.E.D.で現れた様々な譜面の総ざらえといった雰囲気だが、「脳天直撃」よりさらに手の込んだ認識難などが仕込まれており初見では「わけのわからないもの」に見えることもあるだろう。冷静に譜面を見極め、見た目通りではなく押しやすい運手に分解し、見た目に惑わされずに押し切る能力が求められる。特に大サビでは、黒魔の主戦場だったSDVXをリスペクトしたかのごときダブルレーザーHOLDが視界を邪魔する中で、4レーン指押しをこなさなければならない。怒濤の展開の最後にはいままで見たことの無いオレンジ色の弾幕が一瞬現れて……！？

EXPERT譜面は譜面定数13.6、OpferとStargazing Dreamerが守っていた、定数13.5の壁を破る曲がついに現れた。全体的に指押しの地力が問われる構成で、レバー操作が複合して片手でTAP指押しを迫られたり、大サビでは8分、12分、16分の6レーン指押しが代わる代わる延々と続くEXPERTらしからぬ難関（運指が複雑でないのが救い）。これをALL BREAKできたならMASTERの13⁺は十分射程圏に入るレベルである。
他方、これまでのEXPERT最強とされてきたOpferの方がまだ強い（＝この譜面は逆詐称）という意見も多い。「（途中でボタンが変わる）高速16分交互指押しラッシュ→SIDE複合TAPなど(本曲)」か、「16分階段TAP分業→レバー……のラッシュ（Opfer）」のどっちがキツいか、ということで個人差の出やすい部分ではあるが、これまでのEXPERTでは自重していた要素を持ち込んだ、という面からすれば定数アップもやむなし、ともいえる。

なお、対戦相手の「皇城セツナ」は史上初の「曲によって属性が違う」キャラである。同時に登場した『Falsum Atlantis.』ではFIRE属性であったが、本曲ではAQUA属性である。Lv70ということで勝利のためには相当のデッキを準備すべきなのは言うまでもない。MASTER譜面にはLOSEになるほどではないが敵弾をくぐるシーンもあるため、「まんたん～」「ノーダメ～」系スキルでのダメージ底上げを狙う際は要注意。

関連動画

関連項目

• オンゲキR.E.D.
• 黒魔