Dr.フェイカーとは、「遊戯王ZEXAL」の登場人物である。CVは小川真司。
ラスボス然とした雰囲気を携えて登場する顔芸に定評のある謎の老人。
OPアニメやEDアニメにてダークシグナー編ラストのゴドウィン超官を彷彿させるデカさ(そりゃもう、街全体を見下ろせるくらいデカい)で現れるなど、あからさまなラスボス感を漂わせながら顔見せを果たしていたので視聴者達には第1話目からカイトや風也共々顔と容姿を知られていたが、その彼がアニメで最初に姿を現したのはカイトやMr.ハートランドと共に13話から。Mr.ハートランドやカイト達を操る黒幕として、OPアニメのイメージ通りのキャラクターとして姿を現した。ちなみに現状は、第1期から第3期まで全てのOP・EDに登場しているが。
特に第3期のアニメは超官を彷彿させるアレな描写が早くも話題騒然となっている。
(体と対比して)大きめの顔と横に広がった白髪が特徴で、さらにラスボス要素満点な風貌の老人という観点から視聴者達からは「ロックマン」シリーズのDr.ワイリーと同一視されたり、ワイリー(ワイリー博士)などと呼ばれたりもしているようだ。まあ、後述するように天才科学者であるようなのでそのイメージは、あながち的外れでもなかったわけであるが。
ストーリー中ではMr.ハートランドに指令を下しカイト達にナンバーズカードを回収させているほか、カイトの弟・ハルトの持つ力を利用してアストラル世界を滅ぼそうともしているようだ。本人に曰く「世界を守るために人間をやめた」との事で、基本的には異次元のような場所から自身のホログラムのみ出現させつつMr.ハートランドに指令を下したり、彼のファンタスティックな報告を聞くといった場面が専ら多く、基本的にはMr.ハートランドやカイトの周囲にしか姿を見せていないので一部の人物にしか存在を知られていない。
アストラルが住んでいたとされる世界と敵対している以外にも、世界を守る過程で人間をやめる以外にも様々な事をやらかした因縁から、WDC編から登場となったトロン一家には底知れない恨みを買っている。
特に一家の長であるトロンは共にフェイカーと並んでラスボスの匂いがプンプンしていたため、視聴者の間では「どちらがWDC編のラスボスで、どちらが『遊戯王ZEXAL』のラスボスか」という予想が盛り上がっていた。
ちなみにカイト達が使用しているカードやデッキもフェイカーが異次元の科学技術を用いて開発したものであるとの事。いずれ彼と戦うのが遊馬にしろカイト達にしろ、歴代のボスキャラ達を思わせる極悪モンスターやチートカードの出現が待望されており、そしてその視聴者達の予想は見事に応えられる事になった(詳細は後述)。
また第44話での六十郎の発言によれば、「百年に一度現れるかどうかというほどの天才科学者」「生きているのか死んでいるのか不明だが、もし生きているのなら年齢は六十郎や春と同じくらい」との事。
さらには、ストーリーの舞台である未来都市・ハートランドシティもDr.フェイカーによって誕生した街であるらしい。過去のシリーズにおける「童実野町(ネオ童実野シティ)」や、遊戯王5D'sに関する内容がストーリー中に一切登場せず語られもしていない事とは関係があるのだろうか・・・?
遊馬の父・九十九一馬と面識があるらしく、彼が失踪する直前はDr.フェイカーのガイドを務めていたという。
同放送回でⅤが「遊馬の父はアストラル世界にいる」と発言しており、フェイカーも現在は同じく異世界に存在している、と思われたが、続く第55話で再びⅤの口からフェイカーにまつわるさらなる秘密が明かされる。
この話によれば、かつてフェイカーはバイロン・アークライトと共に異世界への扉を探す研究を進めていたが、「異世界の扉が存在する」とされる謎の遺跡を調査へ赴くにあたり冒険家である一馬のガイドを受けながら遺跡へと入っていったが、やがて遺跡の奥で異世界への扉を発見すると、行動を共にしていた九十九一馬とバイロンの2人を陥れたのち異世界への扉を開くための生贄にするという暴挙に出る。
その後バイロンがトロンと呼ばれている現在の姿(子供)へと変化してしまったのも、一馬がアストラル世界に身を置いているのもどうやら彼の仕業だったようで、彼らにこの後どのような艱難辛苦が降りかかったのかは現状では推測しかできないが、トロンが兄弟達と共にフェイカーへの復讐を望むのもこの出来事に起因していたようだ。
そしてこの回にて、天城カイトとハルトの父親であるという事実が判明する。もっとも彼の直属の部下であるMr.ハートランドとの間柄は現状不明。(上述の、遺跡の調査の際に待機を命ぜられた部下達であるという可能性も・・・)
Ⅴの語った回想の中でもフェイカーとバイロンの仲は悪いわけでもなく、寧ろフェイカー自身が「我が親友」と述べている通りの仲なのだが、目的を同じにする彼らを犠牲にしてまで異世界への扉を求め続けたのか、長らく謎とされていたが、彼の真の目的は息子であるハルトを病から救う為だった。異世界(バリアン界)と契約を交わし、アストラル世界を滅ぼす代わりにバリアン界の技術を得てハルトを生き長らえさせる、という目的のためにフェイカーは親友も家族も捨て、アストラル世界を滅ぼすために行動を起こしたのであった。「世界を支配する」という発言も、恐らくは真意を隠すための虚言だろうか。
そのため単純な悪役というわけでもなく、ハルトがトロン一家に拉致された際は「すまない、私の責任だ」と呟いたり、続くWDC編準決勝でハルトを痛めつけられたりカイトがトロンの戦略で叩きのめされる様を見せられると「おのれ、バイロン・・・!」と怒りを露にするなど、一応作中でも息子達を心配する一面も見せているいる為、どうやら痛心を押し切って悪を演じていたものと思われる。
なお、上記の事実は下記のWDC編の最終決戦の最中にフェイカーの口から明かされるのだが、その割にはWDCが終わった後にハルトを平然とスフィアフィールド砲の要として組み込んだり、その発射の邪魔をするカイトをアストラル世界ごと消し飛ばそうとするなど、おかしな点も散見されるのだが。
(ハルトを兵器として運用する上で、傷物にされる事を恐れたとも考えられなくもないが・・・?)
そしてWDC編のクライマックス(第67話)、WDCを通して集めたナンバーズ・カードとスフィアフィールドへ捕えたZEXAL(アストラル&遊馬)、ハルトのエネルギーをもってスフィアフィールド砲の発射を実行に移そうとする。
しかし駆けつけてきたカイトやシャーク、そしてオービタル7の活躍でそれを阻止されてしまい、遊馬も救出され、「スフィアフィールド砲のエネルギーが再充填されるまでの間の時間潰し」と称して遊馬&シャーク&カイトと3対1のデュエルを開始する。
デュエルでは「ガーベージ」と名の付くカテゴリのモンスターを使用、そして後述のハンディキャップを埋め合わせるような強力な効果を持つ「No.53 偽骸神 Heart-eartH」及び「No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon」を召喚。難攻不落のモンスターを相手に遊馬達は苦戦しながらも絆の力で突破口を見出し、ひいてはカイトの「超銀河眼の光子龍」の攻撃を受けあと一歩のところまで追い詰められた。
その後フェイカーは上記の真実と自らの真の目的を口にすると、カイトの説得や遊馬・シャーク達の「俺達がバリアンを倒す」という宣言を受け改心した事でデュエルは決着・・・
するかと思われたが、なんとバリアンの使者がバリアン世界より現れ、「取引を破った」としてフェイカーの身体・精神を支配してしまう。その結果デュエルは続行され、自身の効果で再度フィールドに戻った「No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon」やバリアンのカードによってフェイカー(バリアン)は遊馬達にさらなる猛攻を仕掛けるも、遊馬とアストラルのZEXALの力で倒され今度こそデュエルは決着、フェイカーを支配していたバリアンも消滅した。
(元の世界へ撤退しただけのようにも見えるが)
WDC編決着後はどうやら、(フェイカーやトロンの言動からすると)バイロンとの過去はお互い清算されたようである。
でもMr.ハートランドとは結局どういう仲だったのか判明していない。
カイトが言うには「指名手配犯のコソ泥を匿った」という事だけが判明している(経緯については全く不明だが)。
また、ナンバーズやバリアン界には今後も関わっていくのどうかは不明。
「遊戯王ZEXALⅡ」での立ち位置に期待したいところ。
OPアニメの描写から、「ラスボス」「デュエルマッスル」などと散々に言われていたフェイカーだが、単純にマッチョになるのみならず何とサイボーグ化してしまった。
そればかりか、フェイカーが行ったデュエルのルールはフェイカーが3人分のライフ(12000)に対して、遊馬達はなんと3人で4000のライフを共有するというものであるため一見すると遊馬達が圧倒的に不利に思えるが、実は遊馬達よりもフェイカーの方が圧倒的に不利なルールだったりする。というのも、遊馬達は3人でライフだけではなくモンスターや魔法・罠カードをも共有している扱いとなる上に、ターン順も「フェイカー→遊馬→シャーク→カイト→フェイカー・・・」となっているので、シャークやカイトはフェイカーのターンを介さずとも先に遊馬が召喚したモンスターを(カイトはシャークのモンスターも)自分が召喚したモンスターとして扱える為、実質的に最大で3回の連続攻撃が可能な状態となっている。そしてフェイカーは先行ターンで布陣したモンスター(及び魔法・罠カード)のみでこれらを受けるなり凌ぐなりしなければならない為、実は歴代シリーズの「1人VS複数」デュエルでもトップクラスのハンディキャップを背負っているのである。 (何せ作中ではホープの攻撃を3回、シャーク・ドレイクの攻撃を2回、そして銀河眼の光子竜の攻撃を1回、計6回も受けている。相手のモンスター展開力や戦略によっては、10回以上の連続攻撃さえまかり通るかもしれない。) 恐らく超官もアポリアも絶望に駆られ裸足で逃げ出すに違いない。
前述のサイボーグ化演出に加え、デュエルではエースモンスターが第1形態→第2形態へ変身するかのような展開(フェイカーに曰く、「「No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon」は「No.53 偽骸神 Heart-eartH」の真の姿」)、及びバリアンが憑依したフェイカーのさらなる変貌ぶりなど、OPアニメの内容に違わずネタ成分がそれなりに多いボスキャラとなった。
なお、使用カードである「ガーベージ(garbage)」とは、英語で『ゴミ』『ガラクタ』を意味する言葉である。不動遊星が使用するカードとはイメージや雰囲気が似ている感じがするものの直接の関係は無い(はず)。
やっぱりあのゴミの山から拾ってきたのか。
故人。不治の病に苦しみながらハルトの魂を取り戻そうと研究していたが、本編開始から1年前の時点で立ち入り禁止となった研究ラボの中において死亡している。特殊な薬を服用して延命をしていたが、その薬を作る薬品会社から詐欺師のMr.ハートランドに不治の病の事を知られてしまい、死亡した後は彼によって自分の死を隠蔽されてしまい、新エネルギーの研究を奪われた。
名前の「Faker」がアニメとは違って意味深い事になっている。
羽原海美ルートではとんでもない理由でWDCを開いている事になっている。
詳細は伏せるが会場が静まり返り、司会役のハートランドも呆れる程の腹筋にダイレクトアタックを仕掛ける内容である。
掲示板
98 ななしのよっしん
2015/04/15(水) 18:08:48 ID: TSze3WTrUj
>>93
バカと天才は紙一重。(ジーニアスと偽骸神だけに)
ロードバウンスしてやるとライフきにせずまたライフ削ってしつこく呼んでくるからやっぱりアホだw
攻略サイトでも意味不明なデュエルをしまくってDPを稼がせてくれるなんてことが書かれてるくらいだからなw
99 ななしのよっしん
2022/05/23(月) 03:21:41 ID: 7rBl6uAdIz
DCやTFSPだとデッキが対して強くもないのにレベル9なんだよな
ラスボス補正って言われてるけどドン・サウザンドのヌメロンがocg化しちゃったから今後もしなんかしらのゲームで出るとしてもボス枠はあっちになりそう
ヌメロンならCPUでも普通に負けかねないくらいシンプルで強いし
100 ななしのよっしん
2022/07/03(日) 16:15:15 ID: pb5318NAn3
リンクスだと藍神やジムは声優変えて実装されたけどこの人は来るとしたら誰になるんだろうか
急上昇ワード改
最終更新:2024/03/19(火) 11:00
最終更新:2024/03/19(火) 11:00
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