E・HERO アナザー・ネオスとは、遊戯王OCGのカードである。
「TACTICAL EVOLUTION」(2007年5月12日発売)で登場。
デュアル・効果モンスター
星4/光属性/戦士族/ATK 1900/DEF 1300
(1):このカードはフィールド・墓地に存在する限り、通常モンスターとして扱う。
(2):フィールドの通常モンスター扱いのこのカードを通常召喚としてもう1度召喚できる。
その場合このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードがモンスターゾーンに存在する限り、カード名を「E・HERO ネオス」として扱う。
デュアルモンスターの1体であり、再度召喚することによって「E・HERO ネオス」になる。
E・HERO、デュアル、戦士族など、様々なサポートカードを利用できるのが魅力。
そのため、優れたサーチ効果を持つ「E・HERO エアーマン」などとともに、【HEROビート】と呼ばれる下級E・HEROを中心としたデッキが登場した。このカードはエアーマンや「増援」によるサーチに対応し、下級アタッカーとして攻撃力も高め、太刀打ちできないモンスターを相手にした場合は「デュアルスパーク」や「超融合」で除去し、墓地へ行けば「ヒーロー・ブラスト」で回収&除去、あるいは「ミラクル・フュージョン」で融合召喚と、サポートカードを生かした多彩な行動が可能。効果など無きに等しいため、「スキルドレイン」とも相性が良い。
サポート豊富な下級アタッカーとして、これからも活躍しつづけることだろう。
効果?ネオス?何のこと?
……再度召喚した際の効果は、自身を「E・HERO ネオス」として扱うもの。しかし、単体では何ら意味を成さず、下手に再度召喚してしまうと「デモンズ・チェーン」を受けるリスクがあるので、特に必要がない限り、可能な状況でも再度召喚しないほうが良いという有様であり、上記のような【HEROビート】で再度召喚されることはほとんどない。
そういう状態なので、このカードがネオスになれるということ自体を失念しそうだが、専用のデッキであれば使えないことはない。最上級モンスターのネオスと異なり、下級モンスターなので単体でも扱いやすく、上記のようにサポートに恵まれている。そのため、コンタクト融合などを主軸にする場合はこのカードが利用できる。
しかし、再度召喚しなければならないため、「E・HERO ネオス」という名前のモンスターを揃えると考えると意外と難しく、また、カード名を得られる状況が限られるため、「ミラクル・コンタクト」、「コンタクト・アウト」のようなサポートを存分に生かせない。特に「ミラクル・コンタクト」の存在から、フィールドに素材を揃えるより手札・墓地からコンタクト融合することのほうが多く、そのときにこのカードを素材にできないのが痛い。
そのため、下級モンスターだから本来のネオス以上の活躍をすると一概にはいえず、【コンタクト融合】デッキに入れる場合も、基本的には使いやすい下級アタッカーとみなし、コンタクト融合などの用途はあくまで補助的なものと考えたほうが良いだろう。
効果を無視しても「ネオス」モンスターではあるので、「E・HERO ゴッド・ネオス」の融合素材にすることは可能。特に意図がなければ、素材の「ネオス」モンスターはこのカードで賄うと良いだろう。
デメリットのない下級E・HEROの中では最大の攻撃力を持つ。デメリット持ちも含めれば「E・HERO キャプテン・ゴールド」の2100が最大。
アニメ・漫画どちらの出身でもない、OCGオリジナルのE・HERO。「E・HERO キャプテン・ゴールド」に次いで2枚目であり、後に「E・HERO ノヴァマスター」や「E・HERO ブレイズマン」も登場した。
イラストに描かれているのはネオスによく似た少年。名前のアナザー(another,別の、もうひとつの)からすると、ネオスとは別人の、ネオスにあこがれる子供といったところだろうか。しかし、anotherの名が示すように、真のネオスになることはほとんどない……。
数あるE・HEROの中でも採用率は高いほうで、その点では使いどころの少ないほかのカードより恵まれているが、本来の意図に反し、どんなに頑張ってもネオスになることはないというのは悲しいもの。
「Dチーム・ゼアル」でフュージョン・マスクが使用。
「E・HERO オーシャン」とともに、「E・HERO アブソルートZero」へと「融合」された。
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最終更新:2024/04/19(金) 08:00
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