E-HERO単語

イービルヒーロー

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E-HEROとは、遊戯王に登場したモンスター群である。

概要

イービルevil)は悪い・不道徳な・邪悪な・を与える・有な・不快な・不運不幸・災い等。同じテーマカテゴリである「E・HERO」の邪悪になった姿。
アニメにおいて、心の闇にとらわれた遊城十代こと覇王十代が使用する。

全てが悪魔族であり、属性は様々。全てが戦士族であったE・HEROの対であろう。
登場した期間が短かった事がしてか、モンスターは12枚と少ない。専用の融合魔法2枚、サポート魔法2枚と合わせて16枚である。
下級モンスターが3枚、上級モンスターが1枚、最上モンスターが1枚、融合モンスターが7枚であり、融合モンスターのうちの4枚はE・HERO素材としているため、E・HEROの一部とも考えられる。
しかし、融合に「ダークフュージョン」及び「ダークコーリング」が必要であり、「覇王」がなければ「融合」では融合召喚出来ないと言う事がE-HEROの最大の欠点である。融合はサーチや墓地回収の手段が色々とあるのだが、それがつかない。「ダークフュージョン」と「ダークコーリング」はサーチする手段が「アダスターゴールド」くらいしかなく、墓地に落ちたら回収しにくい。(「ダークフュージョン」は《X・HERO ワンダードライバー》の効果で回収できる。)

ただ単純なカードパワーとしては強な部類に入るため、「マリシャス・エッジ」や「ダークガイア」は単独でデッキに投入されたりしていた。

現在では、「マリシャス・ベイン」、「アダスターゴールド」が出張性も高くカードパワーが高いためこのカードのために「E-HERO」パーツ入れることも検討出来る。

HERO」として使う場合は「X・HERO クロスガイ」の召喚条件を満たせないことに年頭を入れて構築しなければならないことに注意しよう。

カード紹介

以下、遊戯王wikiより。

2007年7月21日発売”GLADIATOR'S ASSAULT”

E-HERO マリシャス・エッジ/Evil HERO Malicious Edge
効果モンスター/7/地属性/悪魔族/攻2600/守1800
相手フィールドモンスターが存在する場合、 このカードモンスター1体をリリースして表側表示でアドバンス召喚する事ができる。
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、 その守備を攻撃が越えた分だけ相手ライフ戦闘ダメージを与える。

攻撃名は「ニードルバースト」。元である「E・HERO エッジマン」を戦士から悪魔族に、さらにリリース軽減の効果を持たせた。
条件があるとはいえ上級モンスターとして召喚される効果を持ち、攻撃2600+貫通という上級としてはかなり優秀な戦闘を誇る。近年では、「融合準備」「帝王シリーズなどの登場により、サーチ・展開手段が増加。

E-HERO ヘルゲイナー/Evil HERO Infernal Gainer
効果モンスター/4/地属性/悪魔族/攻1600/守 0
(1):自分メインフェイズ1にフィールドのこのカードゲームから除外し、 自分フィールド悪魔モンスター1体を選択して発動できる。その自分の悪魔モンスターは、フィールド上に表側表示で存在し続ける限り、 1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
(2):このカードが(1)の効果を使用するために除外された場合、2回の自分のスタンバイフェイズ時に発動する。このカードを 表側攻撃表示で特殊召喚する。

自身を一時的に除外する事で、悪魔族一体に2回攻撃を可にさせる。その効果はそれぞれ「DーHERO デビルガイ」と「アサルト・アーマー」を彷彿とさせる。

E-HERO インフェルノウィング/Evil HERO Inferno Wing
融合・効果モンスター/6/炎属性/悪魔族/攻2100/守1200
E・HERO フェザーマン」+「E・HERO バーストレディ
このモンスターは「ダークフュージョン」による融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、 その守備を攻撃が越えた分だけ相手ライフ戦闘ダメージを与える。
(2):このカード戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。そのモンスターの元々の攻撃か元々の守備の内、高い方の数値分のダメージを相手に与える。

攻撃名は「インフェルノブラスト」、効果名は「ヘルバックファイア」。「E・HERO フレイム・ウィングマン」が悪魔族に、さらに戦闘破壊時にダメージを与える効果を持たせた。
元になったモンスターよりも強戦闘効果ではあるが、「ダークフュージョン」でしか召喚できないのがやはり難しいか。

E-HERO ライトニングゴーレム/Evil HERO Lightning Golem
融合・効果モンスター/6/属性/悪魔族/攻2400/守1500
E・HERO スパークマン」+「E・HEROレイマン
このモンスターは「ダークフュージョン」による融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):1ターンに1度、フィールドモンスター1体を対として発動できる。そのモンスターを破壊する。

攻撃名は「ヘルライトニング」、効果名は「ボルテック・ボム」。「E・HERO サンダージャイアント」が悪魔族に、さらに破壊効果に手札が不必要になり条件も緩和された。
ノーコストでの破壊効果は強。しかし「ダークフュージョン」の縛り重い

E-HERO ダークガイア/Evil HERO Dark Gaia
融合・効果モンスター/8/地属性/悪魔族/攻 ?/守 0
悪魔モンスター+岩石族モンスター
このモンスターは「ダークフュージョン」による融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードの元々の攻撃は、このカード融合素材としたモンスターの元々の攻撃を合計した数値となる。
(2):このカードの攻撃宣言時に発動できる。相手フィールドの守備表示モンスターを全て表側攻撃表示にする。この時、リバースモンスターの効果は発動しない。

攻撃名は「ダーク・カタストロフ」。
融合素材が種族であるため、様々な組み合わせで召喚できる。高攻撃を望まずとも攻撃3000は容易にえる。
優れた効果を持った悪魔族と岩石族に下記の「ダークコーリング」とこのモンスターを投入したデッキダークガイア」が存在。
表示形式変更効果も、相手の戦略を突き崩す事に一役買ってくれる。

ダークフュージョン/Dark Fusion
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドから、悪魔族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスター墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン相手の効果の対にならない。

E-HERO融合のためのカード
効にする効果は素晴らしいのだが、この効果以外で融合召喚できない条件はさすがに厳しい。
悪魔族専用の融合カードではあるが、E-HERO以外に強融合悪魔族は【DD】【デストーイ】など、既に他の汎用融合魔法を抱えてるカテゴリーカードがほとんどなので、素直にE-HEROに使ったほうが難か。

HEROの新たな形として登場したモンスターたち。
マリシャス・エッジは単独で採用されるほど強く、ヘルゲイナー悪魔デッキでフィニッシュになりうる。ダークガイアは「岩石+悪魔」の種族デッキでこそ生きる
他の融合モンスターたちはさまざまな融合の形のあるE・HEROべて、サーチも出来ない「ダークフュージョン」のみでし融合できず、使用はさすがに辛かった。

2007年10月20日発売”デュエリストパック-十代編3-”

E-HERO ヘルブラット/Evil HERO Infernal Prodigy
効果モンスター/2/闇属性/悪魔族/攻 300/守 600
(1):自分フィールド上にモンスターが存在していない場合、 このカードは手札から表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
(2):このカードリリースして「HERO」と名のついたカードアドバンス召喚したターンエンドフェイズ時に発動する。自分はデッキからカードを1枚ドローする。

特殊召喚効果と、HEROアドバンス召喚する時にリリースすれば、エンドフェイズにドローする効果を持つ。
攻守は低いが召喚条件は簡単。E-HEROでのアドバンス召喚マリシャス・エッジだけである。他にE・HEROに四枚、D-HEROに五枚以上ある。登場以降5年以上経った今ではV・HEROも対内となった。
サイバー・ドラゴン」やマリシャス・エッジと違い、相手の場にモンスターがいなくても召喚条件を満たせるため、シンクロ素材ランク2のエクシーズ素材リンク素材としても導入できる。

ステータスは「ヒーローキッズ」と同等だが、効果は「E・HERO バブルマン」に近い。

E-HERO ワイルドサイクロン/Evil HERO Wild Cyclone
融合・効果モンスター/8/地属性/悪魔族/攻1900/守2300
E・HERO フェザーマン」+「E・HERO ワイルドマン
このモンスターは「ダークフュージョン」による融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで 魔法カードを発動できない。
(2):このカードが相手ライフ戦闘ダメージを与えた場合に発動する、 相手フィールドセットされた魔法カードを全て破壊する。

攻撃名は「サイクロンスラッシュ」。元である「E・HERO ワイルドウィングマン」を悪魔族にし、さらに手札一枚をコストサイクロンを発動する効果だったのを、魔法の発動の封印と攻撃成功時にセットされたカードだけ破壊する効果になった。
戦闘ダメージで発動する効果であるため、攻撃の低さがネックである。

E-HERO ヘルスナイパー/Evil HERO Infernal Sniper
融合・効果モンスター/6/炎属性/悪魔族/攻2000/守2500
E・HEROレイマン」+「E・HERO バーストレディ
このモンスターは「ダークフュージョン」による融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードモンスターゾーンに存在する限り、魔法カードの効果では破壊されない。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。相手に1000ダメージを与える。この効果はこのカードモンスターゾーンに表側守備表示で存在する場合に発動と処理を行う。

効果名は「ヘルショット」。元になった「E・HERO ランパートガンナー」にべれば、効果ダメージ魔法破壊耐性ときわめて強になっている。
しかし今の環境では魔法破壊以外の除去な手段も豊富であり、1000ダメージを与える前に消される可性も高い。ロックデッキにこのカードを採用するのも、難しい。

E-HERO マリシャス・デビル/Evil HERO Malicious Fiend
融合・効果モンスター/8/炎属性/悪魔族/攻3500/守2100
「E-HERO マリシャス・エッジ」+レベル6以上の悪魔モンスター
このカードは「ダークフュージョン」による融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードフィールド上に表側表示で存在する限り、相手バトルフェイズの間、相手フィールド上のモンスターは全て表側攻撃表示になり、 攻撃可な場合はこのカードを攻撃しなければならない。

攻撃名は「エッジストリーム」。
上記のマリシャス・エッジ6以上の悪魔族、さらにダークフュージョンも必要とする。

攻撃強制効果を持つが、相手がバトルフェイズに入ることの強制はしていないため普通に出しても効果を活かしにくい。後記の「覇王」を発動中、相手バトルフェイズに「死融合」で出すと最大限に効果を発揮できる。

ダークコーリング/Dark Calling
通常魔法
(1):自分の手札・墓地から、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターゲームから除外し、 「ダークフュージョン」の効果でのみ特殊召喚できるその融合モンスター1体を「ダークフュージョン」による融合召喚扱いとしてEXデッキから融合召喚する。

E-HERO版「ミラクル・フュージョン」。第二の「ダークフュージョン」。
これの登場により墓地に送られたカードが使え、融合がやりやすくなった。

2019年6月8日発売”デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編5”

E-HERO マリシャス・ベイン/Evil HERO Malicious Bane
融合・効果モンスター/8/闇属性/悪魔族/攻3000/守3000
「E-HERO」モンスターレベル5以上のモンスター
このカードは「ダークフュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカード戦闘・効果では破壊されない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
このカードの攻撃以下の攻撃を持つ相手フィールドモンスターを全て破壊し、
このカードの攻撃は破壊したモンスターの数×200アップする。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「HEROモンスターでしか攻撃宣言できない。

初の闇属性融合E-HEROにして、初の「E-HERO」素材定の初の出来事を重ねたE-HERO。破壊耐性しかついていないが、《ダークフュージョン》で対耐性が付く。現時点では《E-HERO マリシャス・エッジ》は両方の融合素材条件を満たせる。

また、他の「HERO」と組んだデッキ構築をする場合、《D-HERO ディアボリックガイ》や《V・HERO ファリス》などがレベル5以上のモンスターとして素材定を満たせることも注。これらを使うルートは後述する《E-HERO アダスターゴールド》に到達しやすく、このカード融合召喚しやすい。

E-HERO アダスターゴールド/Evil HERO Adusted Gold
効果モンスター
4/属性/悪魔族/攻2100/守 800
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
「E-HERO アダスターゴールド」以外の「ダークフュージョン」のカード名が記されたカード
または「ダークフュージョン」1枚をデッキから手札に加える。
(2):自分フィールド融合モンスターが存在しない場合、このカードは攻撃できない。

同名以外の《ダークフュージョン》関連のカードを手札に加える効果。「HEROモンスターのため、「HEROモンスターをサーチするカードからこのカードアクセスできる。また、捨てたこのカードはそのまま《ダークコーリング》で融合素材に出来るため、駄が少ない。

フィールド上の効果は融合モンスターであればなんでもいい。最も(1)効果を使う場合は融合モンスター事前に並べておく必要はない。

元となった《E・HERO キャプテンゴールド》にべ、フィールドでのデメリットが緩和されており、サーチ対も大きく広がっている。

E-HERO シニスターネクロム/Evil HERO Sinister Necrom
効果モンスター
5/闇属性/悪魔族/攻1600/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札・デッキから「E-HERO シニスターネクロム」以外の
「E-HERO」モンスター1体を特殊召喚する。

墓地から除外して同名以外の「E-HERO」を特殊召喚する効果。過去の「E-HERO」があまり性が高くない分、縛りがない。(「HEROからしたら「E-HERO」定が実質縛りかもしれない。)《V・HERO ファリス》の手札コストや《フュージョンデステニー》での融合素材等、墓地に送る要素は決して少なくはないため、効果の起動自体はしやすい。

元となった《E・HERO ネクロダークマン》とべ、デッキからのリクルートとなっており大幅に強化されている。

覇王/Supreme King's Castle
フィールド魔法
(1):このカードフィールドゾーンに存在する限り、
自分は「ダークフュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる融合モンスター
ダークフュージョン」の効果以外でも融合召喚できる。
(2):1ターンに1度、自分の悪魔モンスターが相手モンスター戦闘を行うダメージ計算時に、
デッキEXデッキから「E-HERO」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
その自分のモンスターの攻撃ターン終了時まで、
墓地へ送ったモンスターレベル×200アップする。

「E-HERO」融合体の制約無視と「E-HERO」をデッキから墓地に送ることで悪魔モンスターの攻撃を上げるフィールド魔法。「ダークフュージョン」と記されているので、《E-HERO アダスターゴールド》でサーチ可。このフィールド魔法によって《超融合》で「E-HERO」が出せない問題をクリアしている。また《V・HERO ヴァイオン》でサーチした《融合》での正規召喚も可になった。

もう一つの墓地送り効果だが、に《E-HERO シニスターネクロム》を墓地に送ることも考慮に入れられるだろう。また、気づきにくい点だがEXデッキからも「E-HERO」が墓地に送れることは片隅に入れておいてもいいかもしれない。

イービルマインド/Evil  Mind
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールド悪魔モンスターが存在する場合、
相手の墓地モンスターの数によって以下の効果から1つを選択して発動できる。
●1体以上:自分はデッキから1枚ドローする。
●4体以上:デッキから「HEROモンスター1体または
ダークフュージョン」1枚を手札に加える。
●10体以上:デッキから「融合魔法カードまたは
フュージョン魔法カード1枚を手札に加える。

3つの効果から条件を満たした効果を一つ選択するタイプ魔法カード悪魔族という条件上、悪魔体のデッキか「E-HERO」体の色合いが強く、相手の墓地の状態に依存するため使う場面は選ぶ。「E-HERO」体のデッキであれば他の「HERO」へのアクセス手段や《E-HERO アダスターゴールド》のサーチ手段になり得る。10体以上の時の効果は適用出来ればラッキーくらいに思っておく方が難。

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