EF210 単語

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EF210 前面EF210とは、JR貨物が保有する電気機関車である。

概要

老朽化が進みつつあった国鉄来の電気機関車を置き換える的で、1996年に登場した貨物用の直流電気機関車。量産は1998年から始まり、幾度かの仕様変更を受け現在も年に数両のペースで製造が続けられている。

従来の直流電気機関車に倣い、体全体は濃を基本としグレーとのツートンに塗られている。前面は三面に折れたスピード感のある輪で、帯を中央に一本巻いたその顔つきは精悍ながらどこか優しい。
車体側面ロゴ最初の落成時にはJR貨物の試みとして、称が一般から募集された。最初のグループ岡山地区に配置(配備)されたことからECO-POWER 太郎と名づけられ、体にロゴが描かれるようになった。

動輪は6軸で、モーターの制御にはECO-POWERの名に相応しい特性を持つVVVFインバーターを採用した。同制御方式で先行していた先輩EF200の実績を踏まえ、継続し大量に製造・運用するためコストパフォーマンスの見直しを図っている。
これまで貨物列車牽引のだったEF66べ、出数字ではわずかに劣っているように見える。しかしVVVFインバーターによるきめ細かな制御により、同等として運用できるを持つ。

1998年の量産開始から2年間に落成した0番台と、2000年からVVVFインバーター半導体安価で高性なものに変更した100番台100番台ベース瀬野八山陽本線八本瀬野間)での後押し運用に対応した300番台の3グループに大きく分けられる。このほか最初に試作機として1両のみ製造された900番台が存在。

運用

岡山大阪神奈川各県にある幹線を担当する機関区へ配置され、南は東海道山陽本線下関四国新居浜高松、北は東北本線まで直流電化区間の広い範囲で活躍している。担当する列車コンテナタンクのみならず、多くのファンの注を集める甲種輸送大物を用いる特大貨物など特殊なものも経験。仲間を増やし旧来の電気機関車を置き換えていくにつれ演じる役も増えている。

現在100両近くの仲間が運用に就いており、今後もさらに追造される見通し。これからの直流電化区間における鉄道貨物輸送のを担っていく。

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最終更新:2024/04/25(木) 09:00

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