Ether99とは、SOUND VOLTEXの譜面製作者の一人である。
SDVXII稼動直後から登場したエフェクター。SDVXII制作決定記念オリジナル楽曲コンテストの第2回配信分で配信されたQubismで登場した。
プレーヤーの間では、"Ether"は"エーテル"と読み、"99"を読まず単に「エーテル」の名前で呼ばれていることが多い。ちなみにエーテルとはアルコール系の化学物質の一種である。
そして、2016年8月には別名義「Ester44」、2017年1月にはそれに準ずる名義「Ester運動」が登場した。
Ether99が担当する譜面は高レベルの物が多く、Qubismをはじめ、Quietus Ray、Fiat Lux、KiLLeR MeRMaiDなど、高難易度に属する譜面が多い。
そして、KAC2013ロードの先鋒であるLast ConcertoやFirestormロードの次鋒である紅の剣舞など数々の解禁ロードの曲を担当、多くの難民が発生した[1]。
配置傾向としては、鍵盤を多用することが多いが、きらきらタイム☆などでつまみを多用することもありバランスに富んでいる。ただ特徴としては飛び石押し、桂馬押し、出張押しなど、ハネリズムを利用したトリッキーな配置が多く、ニアが出やすい。また、レーンの傾きを多用するため、さらにニアを連発しやすい。この状態が続くと癖が付きやすく、ゲージとスコアが伸びにくくなってしまうので、要注意である。なので、高難易度曲に挑戦する際は抑えておきたいエフェクターの一人である。
また、xiの曲には必ずと言っていいほどEther99が登場しており、公式サイトの追加曲のアップデート告知でxiの名前が出てきた場合は、まずはこのエフェクターを警戒することをオススメする。さらにギター曲にもたびたび登場しており、ギター曲が出てきた場合は、Ether99、TEK-A-RHYTHM、レッドホットスクリューズ、浮世マシーンのいずれかを警戒すべきである。
2016年8月に開催された3機種合同イベント「NEW Generation 夏の流星フェスタ2016」で登場したxiの「Grand Chariot」で、別名義と思われるエフェクター名が登場した。
その名は「Ester44」。"Ester"は"エステル"と読む。こちらもEtherと同じく、アルコール系の化学物質の名前である。
配置傾向もEther99とさほど変わらず、ハネリズムを利用したトリッキーな鍵盤配置はこちらでも健在である。
そして、2017年1月のバージョンがIVになった頃には、すのうまんの「準備運動」でこの名義に準ずる名義「Ester運動」が登場。
ギターの音取りを忠実に再現した鍵盤中心の譜面になっており、まさに鍵盤慣らしの"準備運動"といえる譜面である。(…そこ!準備運動なのにMXMが18とか言わない!
こちらでもやはりセツナ押しや桂馬押しなどのトリッキーな配置が登場するので鍵盤が苦手な方は要注意である。
こちらの名義では2曲8譜面しか登場していないが、今後も登場すると思われる注目のエフェクター名義である。
ここでは、特にクリアが難しい譜面や配置が特殊な譜面を掲載する。
EXHAUSTレベル旧15・現17。Ether99の初担当譜面にして原点。冒頭からセツナ押しなどトリッキーな捌き方が要求され、全体的にも鍵盤が強い譜面。しかし、大幅な追加曲とプレイヤーの順応化によるレベルインフレでレベル15入門曲に程度に甘んじている。それでもIIIでスキルアナライザー魔騎士の課題曲として抜擢されている。また、中盤のつまみ地帯直前の両FXチップ→両FXチップ→両FXチップ×2→AD白チップ→両FXチップ→AD白チップ→両FXチップ→AD白チップ→両つまみ直角+外回し→両FXエフェクト→右直角はQubismの代名詞的難所である。
EXHAUSTレベル旧15・現17。後にスキルアナライザー剛力羅の課題曲となった譜面の一つ。ここでEther99の代名詞的譜面傾向となる飛び石押しと桂馬押しが登場する。これに階段やFX絡みの3点片手トリルが組み合わさり、登場当時のレベル15相応の鍵盤譜面になっている。また、中盤はQubismと同じくつまみ地帯があり、タイトルのレーザーを彷彿させるような小刻みに編み込むつまみがある。この中に数カ所、フカセトラップがあるため、かなり切らしやすい。また、Fiat Luxの解禁条件曲となっており、Aクリアしないと解禁できない。これが出来ずに解禁難民化、いわゆる「クワイタス難民」になってしまったプレイヤーも多かった。
後にHEAVENLY HAVENにて追加された上位難易度のHEAVENLYにおいても同曲を担当。
難易度は最高一歩手前の19を記録しており、トリルを含んだ大発狂やとどめの直角発狂など、表記に恥じない難所が目白押しである。
EXHAUSTレベル旧15・現17。前述のQuaitus RayをAクリアすると解禁できる譜面。中盤の傾きながら階段鍵盤を捌く部分は圧巻。この部分はかなり個人差が激しく、この部分の良し悪しでスコアとクリアグレードが変わってくる。あまりにも傾くため、体ごと傾けるプレイヤーもおり、この動画の冒頭でネタにされている。
後にEXCEED GEARにて追加された上位難易度のEXCEEDにおいても同曲を担当。
難易度はQuietus Ray同様の19。だが変則的な上下乱打やBTロングによる拘束地帯などにより、あちらとは別ベクトルの高難易度譜面に仕上がっている。
EXHAUSTレベル旧15・現17。元祖癖付き譜面。KAC2013ロードの先鋒曲。サビは指揮棒を振るような感じのつまみがある分業譜面だが、問題は冒頭とラスト。右つまみ内回し中に左FX→C白チップの繰り返し3回半→右直角+左FXエフェクトがあり、かなりトリッキーな取り方が要求される。
また、直前の長丁場なFXチップ絡みの鍵盤地帯もかなり癖がつきやすく、これのせいで逆ボになった、クリアしてもグレードがBにしかならない人が続出。そのために次の「超越してしまった彼女と其を生み落した理由」が解禁できない人がおり、のちにこの人たちを「ラスコン難民」と呼ばれるようになった。しかし、5th KAC直後に解禁条件が「Aクリア」から「AクリアもしくはEXHAUST譜面を50回プレー」と大幅な緩和がなされたが、それでも50回選曲しなければならないため、その分のプレー代金がネックとなっている。
後にGRAVITY WARSにて追加された上位難易度のGRAVITYにおいても同曲を担当。
難易度は旧15・現18。全体的に鍵盤がパワーアップしており、トリルや縦連が追加されるなどこちらも手強い譜面となっている。
BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-決勝にて、戦いの最後を締めくくる大将戦の最終課題曲としてお披露目された楽曲。MAXIMUMの難易度は当然、最高値の20。これは、Ether99としてはΣgØに続き2曲目となる。236という高いBPMの中で、曲全体に渡って多数配置された、最早暴力的とも言える24分階段が特徴である。その他にも縦連や直角複合なども存在し、2023年5月現在、SOUND VOLTEXにおける最難関楽曲として君臨している。
…しかしそれ以上に、この時の彼はいつもとは少し違っていた。
プレーの直前、課題曲と共に明かされたエフェクター名義は………
Ether99 a.k.a ~PH~
そう。Ether99の正体はPHQUASEだったのである。
決勝の舞台でそれを知ったファイナリスト達、およびそれを見ていた視聴者達は、Qubismの登場から実に10年目にして明かされた事実に対し、衝撃に打ちひしがれることとなった。
なお、当人はTwitterにて以下のようにコメントしている。
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/PHQUASE/status/1643620693077028867
張り切らないでください。
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最終更新:2024/04/18(木) 15:00
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