この記事は、「境界線上のホライゾン原作(既刊)」のネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
『No』『“Nokeeping Gundog” She Call』
F・ウオルシンガムとは、ライトノベル『境界線上のホライゾン』の登場人物である。
アニメ版の声優は桑谷夏子。
名前 | F・ウオルシンガム |
字名 | 首輪知らずの猟犬 “Nokeeping Gundog” |
所属 | 英国オクスフォード教導院 |
役職 | 英国オクスフォード教導院 風紀委員長 |
種族 | 自動人形 |
戦種 | 不明 |
HN | 番犬 |
特徴 | 完全重力制御型 |
特技 | スパイ活動及び吊し上げ |
女王の盾符(トランプ)の「2」にして英国風紀委員長の女性型自動人形。フランシス・ウォルシンガムの襲名者でもある。
棘がついた十字型の人形操作機のようなブレードを背後に2丁浮かべ、殆どの関節は繋がっていない。
これは自動人形の特性である重力制御を自身に用いる完全重力制御型自動人形であるため。
紺色の瞳、臙脂色の長髪を先で束ねており、胸は薄めのややHard。無口無表情で料理が得意ではあるが川上氏の作品らしく湯呑みにカラメルソースを入れて出してきたりする。アニメ二期では省かれたが、チャールズ・ハワードとシロジロとの交渉の際に、ハワードが噴水芸を披露した時に全力の延髄チョップを叩きこんで止めようとするなど、対応がセメント系で危険球を叩きこむことが多い。
得物は先にも記した人形操作機のような“千本薔薇十字”(Wars of the Roses)と呼ばれるブレード。荊のような波打の刃を持っており、これらが全て重力制御によりその名以上の数の刃に分離することも可能である。名前の元ネタとしては薔薇戦争から来ている。
完全重力制御型自動人形である彼女は、本体でもあり燃料計系が含まれる胴体パーツさえも、自由に分解・再形成が可能なほど精緻性をもち、かつ何かしらの手段を持って背後からくる攻撃や敵を察知でき、全方位認識可能な点から相手にとっては攻撃を当てることすら難しくなり、彼女の重力制御と千本薔薇十字とが合わさり驚異的な戦闘能力を有するということを意味する。
その弱点は(以降暗転部分ネタバレ)
後ろ髪で隠れている本体である走徒(マウス)。
彼女が後ろまで知覚可能なのはこのためであり、また走徒自体が自動人形のOSである。
こちらは表情が豊か(泣き顔しか見せてないが)であり、本来は相当臆病であると伺える。
アニメではこの事実が露呈した際に「Help me …」(原作では「Noh~」)と涙を浮かべながら呟くその姿は、
アニメファンだけでなく原作ファンさえも虜にしてしまった。
ハットン君みたいに言うなら、キュン死・・・DEATH!!
英国側においてねんどろいど化するなら彼女が一番最初かも知れない(編集者願望)
襲名元の人物はフランシス・ウォルシンガム。イングランドの政治家でありエリザベス1世のスパイであった。ウォルシンガムがいたからこそメアリ・スチュアート(当時のスコットランド女王、メアリ1世ではない)の処刑を決定付けられたとされている。また、フランシス・ドレークの後援者。
F・ウオルシンガムの説明に戻すと、英国の風紀委員、そして諜報部の長として活躍。英国内の他国のスパイの殲滅、己の情報網で他国の情報を得ているとされ、その存在意義は作中での説明で判る通り、英国において目立たない部分においても重要ポジションを担う人物である。寧ろ重要度は後者のほうが高い。
原作では表示枠で会話をするため同じく英国のウオルター・ローリーと同じくらい喋らない(この世界での自動人形や表示枠で意思を伝えることを考えた場合、ウオルターの方が顕著だが)。また極東弁ではなく英国弁で表示される。
アニメでは分かりやすさと大人の事情のためかしっかりと喋る。
アニメのスピード感を考えた場合、表示枠では視聴者に把握し辛いためと思われる。
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最終更新:2024/04/25(木) 06:00
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