Ga1ahad and Scientific Witcheryとは (ガラハッドアンドサイエンティフィックウィッチェリーとは) [単語記事]

『Ga1ahad and Scientific Witchery』（ガラハッド1号と科学的黒魔法）とは、音楽ユニット「Mili」の楽曲である。

概要

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 https://twitter.com/ProjectMili/status/698824177676115968

YouTube版とビリビリ動画版で全く同じ動画というわけではなく、ビリビリ動画版では映像上方に簡体中国語での翻訳字幕が追加されている。

また、後に2016年 10月12日発売のMili セカンドアルバム『Miracle Milk』にも収録された。

momocashewが二種類の声色を使って歌っており、これは後述するアートワークに登場する二人の人物の台詞をそれぞれの声色に対応させているようだ。つまり一人二役で会話劇をしているような楽曲となっている。

英語歌詞の楽曲だが、YouTubeでは日本語を含む多国語の字幕が設定されており、動画プレイヤー下部の設定アイコンから字幕表示オン/オフや言語の切り替えが行える。日本語の字幕では曲名の『Ga1ahad and Scientific Witchery』も『ガラハッド1号と科学的黒魔法』と和訳されている。

公式動画ではアートワークとして、「鎧を着て剣を構えた青年に、魔法使いのような格好をした少女が寄り添おうとしている」という光景が描かれている。

青年は頬の肉が削げて黒い顎の骨格のようなものが見えており、少女は剣に右腕や左手の指や首筋を斬られているが血ではない不思議な液体が漏れ出ているようで、どちらもヒトではないようだ。

また、Mili公式ブログでは藤森蒼によってアートワークのメイキング画像や裏話が公開されているが、その内容によればモモカ（作詞をしたmomocashewのことと思われる）と打ち合わせをした上で制作したとのこと。モモカからは「超イケメンのメカ青年　（鎧を着てる） 」である「Ga1ahad」と、「黒い服をきて帽子をかぶっているいわゆるよくある魔女」の「魔女」のイメージを伝えられたそうで、それを元にデザインしてアートワークを完成させていったようだ。ちなみに魔女の名前は「テルル」であるという。

歌詞は主にこの青年と少女の台詞で構成されているようだ。

歌詞中にはおそらく魔女（テルル）の台詞として「Don't be like Lansl0t」「You are the new upg rade」（ランスロット0号と違って　君は新しいグレードのはずよ）という一節もあり、テルルが作ったロボット騎士が「ランスロット0号」や「ガラハッド1号」ということなのだろうか。

「Lansl0t（ランスロット0号）」「Ga1ahad（ガラハッド1号）」という「円卓の騎士」に準えたネーミングから、他にも「Perciv4l（パーシヴァル 4号）」「Tris7an（トリスタン7号）」等といったシリーズが居るのではと妄想するファンも居るとか。

また、歌詞中に「Turn to page 617」「SC IE NT IF IC WITCHERY!」（ページ617　「科学的黒魔法」の章へ）という一節がある。

この「617」という数字はMiliの別楽曲（『Summo ning 101』や『world.execute(me);』）でも歌詞やPV中に登場しており、楽曲間の関連性を示しているのではないか、と言われることもある。

音楽ゲーム『Deemo』でプレイすることができる。2017年 10月19日リリースの同ゲーム「ver.3.1」から追加となった有料DLC（ダウンロードコンテンツ）「MILI collect ion vol.3」に含まれる3曲の中のひとつ。

Miliはゲームやアニメなどにタイアップ曲として楽曲を提供することも少なくない。しかし本曲の場合は上記のYouTubeやビリビリ動画に投稿された日（2016年 2月14日）や収録アルバム『Miracle Milk』の発売日（2016年 10月12日）が上記のDeemo ver.3.1リリース日よりかなり前である事からもわかるように、本ゲームのためのタイアップ曲というわけではなく、Miliの人気曲を『Deemo』にも提供したということのようだ。