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ガメラ 帰還

GAMERAとは、2015年10月に催された『New York comic con』にて初上映されたガメラの短編作品である。

概要

ガメラ生誕50周年を記念して制作された短編映像作品。
監督を担うのは石井人、音楽川井プロデューサー菊池剛。
キャスト高橋晟、宮藤官九郎

2006年の『小さき勇者たち~ガメラ~』以降これといった展開のないガメラシリーズだが、現在ガメラシリーズの版権を取得している角川書店社長である井上伸一郎2011年twitterより「ガメラの生誕50周年にあたる2015年までには何らかの形で新しいガメラをお見せしたい」との表明があり、さらに同社のムック本平成ガメラパーフェクションブック」でもガメラの再展開を示唆するような旨の記述もあった事から、ファンの間では何かしらの動きがある事が期待されており、そして2015年ニューヨークで行われた“NewYork COMIC CON”において本作映像が初開された、

本来ならば2015年11月に長編作としてガメラ映画制作する予定であったがプロット制作が難航し、これは一度白紙となり、そこで新たに石井氏をガメラプロジェクトに招き、そして出来上がったのがこの記念短編作であるという。

既に有ったプロットは中身は二作以後の昭和味であったとされ、それを見た石井氏はそれを好かなかったようで独自に作り直す事を決め、めて作るために初代ガメラを見直したとの事である。

登場怪獣

本作ではガメラを含め、登場する怪獣フルCGで表現されており、ガメラは今まで以上にないほど重厚な甲羅を持った怪獣として描かれている。これまではスーツアクションだったために表現上の限界があったが、本作はCGを用いる事により自由デザインでの描写可となったという。

ガメラ以外の登場怪獣にはシリーズ染みのギャオス東京を襲撃し、それから10年後の東京に今度は触手を持ったオリジナルの新怪獣が出現してガメラと対峙する様が描かれた。開田裕治氏が言うにこれは1968年バイラスモチーフであるとされ、また石井氏によると一応名前は付けられてはいるようだが、それでも“○○怪獣 ●●●●●”とかなりボカされた表記でそれ以上の詳細な設定は不明になっている。

映画化の予定について

映像開後より本作の正式な劇場版作品としての制作予定がある事が表明され、更に雑誌等には2017年開予定との記載もあり、加えて後にアナウンスされたKADOKAWA20162017年映画新作ラインナップ表にも劇場作品化企画の始動について載っていた。

しかし、それ以降はどれだけ経っても具体的な制作状況および開時期に関する情報[1]、実際の所は本映像はあくまで出資者募集用のPR的な側面の方が強かったという見方が濃厚であり、それでも結局は必要な出資が得られなかったのか、本作が正式な映画作品として完成開される事はないまま現在に至っている。

その後のガメラシリーズの新作展開は2023年放送の『GAMERA-Rebirth-』まで待つ事となる。

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脚注

  1. *当時のMovieWalkerや角川公式サイト開予定映画作品ページなどにも本作の事は書かれていなかった
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