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本作は主に20世紀末のイギリスを舞台とし、吸血鬼と吸血鬼ハンターの戦いを描いたバトルアクション漫画作品である。
大英帝国の王立国教騎士団、通称「ヘルシング機関」を管轄するヘルシング家の女性当主インテグラと、インテグラに服従する不死身の吸血鬼アーカード、アーカードによって吸血鬼となった新米吸血鬼の元婦警セラスの3名が、この作品の主人公である。
基本となるストーリー展開は、吸血鬼VS吸血鬼ハンターというブラム・ストーカーの作品に沿ったもので、王立国教騎士団と吸血鬼・喰屍鬼(グール)の戦闘が中心となり、中盤からはナチス・ドイツの敗残兵吸血鬼集団「ミレニアム」の戦いがメインとなっている。
漫画は少年画報社の月刊漫画雑誌「ヤングキングアワーズ」にて1997年から連載を開始し、2008年11月号にて完結している。また、若かりし頃のウォルターを主役に据えた外伝「THE DAWN」が「ヤングキングアワーズプラス」に6話まで掲載されたが、雑誌の休刊により未完となっている。
映像作品については、GONZOによるTVアニメと、サテライト、マッドハウス、グラフィニカ制作によるOVAが存在する。
2021年3月に、ハリウッドで実写映画化の企画が進行していると報道されている。[1]
英国の小村、チェダース村で村人が行方不明になる事件が続出していた。
そしてある夜、その村は喰屍鬼(グール)によって埋めつくされた。
そこに派遣されたのはヘルシングのゴミ処理係の「吸血鬼」、アーカード。
喰屍鬼を操るのは吸血鬼。アーカードは襲われていた婦警のセラスを吸血鬼もろとも殺し、アーカードの手によってセラスは女吸血鬼となって復活してしまった...
※個別記事のある登場人物については、詳細はそちらを参照。
ヘルシング機関 ーーーーーーーーーーーー | ||
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大英帝国円卓会議 ーーーーーーーーーーーー | ||
ミレニアム ーーーーーーーーーーーー | ||
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イスカリオテ ーーーーーーーーーーーー | ||
以下、被害者の会(加害者含む) ーーーーーーーーーーーー | ||
謎の存在 ーーーーーーーーーーーー | ||
『ヤングキングアワーズ』の増刊号『ヤングキングアワーズプラス』にて連載されていた、HELLSINGの外伝。
1944年のワルシャワを舞台に、若かりし頃のウォルターが活躍する話。ウォルターの他にもアーカードや少佐などが登場している。第6話まで描かれたが、雑誌の休刊で未完の状態のままとなっている。
未完という事情もあってか単行本に収録されていなかったが、『ヤングキングアワーズ』2012年2月号にて「特別付録 HELLSING外伝」として6話分が一冊の冊子にまとめられた。
恒例の巻末コントは、2010年5月号掲載分より再録された「ドリフターズ」キャラとの掛け合いが収録されている。
2001年10月にGONZOが制作したTVシリーズがフジテレビなどで放送された。全13話。
アニメ版は海外にも輸出・配給される事から、原作漫画にあるナチスやプロテスタントとカトリックの対立等はほとんど省かれており、ほぼオリジナルのストーリーで進行した。このため多くの原作読者からは不評を買い、原作者平野耕太も自身のサイトの日記や『ヤングキングアワーズ』の目次コメントでアニメとスタッフに対して意に満たない旨のことを書いている。
2006年2月に幾度かの延期を経て、「原作そのまま」かつ「原作が終わるまでOVAをリリース」かつ「(アンデルセン神父以外の)主要キャストはアニメそのまま」を謳い文句に新たに描き直された序盤と「ミレニアム」との戦いを取り扱うOVA版の製作が決定した。タイトルは"Hellsing Ultimate OVA Series"。
アニメ制作は新たにサテライト(1~4巻)→マッドハウス(5~7巻)→グラフィニカ(8~10巻)が担当することとなった。
なお本作は、品質をかなり重視しているため、1巻はリテイクの上で、2~4巻はそれぞれ当初の予定日より発売が延期された。初回限定版にはドラマCDや外伝プチアニメ等の付録が付いてくる。
上記のTHE DAWNも映像化されており、OVAの初回限定版特典として購入できる。1~3話まで。(尚、OVAの初回限定版特典映像はTHE DAWN以外にもあるため、一つの巻に一話なのか明記がある10巻にTHE DAWN全話有るのかは、表記が不明確なのでわからない。)
本作では「平野節」と呼ばれる作者独特の冒涜的で過激な台詞回しも特徴の一つとして評価されている。
代表的な平野節がこちら(原作とTV、OVAと台詞が異なる場合もある)。
OVA版が、2020/12/23時点で以下のサイトで視聴が可能。
余談だが、DMM DVD/CDレンタルサービスでOVA版とTV版をレンタルすることが出来る。TV版HELLSINGを観たいという方は是非。
DMM電子書籍では、漫画原作を一巻につき550円で購入可能。
購入を検討の場合は関連商品を参照。
ニコニコ動画でHELLSINGのTVシリーズ、OVA本編は殆ど無くMADが主流である。
アーカードやアンデルセン、少佐といった一癖ある個性的なキャラのMADが人気を博し、ニコニコオールスターの作品にもよく登場しているが、人気度はあまり高くは無く、やや日陰者といった感じである。
最近まで大手配信サイトでの配信がほとんど無かったので全編の視聴難易度が高く、知名度が地に落ちていた知る人ぞ知るアニメみたいになっていたからかもしれない。THE DAWNとか未だにどこにも配信されてないし。栗田早くニコニコでも配信してくれ。
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掲示板
1010 ななしのよっしん
2024/01/29(月) 13:27:58 ID: zQGUgFCQt3
ミス
よく登場人物の行動原理が支離滅裂で分からない、
設定矛盾やストーリ性が無く突っ込みどころ
満載みたいな意見を原作やOVA版も含めた
ヘルシングの各サイトの感想スレで見かけるけど
粗探しするほど突っ込み部分って多いかね?
そりゃ登場人物の大半がイカれていて狂気的な面を
露にしているからとっつきにくて感情移入しにくいというのは分かるけど大体のキャラは信念や行動原理は描写されていると思うけど
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
1011 ななしのよっしん
2024/02/03(土) 01:08:34 ID: 5qD1XsVu3X
>>1010
成程とは思う。ただ付け足すなら、この漫画はキャラクター個人より組織で見れば分かりやすいと思う。個性は有るけどその前提に所属意識がある気がする。
〇ヘルシング機関:イギリス王室を守る機関
・インテグラ…代々の仕事を意義ある物と見做し、それを真っ当したい
・アーカード…主に従う。その過程で吸血鬼に堕ちて迄生きる意味を見出したい
・セラス…成り行きで所属した故そこまで帰属意識は無いが、上司や恩人にはある程度報いたい
〇バチカン:カソリックの保護と発展
・マクスウェル…レコンキスタでバチカンの地位を向上させ、その結果で出生の屈辱や寂しさを紛らわすために栄誉に与かりたい
・アンデルセン…基本はマクスウェルと同じ。然し、同胞を使い捨ての親衛隊の様に磨滅する彼が許せない。バチカンに自分の力が必要だとは理解しているが、自分が神に愛されるに値しない虐殺の徒であると自覚している。
〇ナチ残党(少佐):かつての第三帝国の復興、報復を題目に掲げながらも目的は終わりなき生存圏拡大による永続する戦争
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1012 ななしのよっしん
2024/02/06(火) 09:34:18 ID: zQGUgFCQt3
>>1011
詳しい解説ありがとうございます。
アーカードの過去やヘルシング家との関係は
ヴラド三世や原典のブラム・ストーカーの
吸血鬼ドラキュラを調べたり読んだりすればより
アーカードの行動原理は分かるって感じかな。
初見で行動原理が読み取りにくいのは
やはりアンデルセンがマクスウェルを殺害した
辺りの流れかな。俺もここの大百科での様々な
意見や見解を見て彼を殺害した行動原理を
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最終更新:2024/04/25(木) 18:00
最終更新:2024/04/25(木) 18:00
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