Kreator(クリーター、クリエイター)とは、1982年から活動するドイツのスラッシュメタルバンドである。
ジャーマンスラッシュ三羽鳥(Kreator,Sodom,Destruction)と呼ばれるバンドの一つであり、スラッシュメタル全盛期を支えた実力派スラッシュメタルバンドである。
その特徴は何といっても速さ。速さと暴虐性がウリの三羽烏の中でも、初期から一際速さにこだわったスタイルを披露し、世界中のスラッシュメタルフリークの度肝を抜いた。ミレのヒステリックなヴォーカルに演奏力が追いつかない程の高速なリズムで突進していく曲が殆どを占める。特に2nd「Plesure Kill」はSlayerを超える速さを誇っていた。その後もただ荒削りに疾走するだけでなく、知的で工夫を凝らした個性的なリフ展開の楽曲を発表し続け、世界中で人気を得ることに成功する。
だが90年代中盤のスラッシュメタル衰退期に入ると、Kreatorも生き残るために音楽性偏向を余儀なくされた。6th~9thは別物バンドとも言うべき変貌ぶりで、スピードよりもグルーヴ主体の曲、ゴシック要素やギターソロを無くすなど試行錯誤が繰り返された。ミレ自身もこの頃を「アイデンティティの危機に陥っていた」と評している。
その後10thでは再びスラッシュ路線に回帰し、息を吹き返す。2005年の11th「Enemy of God」はスピードに叙情性と展開美を加えたパワフルでストレートなスラッシュメタルを見せ、多くのメタルファンを魅了し、彼らの中でも1,2を争う人気作となる。すでに結成30年目を迎えるが、毎年ウォッケン等のメタルフェスでライブをこなし、2012年春にも新譜を出す予定など今後とも活躍が期待されるバンドの一つである。
なおしばしば論争になるのが日本におけるバンド名の呼び方で、クリーターかクリエイターなのか未だにはっきりと定まっていない。ファンの中でも両方の呼称が用いられているので、ややこしい。
その混乱はレコード会社が原因と思われる。ソニーより初めて日本盤が発売された4thアルバムではクリーター表記であったが、ビクターからリリースされた6th以降はクリエイターとなり、日本クラウンからリリースした10th以降は再びクリーターに戻されるという経緯があった。日和見すぎる。
またBurrn!誌上や某大百科サイトにおいてはクリーターと表記しているが、Amazonではクリエイターとなっている始末である。わけがわからないよ。恐らくどちらでも正しいのであろうが、ファンとしてはメロデスバンドArch Enemy(アーチとアークで読み方が割れていたが公式にアーチとなった。)のように明確にしてもらいたいものである。ちなみにバンド名は英語で創作家を意味するCreatorとドイツ神話の悪魔の名前が由来である。
掲示板
3 apnCTGP
2017/10/06(金) 12:37:01 ID: bJM+2HBrsl
「Gods of Violence」アルバム追加してくれるとありがたいです ライブ久しぶりに日本 (名古屋) 来てくれて本当に嬉しかった!!
4 ななしのよっしん
2022/02/13(日) 03:08:05 ID: /78Almo6HT
案外とコメント少ないんだな、あのKreatorなのに・・ 2nd 最高すぎると思う。Reign In Bloodといい勝負できるくらいの出来。
5 ななしのよっしん
2022/08/19(金) 04:05:54 ID: 7F+ZFKTMPJ
読みに関してはクリエイターなんだろうな。
ライブのMCなんかでもそう名乗ってるし。
ただ、正直クリーターの方がメタルみというか、得体の知れない感あって好きw
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最終更新:2024/04/19(金) 11:00
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