Lonesome Roadとは、Fallout: New Vegasの第四弾DLCである。
モハビを旅する運び屋のPip-Boyは、ある日、プリムの西にある「キャニオンのスクラップ場」の座標を知らせる信号をキャッチする。その信号には座標に続けて「キャリアシックス」「ユリシーズ」という署名が入っていた。
キャニオンのスクラップ場へ到達した運び屋は、ザ・ディバイドと呼ばれる荒野へ足を踏み入れる。そこは絶え間なく起こる地震とすさまじい嵐によって外界から隔絶された土地だった。
放棄されたミサイルサイロに侵入した運び屋は、そこでED-Eにそっくりなアイボットを発見する。ED-E二号機とも呼べるアイボットと合流した運び屋は、自分をこのディバイドへと呼び寄せた人物の正体と思惑を探るため、荒野の踏破を試みるのだった……。
主人公である運び屋がプラチナチップ運搬の任務を受ける前、その任務を受けるはずだった男。しかし、運び屋の名簿に主人公の名前を発見したユリシーズは任務を拒絶、行方をくらませてしまう。
ユリシーズの目的とは何なのか? なぜ彼は任務を主人公である運び屋に任せたのか? そもそも主人公との関係は……?「Lonesome Road」では、運び屋とユリシーズの因縁が描かれる。
元々はゲーム本編に登場する予定のコンパニオンであった。NCRルートのコンパニオンであるブーンと対になる、リージョンルートのコンパニオンとなるはずだったが、最終的に本編からは削除された。
本編に登場するED-Eそっくりのアイボット。ディバイド内にある放棄されたミサイルサイロで眠りについていた。運び屋が解放することで旅に同行することになる。
本編のED-Eよりも高性能で「一日に一回、装備している武器を修理する」「一日に一回、エナジーセルかマイクロフュージョンセルを作り出す」「作業台を呼び出す(=ベロニカの能力と同じ)」「リロードベンチを呼び出す」ことができる(作業台、リロードベンチをを呼び出せるのはディバイド内にそれらが少ないためだと思われる)。
オリジナルのED-Eと違い、外装がきれいでなおかつビーム兵器の代わりにアーク溶接機を装備している。また、ディバイド内でアップグレード用のパーツを見つけると能力が上昇していく(そのパーツをすべて見つけることも実績/トロフィーの一つになっている)。
なお、「Lonesome Road」クリア後は、ED-E(クローン)の能力が本編のオリジナルED-Eに受け継がれる。「Lonesome Road」がロードされていれば、ニューゲームで開始した場合でも最初にオリジナルのED-Eに会ったときから作業台、リロードベンチの呼び出しが可能である。
工事用のアーク溶接機を武器に利用したもの。充電パックを使用。EMP能力を持つためロボット、パワーアーマーに特効。ED-E(クローン)も装備しているが、こちらはどちらかというと運び屋のサポート用で、、ディバイド内でロックのかかった自動販売機や扉などを開けるために用いられる。
ゲーム本編終盤で出てくるリージョン側のラスボス、リガタス・ラニウスが持っている斬馬刀(東方の剣)の通常版(量産型?)。バンパーソードの強化版。
近接戦闘用の小ぶりのナイフ。トレイラーでセントリーボットに突き刺さっていたりしたのはこれ。Blood-napはBowie Knifeのユニーク。とある場所で手に入る。
ユニークデスクロー「Rawr(ラオー)」を倒し、その爪を手に入れたものだけが作ることのできるユニークデスクローガントレット。作業台で作る際にはUnarmedのスキル75が必要とされる。
また、「Wild Wasteland」のTraitを持っている場合、名前が「Fist of North Rawr / フィスト・オブ・ザ・ノースラオー」になる。これは海外版「北斗の拳(Fist of North Star)」からのオマージュであろうと言われている。
火炎放射器燃料10発を詰め、赤いフレアを撃ち出す信号拳銃。フレアは直撃すると対象が燃える他、ディバイドに生息するTunnelerというモンスターを混乱させる効果がある。
現実世界のフラッシュバン/スタングレネードと同じく、食らった相手を昏倒させる(隠しパラメータであるスタミナにダメージ+攻撃スキルを一定時間低下)。ちなみに、あまりに自分の近くで爆発させると、自分も影響を受けるので注意が必要。
ゲーム本編にも登場したH&Hツール社製の釘打ち機。釘を弾丸とし、それをフルオートで目標にたたき込むことができる。釘は廃棄部品からリロードベンチで作成可能。ちなみに、デフォルトで消音武器である。
パワーフィストの拳正面に格納式の丸鋸を取り付けたもの。攻撃ボタンを押すとリッパーやチェーンソーのように押している間だけ丸鋸が飛び出し持続的に相手にダメージを与える。
ディバイドのあちこちに放置されている弾道弾の弾頭を起爆させるためのレーザー照射装置。それ自体には攻撃力はない。また、マイクロフュージョンブリーダー使用のため、弾も必要ない。
ゆりしーこと、ユリシーズが所持している近接戦用の打撃武器。「Honest Hearts」クリア時のように、「Lonesome Road」クリア後、運び屋の足下のフットロッカーに入っている。
アメリカ国歌「The Star-Spangled Banner」の歌詞の一部からその名を与えられた、小型のロケットを13発装填、連射できる肩担式のロケットランチャー。
実績/トロフィーの一つがこの武器のmodを三つ手に入れるというものになっているが、最初にED-E(クローン)と出会ったミサイルサイロ内で取得可能。ただし、mod一つが15000キャップするので、大量にキャップを要する。
modとして「Red Glare alpha strike(ロケットの弾速を200%増加)」、「Red Glare auto launcher(連射速度を25%増加)」「Red Glare far sighting(サイト覗き込み時のズームを4.35倍にする)」が用意されている。
爆薬に信管をつけて梱包したもの。地雷代わりに用いる。割合簡単に作れるが威力はかなり高い。自作するほか、ディバイド内に設置されているものを拾うことができるが、他の地雷に比べて爆発までのタイムラグが短いので「Light Step」のPerkがない場合は注意が必要である。
その名の通り、本編に登場したミサイルランチャーやテスラキャノン、「Lonesome Road」に登場するRed Glareのように肩に担いで運用するガトリングガン。使用弾薬はなんと10mm弾である。
modとして「SMMG mechanical upgrade(耐久力を25%増加)」、「SMMG recoil compensator(拡散度を0.2低下。0.9→0.7)」「SMMG extended magazine(装弾数を15増加)」が用意されている。これらも、最初にED-E(クローン)と出会うミサイルサイロ内で購入可能だが、非常に高価。
NCRレンジャーコンバットアーマーや「Honest Hearts」に登場するデザート・レンジャー・コンバットアーマーによく似たヘルメットとセットの防具。
その名からして、暴徒鎮圧部隊に配備されていたものと思われる。アドバンスド、エリートの上位二種類が存在する(エリートはユニーク)。
ディバイド内に潜んでいるNCRとリージョンの生き残り達が装備している防具。それぞれNCR、リージョンの既製品に修繕を加えたような形になっている。
ユリシーズが装備しているノースリーブのダスターコート。「Lonesome Road」クリア後、運び屋の足下のフットロッカーに入っている。
「Lonesome Road」クリアのご褒美としてユリシーズからもらえる同じデザインのノースリーブのダスターコート。どの勢力に肩入れしているかによって背中のエンブレムが変わる(NCR=NCRの双頭の熊、リージョン=雄牛、Mr.ハウス=ユリシーズのものと同じ合衆国の国旗、イエスマン=黒いスペードに21の数字)。
これを運び屋に渡すために夜なべしてちくちく縫っているユリシーズを想像するとちょっと可愛い。
その名の通り、所持しているだけで、HPが一定値(スティムパック=50%、スーパースティムパック=25%)を切ると自動的に注入されるスティムパック/スーパースティムパック。
ディバイドのあちこちで拾えるほか、作業台にてスティムパック/スーパースティムパック+センサーモジュールから作ることができる。
あの悪名高いアメリカ軍御用達のレーションである。ディバイドのあちこちで拾うことができる。実際にアメリカ軍でMREの配備が始まったのは1981年からであり、1950年代をフィーチャーしたFalloutシリーズにしては、やや未来的なアイテムではある。
ディバイド内で拾うことができる寝袋。屋外でPip-Boyから使用する。カジュアルモードではHPと身体の損傷部位が回復する。ハードコアモードでは眠気(SLP)を0にする。
「Roughin'It!」のPerkを持っていると屋外で使用した場合、「Well Rested」Perk(獲得経験値に10%のボーナス)がつく。恐らくこれも、ディバイド内で眠れる場所が少ないために用意された救済措置と思われる。
本編開始の4年前、すなわちVault101のアイツがキャピタル・ウェイストランドでぶいぶいいわしている頃、NCRとリージョンの間で第一次フーバーダム会戦が行われた。その際、両陣営は補給路となるディバイドに手勢を送り込んだ。
その時の両陣営の生き残りがマークドマンである。ディバイドの恐るべき嵐によって皮膚を剥がされ、放射能によってグール化した彼らは、陣営の違いを乗り越えて結託し、侵入者に対して襲いかかってくる。
運び屋がNCRもしくはリージョンの好評を得ていても関係なく、またマークドマンを倒しても両陣営からの評判が変化することはない。どちらも元の所属陣営の鎧を修繕しながら装備し続けている。
ディバイドに生息する大型の爬虫類のようなミュータント。その動きは「The Pitt」に生息するトロッグやVault22に生息するスポアキャリアーそっくり。一応これでも、元は人間だそうである。フラッシュバンや信号拳銃のフレアを食らうとおびえて逃げるか発狂する。
他に、デスクローがあちこちに出現する。またユニークデスクローが潜む洞窟も存在する。
この後、第五弾ダウンロードコンテンツとして「Courier's Stash」、第六弾ダウンロードコンテンツとして「Gun Runner's Arsenal」が配布されたが、どちらもアイテムを追加するだけの内容であるため、この「Lonesome Road」が事実上の最終DLCと言うことになる。
PC、Xbox360、PS3北米版(日本を含むアジア、その他)が2011年9月20日に、PS3欧州版が2011年9月21日に配信された。日本語ローカライズ版は2012年1月17日に配信された。
初回特典として配布されていたボーナス武器防具パック4つを1つにまとめたもの(実際にはキャラバンパック、マーセナリーパック、クラシックパック、トライバルパックが一度にまとめて配信されるだけである。既に持っているパックはダウンロードされない)。
新たなユニーク武器、武器mod、Perk、弾丸のレシピなどを追加するもの。武器を追加するだけのダウンロードコンテンツだが、専用の実績/トロフィーも追加される。
掲示板
31 ななしのよっしん
2015/03/27(金) 13:10:39 ID: FJhHmrat+D
まだfalloutやっている人がいてうれしいわ
32 ななしのよっしん
2019/11/10(日) 23:00:02 ID: yfQ+MJYT9L
今思うにユリシーズは、ベセスダ製Falloutを皮肉ったキャラなのかもしれない。
ユリシーズはディバイド破壊は主人公のせいと言うが、主人公は身に覚えがない。
いくら弁解してもユリシーズは聞き入れない。
つまりユリシーズが勝手に決めた「主人公」の設定で「プレイヤー」が嫌々ロールプレイをさせられるのがこのDLC。
ユリシーズのポエムチックな喋りも、吟遊GMをイメージしてるようにも見える。
33 ななしのよっしん
2019/11/22(金) 10:34:55 ID: IU1ebJW7kC
NCRに嫌われたのを誤魔化すために、リージョンを核ミサイルで吹っ飛ばしましたサーセンwww
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/23(火) 22:00
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