LUMIX(ルミックス)とは、パナソニックのデジタルカメラのブランド名。
コンパクトカメラや一眼レフカメラでは別々のブランドを用いるのが一般的だが、パナソニックではコンパクトデジタルカメラからミラーレス一眼、過去に販売していた一眼レフカメラやカメラ重視の携帯電話もすべてLUMIXブランドで統一している。このブランドを冠した第一号機が出たのは2001年で、それ以前も別の名前でデジタルカメラを出していたもののイマイチぱっとしなかったが、この統一ブランドの立ち上げ、独ライカカメラ社との提携によるレンズ開発、もともとビデオカメラで培った光学手ぶれ補正技術などを強みに、比較的後発ながら一定の地位を確立した。2022年現在、カシオ計算機の撤退により国内唯一となるデジタルネイティブのカメラメーカーとなっている。
レンズ交換式カメラではオリンパスとコダックの提唱するフォーサーズシステムに賛同し、オリンパスからの部品供給などの協力を受けて一眼レフにも参入したが、フォーサーズの拡張規格でフランジバックを短くするなどしたマイクロフォーサーズシステムをオリンパスと立ち上げ、ミラーレス一眼の第一号機を送り出した後はそちらに注力している。
2018年からは35mmフルサイズのSシリーズを投入した。ライカLマウントを採用し、同時に「Lマウントアライアンス」をシグマ・ライカカメラと共に立ち上げた。このためシグマ・ライカ・ライツ(2021年より)のレンズも使える。
前述の通りレンズ開発ではライカカメラと提携しており、ライカの品質基準をクリアした上位レンズにはLEICAブランドが付与されているのが特徴(コンデジ・マイクロフォーサーズのみ)。Sシリーズでも"Certified by LEICA"の称号が与えられている。
静止画画質を重視したハイエンドコンパクトモデル。大口径のレンズを採用した。
LXよりもコンパクトで普及型に振ったハイクラス機。現在販売していない。
いわゆるネオ一眼やサブ一眼。操作性を優先した大型の高倍率光学ズーム搭載モデル。
TZシリーズよりセンサーを大型化。LXシリーズと並ぶフラッグシップ機。
スリムコンパクトな高倍率光学ズームモデル。現在販売していない。
レンズとセンサを2つ搭載し3D撮影可能なモデル。現在販売していない。
LUMIX Gシリーズ:ミラーレス一眼。マイクロフォーサーズシステムを採用しており、レンズはOMデジタルソリューションズ(旧オリンパス)のミラーレス機用レンズM.ZUIKO DIGITALシリーズなども共通規格のため利用可能。ただし、パナソニックとオリンパスの手ぶれ補正は連動しないため、LUMIXにZUIKOレンズ(又はその逆)の組み合わせではレンズシフト式手ぶれ補正かセンサーシフト式手ぶれ補正の片方しか利用できない。また、マイクロフォーサーズなので、アダプタを利用すればフォーサーズのレンズも利用可能。
LUMIX Sシリーズ:ミラーレス一眼。フルサイズで、ライカLマウントを採用。Gシリーズと異なり、「S◯□」(◯には数字が、□には派生形を表すアルファベットが入る)のような製品名となっている。
一眼レフ亡き後のパナソニックのデジカメのフラッグシップ。特に動画の性能で人気と注目を集めている。GH3からはサイズもフラッグシップらしくエントリー一眼レフと同等以上の大きさで防塵防滴のミラーレス機となっている。
上記GやGHが一眼レフタイプ形状なのに対して、GXは箱形コンパクトなミラーレス機のハイエンド。GFシリーズがエントリー向けにシフトしたため、従来のGFシリーズの後継的な意味合いもある。Gシリーズに統合され、販売終了か。
最もコンパクトデジタルカメラ並に小さいモデル。GXよりもコンパクト志向でシューなどを省略し、価格も重視しているGFよりはプレミアム志向。現在販売されていない。
ミラーレス一眼の第一号機DMC-G1から続く一眼レフを小さくしたような形態を維持したシリーズ。性能はピンキリで、GHシリーズとGFシリーズの間を埋める存在。
現在はミラーレス機の廉価なエントリーモデル。アクセサリーシューなどを省きコンパクト志向になっている。
ボックス型。最早カメラの形をしていないがカメラである。動画撮影用。
Sシリーズをベースに大型の排熱ファンを追加し、動画撮影機能が強化されている。
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最終更新:2024/04/20(土) 09:00
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