MusicMakerとは、ドイツ・MAGIX社が開発、販売しているDAWである。
低価格帯のDAWながら、競合ウェアから頭ひとつ抜けた多彩で高機能なパッケージングをアピールに、2007年12月21日に初めての日本語版製品がAH-Softwareから発売された。
通常のパッケージ版が14800円という手頃な価格設定ながら(乗り換え版は9800円)、業務用制作ソフトとして評価の高いMAGIX社「Samplitude」「Sequoia」のエンジンをベースに設計するなど、DAWとしての基本性能に妥協はなく、あらかじめ質の良い内蔵シンセ音源(YELLOW TOOLS社と共同開発の「VITA」や、アナログモデリングシンセサイザー「Revolta 2」)や豊富なオーディオ素材がギガバイトスケールで付属するなど、初心者がすぐに使えるパッケージングとなっている。
また、当時の同価格帯ソフトでは異例の「エラスティック・ピッチチューン(ピッチ補正機能)」や、曲の長さや希望の曲調などいくつかの要素を設定するだけで自動でオーディオ素材を組み合わせて作曲するソングメーカー機能、本格的な動画編集が可能なビデオエディタ、取り込み音源のOFFヴォーカル機能など、付属機能の部分でも至れり尽くせりな内容であった。
加えて、同時発売の「jamバンド」という限定パッケージでは、VOCALOID「初音ミク」のサポートバンド的なポジションを思わせる3人のイメージキャラクターの絵を全面に押し出し、DTMソフトと二次元的マスコットキャラクターの融和という、初音ミクが巻き起こしたエポックメイキングに迎合する側面まで見せていて、もう何でもござれである。
なお、2009年3月19日には、いくつかの新機能(VOCALOID等のソフトと同期させる為のReWire機能・YouTubeへの動画直接アップロード等)を盛り込んだMusicMaker2が、2010年5月21日には、多様なアンプとキャビネットを組み合わせることが出来る高品位ギター/ベース・アンプシミュレータ「VANDAL_SE」などを追加したMusicMaker3が発売された。(ちなみにいずれもjamバンド版は発売され、新メンバーまで加入したようだ。)
そして2011年12月22日に、現在の最新版であるMusic Maker MXが発売された。長らく待ち望まれていた64bit対応や、新音源の追加、処理の高速・安定化が図られている。
※近年のバージョンはソースネクストが日本向けの販売を行っている。[1]
掲示板
27 ななしのよっしん
2015/03/31(火) 17:07:53 ID: fOq0X/LHSZ
28 ななしのよっしん
2016/05/03(火) 13:46:19 ID: nFoNsMuWdv
29 ななしのよっしん
2017/07/02(日) 19:19:50 ID: KTaDErsH6t
UVIの音源買ったんだけど、MusicMaker2MXじゃ使えなかった・・・ショック。
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最終更新:2024/04/19(金) 04:00
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