My sweet ウマドンナ～僕は君のウマ～とは (マイスウィートウマドンナボクハキミノウマとは) [単語記事]

『My sweet ウマドンナ～僕は君のウマ～』とは、日本中央競馬会（JRA）がまたやらかした公式サイトで配信しているギャルゲーである。

ニコニコ動画ではサブタイトル等を省き、単に「ウマドンナ」と呼ばれることが多い。→タグ検索「ウマドンナ」

続編『My sweet ウマドンナ2～ウマすぐkiss me～』は2012年 12月9日より配信開始。
こちらではキャラが増えている他、後述のTwitterとの連動機能が強化されているので使用している方は登録推奨。

概要

JRA 公式サイトで遊ぶことが出来るフリーのブラウザゲーム。
公式サイトの『CM サイト』の下にリンクがあるのでそこから飛べば遊ぶことが出来る。
主人公は馬だがなぜか人語を話すことが可能なので普通に意思疎通可能。
多少の専門用語は出てくるが、言葉から大体意味が把握できる程度のものだけなのでプレイの妨げになることはない。
ギャルゲーには欠かせないCGやサービスシーン、萌え要素もちゃんと用意されているので、紳士諸君も安心である。

フリーゲームながらOP・ED曲あり、主人公以外はフルボイス、立ち絵複数あり、目パチ口パクあり、途中セーブやCG鑑賞モードありとギャルゲーに必要なものはひと通りそろっていて馬鹿に出来ない完成度を誇る。
OPムービーの他に、話の開始時と終了時にアニメが挿入されるという点も見逃せない。
話の途中でセーブすることは出来ないが、1話あたりがまず20分かからないほど短いので問題はない。
名前・クリア時の特典等ツイッターとの連動機能もあり。
文章全体を特定のポイントまで戻してからまた読み直すことになるバックログ機能（ログ全体を参照して一部分をクリックして声を再生したり出来ない）がやや扱い辛いことと、ページがやや重いことが多いのが難点だが、このあたりは已む無しだろう。
（要求スペックが若干高いのも古いPCだとデメリットになるかも）

『馬が主人公』という点で受け入れ難い異質なゲームに感じる人も多いだろうが、『優れた潜在能力を持つものの成長が遅く出遅れてしまい自信が持てない主人公が女の子と出会い能力を開花させていく』という王道に則った話であり、楽しみやすい造りになっているので是非遊んでみて欲しい。

ストーリー

自信がなく、血統も普通で臆病な性格の三歳牡馬な主人公、もといウマ。
成長が遅く体が小さい馬でデビューが遅れていたが、その潜在能力を買われて夢路厩舎へ送られることに。
そこで彼は三人のウマドンナたちと出会うことになる。
時に優しく、時に厳しく彼に接するウマドンナたちと彼女たちと出会い変わっていく主人公。
そして最後に、レースの先に見えたものとは？

主な登場人物

主人公: 体が小さく、三歳でデビューすることになった競走馬。草食系男子。
牧場で偶然彼を見かけた夢路寿の要請で、夢路厩舎にやってきた。
やや内向的で自信が持てない姿を見せることも多いが、向上心は高く目標を一度見つけたら折れない強さを持っている。
鈍感で相手の好意を流してしまうちょっと馬鹿なところもあるが、まあギャルゲーの主人公だし馬なので仕方ないだろう。
松田あすか（まつだあすか）：厩務員　CV：豊崎愛生: STAGE1のヒロイン。
体が小さく、ドジだが元気いっぱいな癒し系の厩務員。
見た目はかなり幼く見えるが、競馬学校を経てこの厩舎にやってきたので割りと大人。
新しくやってきた主人公の担当をすることになる女の子で、馬を見て考えていることが120 %わかるという特技を持つ。
主人公に期待を寄せ、レース制覇の夢を彼に語る。
夢路寿（ゆめじことぶき）：調教師　 CV：佐藤利奈: STAGE2のヒロイン。
ジャージ姿の飾り気のないクール佇まいが印象的な、夢路厩舎を取りまとめる黒髪美人の調教師。
露出度は低いものの、ジャージの上からもはっきりわかるほどの巨乳でプロポーションは抜群。
牧場で見た主人公に将来性を感じ、夢路厩舎に招いた。
なかなか褒めてくれない厳しい女性だがその実力は確かで、経営手腕・指導能力に加えて乗馬の技術も相当なもの。
開業して間もない自身の厩舎を瞬く間に有名にした、非常に名が売れている人物である。
藤沢紅莉栖（ふじさわくりす）：騎手　 CV：遠藤綾: STAGE3のヒロイン。
まだ若いもののデビュー直後から活躍し続けている、天才ジョッキー。
凛とした佇まいから良血馬からも引く手数多の美人騎手だが、あるレースで対戦した主人公を気に入り、夢路調教師からの依頼を受けて彼に騎乗することになる。
見た目と物腰こそ貴族のような優雅さを漂わせている人だが、裕福とは言い難い家庭の出身であり努力を重ねて今の地位を築いてきた。
苦労を重ねて今の地位を築いてきたということもあり騎手としてのプライドは高く、良血馬たちを見て平凡な血統の自身を卑下していた主人公に境遇を重ねあわせつつつも励まし、レースに共に臨むことになる。