No.10 白輝士イルミネーターとは、アニメ・漫画「遊☆戯☆王ゼアル」に登場するカードである。
アニメに登場したこのカードの偽物である「No.10 黒輝士イルミネーター」についても本項で扱う。
ナンバーズ・ハンター、天城カイトが使用する特別なカード、ナンバーズの1枚。
レベル4モンスター3体を素材とし、オーバーレイ・ユニットを一つ使うことで、手札1枚を墓地に送り、1枚ドローする手札交換が行える。
アニメ・漫画ともにカイトVS遊馬(1回目)で初登場。
「フォトン・ベール」と「フォトン・リード」を利用したコンボで先攻1ターン目からレベル4の「デイブレーカー」3体を揃え、その3体をオーバーレイ・ユニットとしてエクシーズ召喚した。
その効果で手札を交換し、さらに墓地に送る行為を利用して「ライト・サーペント」を特殊召喚し、最終的には「No.20 蟻岩土ブリリアント」をエクシーズ召喚。先攻1ターン目からいきなりナンバーズの大盤振る舞いを披露してくれた。
このときは合計7体のモンスターを召喚・特殊召喚し、1ターンで手札を使いきってしまった。
その後、ドロー効果を発動したり「ゴゴゴゴーレム」に攻撃していたが、「銀河眼の光子竜」の特殊召喚のためにブリリアントとともにリリースされた。
アニメではWDCでカイトがトロンに敗れたことで、このカードはトロンに奪われる。
決勝、トロンVS遊馬で再登場。
「スフィアフィールド」の効果により、手札の「紋章獣ツインヘッド・イーグル」と「紋章獣アバコーンウェイ」をオーバーレイ・ユニットとして特殊召喚。効果によってアバコーンウェイを墓地へ送ってドロー。手札を補充しつつ、墓地へ送ったアバコーンウェイの効果につないだ。
その後、「No.12 機甲忍者クリムゾン・シャドー」に攻撃したが、相手の耐性によって破壊はできなかった(ただし、素材を使い切ったため、クリムゾン・シャドーは「スフィアフィールド」の効果で破壊された)。
最終的に、自身の効果で攻撃力の上がった「No.17 リバイス・ドラゴン」に戦闘破壊されたが、「紋章獣ユニコーン」の効果で復活し、「紋章獣ベルナーズ・ファルコン」(アニメ版)の効果でレベル4となって「No.69 紋章神コート・オブ・アームズ」のオーバーレイ・ユニットとなった。
WDC終結後は遊馬(アストラル)の手に渡っていると思われる。
漫画ではおそらくカイトが所持し続けており、最終的にはアストラルの手に渡る。
遊馬とアストラルのラストデュエルでアストラルが使用。「ナンバーズ・エヴァイユ」の効果でエクストラデッキから「No.93 希望皇ホープ・カイザー」のオーバーレイ・ユニットとなった。その後、No.93の1回目の効果発動時に素材として墓地へ送られており、遊馬の「墓地墓地の恨み」発動時に墓地のカードとしてカウントされている。
海外でのみ「シマーリング・ソード・スラッシュ」なる攻撃名が存在する。
カード名は白輝士が正しい。ただ、見た目は輝く白い騎士に違いないので、白騎士と「輝」をかけているのだろう。
やはり紛らわしいのか、第23話終了後の「モンスター人気投票・ナンバーズ編」のエントリーモンスター紹介の際、名前が「No.10 白騎士イルミネーター」になっていた。オーバーレイガイド2でも、「白」が落ちて「No.10 輝士イルミネーター」と表記されている。
前述の人気投票の結果は第8位。
初登場とほぼ同時期に放送されていた、OCGの「PHOTON SHOCKWAVE」のCMでこのカードの姿を見られるのだが、そこではブリリアントと共に「銀河眼の光子竜」のアドバンス召喚or特殊召喚のためにリリースされている(アニメ仕様なら特殊召喚)。
アニメ122話にてドン・サウザンドによって複製されたこの偽りのカードが登場。名前が「No.10 黒輝士イルミネーター」となりイラストも金色の馬を駆る黒いイルミネーターとなり、属性も闇属性になっている。ただし、それ以外はテキストも寸分違わず、オリジナルと同じ能力である。
わずかな違いとして、本物はカード名が金色(ウルトラレア仕様)、偽物は銀色(レアなどの仕様)。
徳之助は、強くなって遊馬の役に立ちたいとの思いからこのカードを拾ったのだが、結果としてはドン・サウザンドの思惑通りに動くことになってしまい、さらにはMr.ハートランドに居場所を知らせることにもなってしまい、裏目に出てしまった。
「PHOTON SHOCKWAVE」(2011年7月16日発売)で初登場。テキストは以下。
エクシーズ・効果モンスター ランク4/光属性/戦士族/攻2400/守2400 レベル4モンスター×3 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。 自分の手札を1枚墓地へ送り、自分のデッキからカードを1枚ドローする。※遊戯王カードWiki より引用
ナンバーズ共通の戦闘破壊耐性が削除されたこと以外は、アニメ版と能力は変わっていない。
攻守や能力は悪くないが、素材に3体を要求するため少々重いのが難点。3体素材が効果の条件になっている光天使であれば一応使い道がある。
手札交換効果は「墓地へ送り」なので「墓地へ捨てられた」を条件とする暗黒界のサポートにはなりえない。
手札で不要になったカードを墓地に送るのもいいが、せっかくなら「ゾンビキャリア」「超電磁タートル」など、墓地で効果を発揮するモンスターを墓地へ送りたい。墓地へ送られることを条件とするカードとのコンボももちろん可能。
ランク4・光属性・戦士族のナンバーズ仲間には「No.39 希望皇ホープ」がいる。
向こうは2体の素材でエクシーズ召喚でき、攻撃無効効果を持っていて、攻撃力はこちらより高いので使い勝手では向こうのほうが良かったりする。こちらが勝る点があるとすれば、守備力が僅かに高いことだが、それでも素材数の多さに見合ったものとは言いがたい。
また、同じ素材数で「No.16 色の支配者ショック・ルーラー(2016年1月から禁止カード化)」、「ヴェルズ・ウロボロス」など強力なエクシーズモンスターが出せるため、それらよりこちらが優先される状況が少ないのも難点。
さらに2014年以降には、光属性・戦士族にも同じ素材数でより汎用性の高い「星輝士 デルタテロス」が登場し、さらに厳しくなってしまった。
「DUEL TERMINAL-破滅の邪龍 ウロボロス!!-」、「デュエリストパック-カイト編-」でそれぞれ再録されたが、どちらもレアリティはノーマル。初出のウルトラレア、アルティメットレアから一気にレアリティが転落している。それだけ手に入れやすくなったともいえるが……。
掲示板
52 ななしのよっしん
2016/07/19(火) 21:22:26 ID: XMAm6Ur+2O
何が悪いってやっぱ素材3体ってところに尽きる。二体で出せたら汎用手札交換で当時のカードプールなら良カードどころか強カードだったのに。
53 ななしのよっしん
2017/03/21(火) 22:07:09 ID: TsFZUz78WX
一応光天使で極偶に出る。
セプターを使ってエクシーズ出来てる状況で、
相手フィールドにセプターの的が1枚だけで、
閃光の結界像で光属性しか出せない時に使う事がある。
耐性持ちのヘイローでもいいけどそこは素材を能動的に墓地に送れるからセプターの蘇生につなげやすい。
54 ななしのよっしん
2017/03/22(水) 01:24:38 ID: j8VIvGgEk4
テテュス採用型の光天使だと割と頻繁に出るぞ
セプター効果に加えて自身効果で2回ドローできるからかなりのターボになる
極端なこと言えばルール改定前はイルミネーター3体でホープゼアル出すことすらあった
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/25(木) 15:00
最終更新:2024/04/25(木) 15:00
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